来ました台本!
物語もいよいよクライマックスに向けて動き出してきた感じで、出演者一同色んな意味でドキドキそわそわしております。
簡単なミザンス (段取り)を演出から伝えてもらったので後は感情を乗せていき、掘り下げる作業です。
しかしながら、初めてもらった台詞を読むというのは個人的にとても好きな瞬間です。
演じる立場であると同時に、初めて見るお客様と一番近い目線でその物語に触れることのできる瞬間なんですから。特に緊張感とワクワクが入り混じったあの感じがたまりません。これは役者独特の感覚かもしれませんね。
そして、読み方や、それを聞く相手に与える印象も、各々がそれまで作ってきた役の掘り下げや解釈によって明確に差がでるのも面白いところ。
7分目? …8分目まで来たでしょうか。
脚本家の頭のなかにあるものがどれだけできてきているのかはわかりませんが、それをカタチにするのは紛れも無く僕たち役者です。
お客様よりも一足先に『龍 -RYU-』という作品を堪能したいと思います。
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