正直悔しい。
途方もない長さの階段があって、そのてっぺんにいつの間にかたどり着いているように見えても、頭ん中では呆れるくらいゆっくりと1段1段踏みしめて、そこまで自分を運んでる。隣にあるエスカレーターには乗らずに。
自分は、普段そういう風に見られないし、見せようとはしないけど、頭ではそう考えていて、馬鹿みたいに長い時間かけてシミュレーションしてる。
だから、上りきるまではオレは悔しいんだよスゴク。踏みしめるたびに、めちゃくちゃ悔しい思いをする。
掴み損ねたものが近ければ近いほど。
浮かれていればいるほど。
滑稽だね。コッケイだね。
上った階段を見下ろして
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