ペットショップのボックスの中ではしゃぐイヌやネコのしぐさを見ながら、はしゃいでいる僕らは、小窓から見えている彼らにとってどう映っているんだろうなんて、そんなことを考えながら小窓の下の数字に目をやるんだよ。
金で命を飼うのか? 金で命を買うのか?
彼らの人生の価値というものの大部分は、ゼロの多さによって生まれたときから決まっているんだけど、そんなこと気にもしないで動き回ったりはしゃいだり、とにかく忙しそうに小窓の向こうで生きている。下がることはあっても上がることはない。
透明のガラスひとつ隔てた小窓の外にいる僕ら。見られる位置で変わるのは、外か中かってだけで相対的な価値観は本人によって変化するなんだかとても不安定な世界。
君と僕は何が違うのか
この記事は約1分で読めます。
コメント
命をお金で買うって行為が人間のエゴに感じるぺこどらです。
でも、動物たちはそんなことを知らず私たちを癒してくれます。
なんだか複雑です。
>>ぺこ さん
あーなんていうか、ああいう買い物は”命”というよりもそれによって得られる”体験”を買ってるんだろうなーと思う。
オレはああいう場に行くと「ジブンの事もままならないのに、他者の世話なんて恐れ多い!」と腰が引けてしまうのですよ。