[映画]『野生の島のロズ』:わかりやすさと、心情の丁寧さは両立する

映画「野生の島のロズ」公式ポスタービジュアル
公式ポスタービジュアル

作品概要

原題:The Wild Robot
監督:クリス・サンダース
脚本:クリス・サンダース
声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キット・コナー、キャサリン・オハラ
日本語吹替:綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子
製作年:2024年
製作国:アメリカ
上映時間:102分(1時間42分)

ストーリー

無人島に漂着したロボットのロズが、動物たちとの暮らしやひな鳥の子育てを通じて、プログラムだけでは説明しきれない関わりを育てていく。

インプレッション

『野生の島のロズ』鑑賞。これ、全レイヤーにおすすめできる、どの層でも75点以上は絶対に取れるお手本級の良作って感じ。
告知やテザーだけ見てたら、ぱっとみピクサーの『WALL・E』とディズニースタジオの『ベイマックス』を足して2で割らずにドリームワークス風味にした作品かと思ったら、そうでもない。そもそもテーマも違うし満足度もとっても高い。ただ、「プログラムからの逸脱」というテクノロジー作品の持つテーマはドラマが描きやすいからまぁしょうがない。
クリス・サンダース監督は、『リロ&スティッチ』や『ヒックとドラゴン』で見せた異種間の心のコミュニケーション、つまり一見相容れない者同士がどうやって絆を深めるかっていうテーマを、今回も巧みにやってのけてる。ストーリーはかなりわかりやすいんだけど、その分、描写や心情の表現がとても丁寧で、観る側は自然と感情移入できる。親ならば中盤のあれは泣いてしまうて…。物語の盛り上げもうまくプロットも良い。ドリームワークスのCGもクオリティが高く、見どころはカメラワーク。視点が切り替わる見せ方が3次元的でこれはCGアニメでないと、と思わせるダイナミックな映像も醍醐味ですな。
続編は…まぁ、うん。

映画祭・受賞・記録(2026年10月27日追記)

第52回アニー賞(2025年)で長編作品賞を含む9部門を受賞。第97回アカデミー賞では長編アニメーション賞・作曲賞・音響賞にノミネート。

コメント

ちょっと、寄り道。

昔の文章から、今日の一篇。

日記・考えごと

AM 4:32

もう一篇、見つける