CRYSTAL NIGHT!

レビュー
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オモテ
ドラムスKO! 2009年5月公演
『CRYSTAL NIGHT!』
[Cast]
石岡琢朗、大蔵弘治、市川典子 (劇団花鳥風月)、小松 豊、八重柏賀子 (シアターキューブリック)、今村B、池田克成 (はんげきだんTOIZM)、降旗千佳、横山 卓 (Ah-be!! pierreproject)、広瀬文香
[Staff]
作・演出:小林シゲル
舞台監督:八重樫慶
舞監補佐:牛込新司 (劇団森)
照明:ETSUYO
音響:こばやん
衣裳:ドラムスKO!
チラシデザイン:はと
宣伝美術:日野誠
[Time table] 青字=観にいった回
5月21日(木) 19:30
5月22日(金) 19:30
5月23日(土) 14:30/19:30
5月24日(日) 15:30
 [上映時間:約100分]
[Ticket]
前売:2,800円
当日:2,800円
(全席自由)
[Place]
浅草橋 アドリブ小劇場
(→浅草橋駅 徒歩8分)
[劇団 公式サイト]
[ドラムスKO!]
http://sky.ap.teacup.com/d-ko/
[ストーリー]
“あったらいいな”を科学する、ここは佐藤研究所。
“なくてもいいよ”だって科学する―――。
今度の研究テーマは、「水晶」。
“水晶の夜”に何かが起こる・・・?
待望の「科学系コメディー」第3弾!ドラムスKO!は“占い”だって科学しちゃうぞ!

(チラシから引用)
[インプレッション]
チラシに「科学系コメディ」とかかれているとおり、劇中に客を巻き込んだ実験が始まったり、水晶という物質について化学式から図を用いて詳しく解説しだしたりと、まるでHNKの教育番組のよう。
内容もとてもわかりやすく、順を追って劇中のキャラクターが客に向かって解説してくれるが、はっきりいってストーリーとはまったく関係がない。厳密に言うと関係なくはないが、そこまで詳細に説明する必要も複線もないのにしっかりと”教育番組”が展開される。
役者の個々のレベルにもややムラがあり、安心して見れる部分と少し置き去りにされてしまうと感じる部分があったのが残念。でも、全体で見せようとするものはシンプルなので、それだけに役者の個人技が如実に出てしまうのだろう。
総じてこういった手法が悪いと言うわけではないが、良くも悪くも好みが分かれる舞台だと思う。
ただ、今回が第3弾ということで、これからも一貫してこのスタイルを貫いていくのなら、もっとこのカンパニーにしかできない事を昇華して行けば十分に価値が見出せるし、面白いんじゃないかと。現状は「子供に見せるといいかもね」止まりなので。まぁ、それは教育テレビがやってくれていることですし。
評価:★★☆☆☆

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