嫌なのは、スクショより「雑な正当化」だった

漫画やアニメのスクショ投稿に対して、「著作権は親告罪だから第三者がとやかく言うべきではない」的な発言を見たんだけど、それは論理が全くつながっていなくて。まず親告罪というのは、刑事で動くのに権利者の告訴が必要という話であって、第三者がモラルやリスクの観点から批判することまで封じる概念ではないし、そもそも民事上の差止めや損害賠償の可能性は別にあるのであっぶない (これがかなりリスク)。

次に、「某漫画作者が少々のスクショはOKと言っていた」という話も、その作者、その作品、その時点での個別判断にすぎず、出版社や掲載媒体の方針も絡む以上、それをなんでもOKのように一般化して扱うのは飛躍しすぎているので無理筋。

さらに「1コマくらいは軽微」という話も、文脈を取り違えがちで、それは違法アップロード物のダウンロード規制の話なので、そのままスクショを投稿して良い包括的なお墨付きではない。

要するに、「親告罪」や「個別許容 (グレー)」や「民事リスク」を全部混ぜて、無断投稿を広く正当化しているのが問題であって明確なライン決めずに2次創作の文化のように節度を持って楽しむのがいいと思う。です。

でも僕が一番不快に思っているのは「スクショ投稿」問題より、この「雑な正当化」だったりします。
特に嫌なのは、「法 (ルール)の一部だけつまみ食いして、自分に有利な免罪符にする態度」。

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