[映画]『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』:集大成への期待と、作画の快感

映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」公式ポスタービジュアル
公式ポスタービジュアル

作品概要

原題:LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族
監督:小池健
脚本:高橋悠也
声の出演:栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、片岡愛之助、森川葵、空気階段
原作:モンキー・パンチ
音楽:ジェイムス下地
製作年:2025年
製作国:日本
上映時間:93分(1時間33分)

ストーリー

これまで刺客を送ってきた黒幕を追い、地図にない島へ向かうルパン一行。不死身を掲げる支配者と、島に隠された謎に挑む。

インプレッション

『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』観た!孤島で“死なない一族”を追うルパン一味を描く作品。いやまずね…、"「DEAD OR ALIVE」以来となる約30年ぶりの2Dアニメ劇場版"と銘打ってるけど、小池健監督の「LUPIN THE IIIRD」シリーズとしての第5弾であって、約6年ぶりなんだよね。30年ぶりはちょっと盛りすぎ、というかこの表現は酷くないかね…?なので、ルパンの完全独立新作を期待して観ると激しく肩透かしをくらってしまうので注意。
というのも、この作品がいままでの小池ルパン、前4作の集大成的な伏線回収に寄りすぎたシナリオだから。

冒頭から怒涛のダイジェストであらすじが流れるので (そのおかげで、さらっとまだ見てない「2人のルパン」のネタバレをくらう笑)、置いてけぼりというわけではないのだが、作品単体として成立しているかというと、そうでもないプロットと、わかりやすい展開は少し残念。

しかし、絵のキレやセンス、作画はとにかく素晴らしい。これだけ見に来ても満足できるかもしれないくらいには気持ちいい。ちょっと超展開でまぁとなる部分もあるがそれも含めてルパンだしいいとしよう。とはいえ演出テンションで押し切るので退屈はあまりしないのも不思議な感覚。

結論、ストーリー重視派は物足りないかもだけど、劇場の暗闇でルパンを堪能したい人にはうってつけ。次はこのテンションであの名作『複製人間』の再解釈に繋げてくれ、小池監督ー!

コメント

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