上司「キーボードこだわってる?」
部下「いや、支給されたノートPCのやつ使ってますね」
上司「最近、エンジニアの間で高いやつ流行ってるらしいじゃん。HHKB?とかいう3万円もするやつ。あれ使うだけでタイピング速くなって生産性爆上がりなんでしょ? 道具で解決できるなら安いもんじゃない?」
部下「あー、それ幻想ですね。HHKBはあくまで『静電容量無接点方式』の完成形であって、生産性云々は結局打鍵者の技量次第です。そもそも今のトレンドは既製品じゃなくて『自作キーボード』、特に『分割型 (スプリット)』と『40%レイアウト』ですよ。人間の肩幅に合わせて左右に分離させることで胸を開き、猫背を防ぐエルゴノミクスこそが本質。さらにキースイッチもCherry MX軸じゃなくて、今はKailhのロープロファイルとか、ルブ (潤滑油)を自分で塗って打鍵音を『コトコト』させるのが主流なんです。キーマップもQWERTY配列なんて非効率なものは使わず、自分でファームウェア書き換えて、親指だけでEnterもSpaceも完結させるレイヤー構造にするのが常識。3万円で生産性が上がるんじゃなくて、沼にハマってハンダ付けしてる時間はむしろ生産性ゼロ。でもその無駄の先にしか到達できない『指先の快楽』があるわけで、それを単なる時短ツールとして見るのはナンセンスですね。ちなみにキーキャップの素材もPBTとABSで打鍵感が…」
上司「キーボードこだわってる?」
部下「いや、支給されたやつ使ってますね」

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