作品概要
年年有魚 結成10周年+活動休止前公演
『三人義理姉妹』
〜この世に知らなくて良いことなんて沢山ある〜
Cast
平田暁子
トツカ ユミコ
山本珠乃
馬場しあさ
岡田昌也
松田庸平
前田 勝
廣川 真菜美
西澤香夏 (ソラカメ)
長尾長幸 (劇26.25団)
根津茂尚 (あひるなんちゃら)
辻川幸代 (ニュアンサー)
Staff
舞台監督: 掛樋亮太
舞台美術: 仁平祐也
照明: 上川真由美
音響: 前田マサヒロ
制作: 飯沼久美子
Time table
[2017年11月15日(水)-19日(日)]
11月15日(水) 20:00
11月16日(木) 20:00
11月17日(金) 14:30★/20:00
11月18日(土) 14:30/19:30
11月19日(日) 14:30
※ 青字=観にいった回
[上映時間: 約90分]
Ticket
前売: 3,200円
当日: 3,500円
★割引公演: 2,500円
(全席自由)
Place
下北沢 駅前劇場
(→下北沢駅 徒歩1分)
リンク
公式サイト: https://nennenyugyo.amebaownd.com/
ストーリー
「この世に知らなくて良いことなんて山ほどある」
住宅街の古い一軒家。
三人の女とその家族達が暮らしている。
長女、長男、次男の三人兄弟。
長女は、自分の仕事ばかり大事にしている。未婚。若い男と付き合っている。
長男は、定職にも就かず夢ばかり追っている。既婚。不倫中。
次男は、家族それぞれの事情に気を揉んでいる。既婚。
この家は長男の嫁と次男の嫁が協力しあって成り立たせている。
しかし、長男の不倫が発覚。しかも若い女は長男の子を身ごもっているという。
知らなくても良いことに首を突っ込んでしまったがための気苦労。
義理の三人姉妹だった三人に別れの時が訪れる。
それぞれの事情を少しだけユーモラスに。
(公式サイトから引用)
インプレッション
チェーホフによる戯曲「三人姉妹」を題材とした舞台。こちらは三人「義理」姉妹だが。
じっくり噛んで味わうタイプの会話劇で、贅沢に間を使って空気を練り上げていくお芝居。
日本独特の人間関係というか、機微を表現しようとしている丁寧なシーンが多い舞台でした。
こういう芝居は基本的にテンポが悪いとグダってしまったりするのだが、出演者それぞれのキャラクターの軸がしっかりしているのでシーンが成立している。
どんなにゆったりやろうが飽きませんな。
飽きないってのは非常に大事。
緊張感の維持が巧い反面、緩和の部分はもっとやり方はあったと思うが、これはもう好みの部分なので。
評価: ★★★☆☆
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