作品概要
- 原題
- Minions & Monsters
- 監督
- ピエール・コフィン
- 脚本
- ブライアン・リンチ、ピエール・コフィン
- 声の出演
- ピエール・コフィン ほか
- 日本語吹替
- 松平健、千葉雄大、鈴木愛理、山寺宏一、エース、寺家、LiSA
- 製作年
- 2026年
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 90分
- 鑑賞記録
- 2026年8月9日/TOHOシネマズ新宿(IMAXレーザー・日本語吹替版)
評価:★★★★☆ 77点

ストーリー
ハリウッドで映画作りに挑むミニオンズ。モンスター映画のために本物の怪物を探すうちに、街を巻き込む大騒動を引き起こしてしまう。
インプレッション
『ミニオンズ&モンスターズ』。楽しかった! この子たち、相変わらずやってることはめちゃくちゃ言葉すらまともにわからないんんだけど、それをちゃんと楽しめる映画にする技術は凄い。
今回はハリウッドで映画を作る話。ミニオンズにモンスターを掛け合わせるだけでも十分賑やかになりそうなのに、そこへ映画そのものの歴史まで持ち込んでくる。可愛いキャラクターの大騒ぎを観に来たら、思いのほか作り手の映画好きが漏れている、という感じ。この組み合わせは面白い。
特に、ミニオンズとサイレント映画の相性の良さ。何を言っているのかはよく分からなくても、動きや表情、間の取り方で伝わる。考えてみれば、もともとそういうキャラクターだったんだよね。彼らを昔の映画の世界に置くことで、その面白さが改めて見えてくるのがいい。
オマージュも、知っている人が元ネタを当てるだけのものになると、ちょっと内輪っぽくなる。でも、ミニオンズがそこに混ざると、元の映画への敬意と、全部ひっくり返してしまう悪ふざけが共存する。この遠慮のなさが、ちゃんと作品の持ち味になっているのが流石。
ただ、ネタが次々に出てくる楽しさに比べると、物語としての余韻はそこまで強くない。あれもこれも面白い、という賑やかさを楽しむ映画なので、一本の話として気持ちが大きく動くところまでは求めにくいのかもしれない。
とはいえ、こういうコメディで、理屈を追う前に笑えるものを作るのは簡単じゃない。動きの勢いだけで押し切るように見えて、伝えるための細かい工夫がある。バカバカしさを成立させるために、ちゃんと手間をかけている感じが大好きな自分がいる。



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