怖いものを、笑えるサイズにする

これ面白い。
死を冗談化すること自体が不安の緩衝材になっている。死の不安に対してユーモアがバッファとして機能し得る、という研究があるけど、「笑える形で言語化できる」ことが、恐怖を扱えるサイズに落とす。結果として、タブーに触れながらも利用が進む、という構造を具現化したようなアプリ。

まずこれ、技術的にすごい話ではなくて。
やってることは「毎日ボタン押してね。押さなかったら連絡先に通知ね」っていうデッドマン装置の超簡易版で、昔からある仕組みをスマホアプリに落としただけという超シンプル設計。

で、なぜ刺さるかというと、不安の対象が「死」そのものじゃなくて「死んでも誰も気づかない」が表面化したから。
だってこれ、目的が「救命」じゃなくて「気づき」という、「孤独を解決するアプリ」なんだもの。
「孤独が増えた社会で、最低限の安心を買うアプリ」なんですよね。
社会の穴が見えたから、そこに一番薄いパッチが売れたと。

なので、運営がやりたがってる機能を増やしていくと多分一気に終わると思う。
運用で不安を増やすことになるから。

関連資料

コメント

ちょっと、寄り道。

昔の文章から、今日の一篇。

もう一篇、見つける