原題:Get Smart
監督:ピーター・シーガル
製作総指揮:ピーター・シーガル、ブレント・オーコナー、ジミー・ミラー、デイナ・ゴールドバーグ、ブルース・バーマン
製作:アンドリュー・ラザー、チャールズ・ローヴェン、アレックス・ガートナー、マイケル・ユーイング
脚本:トム・J・アッスル、マット・エンバー、ブライアン・シンガー
音楽:トレバー・ラビン
撮影:ディーン・セムラー
編集:リチャード・ピアソン
美術:ウィン・トマス
出演:スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、ドゥエイン・ジョンソン、アラン・アーキン、他
データ:2008年/アメリカ/111分 [ワーナー・ブラザーズ]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
[ストーリー]
マックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)は米国の秘密諜報機関“コントロール”で分析官として働いていた。地味なイメージの内勤ではなく、花形である現場エージェントとして活躍することを願い、テストにも合格。ところが上司(アラン・アーキン)にはその優れた分析能力を重要視されて、内勤を続けるよう命じられる。
そんな時、“コントロール”の本部が国際犯罪組織“カオス”の襲撃を受け、現場エージェント全員の個人情報が奪われてしまう。分析官の身分であるため情報が無事だった彼は急遽エージェント86となり、整形手術を受けたばかりで同じく”カオス”に顔が知られていないエージェント99(アン・ハサウェイ)と組んで、”カオス”を追うことになる。
(Wikipedia)
[インプレッション]
いかにもアメリカライクなコメディ映画。凝った設定ととんでもないほど豪華にお金をかけた舞台、大真面目にこういうお馬鹿コメディを作れる土壌がハリウッドにはある。とても羨ましいものだ。
そして、全力でやりきっているからこそ面白い。これでもかというほどにギャグを散りばめている。こういう作品を何億もかけて製作できる土壌がハリウッドなのだ。しかしながら、しっかりとビジネスモデルは出来ていて、ヒットする算段も宣伝活動も出来ている。
ただのギャグ映画ではなくきちんとストーリーの落しどころも描いている点は非常によく出来ていると思う。
個人的に”スパイ物”というだけでも好きなのに、緊張感のある設定はシニカルな笑いに富んでいる。こういったテーマも使い古されてはいるが決して古臭くなく観ることができる作品。
満足度はとても高いです。
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