今週は少し台本が来て、皆だんだんとそれぞれの役のディティールが固まってきた感じですかね。
もちろん自分が思っているソレと、共演者が思っているソレと、演出家が思っているソレはそれぞれ違うんでしょうがね。
ただ今週は、あまりできなかったシーンを、ある2人の役者と自主練などで自由に作ることができた。まだまだ固めてなくて、こねくり回している最中なんですが、これがまあ楽しいのなんのって。
関わり自体は少ないんですがわりと重要なシーンで、ぼくを含め3人ともいい意味でタイプが違うというか、まあ楽しいんですよ。
ひとりはこちらの意図、ベクトルの細かい修正をきちんと理解してもらえる頭の回転が速い柔軟な役者さん。もうひとりは狙いなど関係なく動き、迷いなく突き進める、しかしそれが最大の長所と言えるいい意味で馬鹿な役者さん。
こんな3人が同じ板の上に立ってある軸を入れ、その軸を合わせていくんだけど、これを定めていく作業がとにかく楽しい。
台本がもらえること、自分が魅せるべき台詞が台本上に存在するというこがどれだけ幸せか、稽古中にひとりで実感しております。
コメント