7月に出演した劇団のワークショップに参加していて、夜遅くに地元の駅に着きました。
駅前のコンビニに寄って飲み物を買い、帰ろうとすると、2人の女性が騒いでいました。
2人は何かを指しています。
そちらの方に目をやると、4センチほどの、黒光りで、やけにすばしっこい虫がカサカサ。
そう、”ゴキブリ”です。
まぁどこの家庭にもいるので、さして珍しくはないんですが、外の歩道で見るとさすがに不思議な感じである。
ゴキブリといえば、”人間の住んでいるところに出てくる虫”と思っているからでしょうか。
実際、そう考えてみるとおもしろい。
太古から生命力が強く、生物学的には先輩なのに、人間の生活に密着しすぎていやしないだろうか?
もはや共存状態である(一方はまったく望んでないがw)。
ゴキブリは、人間と、もっとも近い虫なのかもしれない。
しかし、もっとおもしろかったのは、ゴキブリを見て騒いでいた彼女達の会話。
「きゃっ!! 何あれ!?」
「あの動いてるの?」
「そう、それ!!」
「ええ!? もしかしてあれじゃない?」
「え・・・・・ホンモノ??」
とっさに言ってしまったんでしょう。
“ホンモノ?”って。
横で聞いてて、思わず笑ってしまった。
まったく生活感のない外の歩道で見たゴキブリは、彼女にとっては”ニセモノのゴキブリ”だったんでしょう。
ニセモノのゴキブリ
この記事は約1分で読めます。
コメント