【映画レビュー】『ルックバック』:自分は主人公ではなかった、と気づく瞬間

作品概要

原題:ルックバック
監督:押山清高
脚本:押山清高
声の出演:河合優実、吉田美月喜
製作年:2024年
製作国:日本
上映時間:58分
鑑賞方法:映画館・新宿バルト9

ストーリー

学年新聞に漫画を描く藤野は、不登校の同級生・京本の画力に衝撃を受ける。互いに異なる二人が、漫画を描くことを通して結びついていく。

インプレッション

『ルックバック』を観た。ネット公開された当日に原作を見てて、映画化されると聞いて気になっていた作品。濃密なクリエイターの葛藤と生き様を1時間で見せきる残酷で爽快な時間。
線の感情と音楽の融合が素晴らしく、原作がこのための絵コンテなんじゃないかと思うほど。画角のズームですら1コマ1コマ描き込むという異常なまでの作画の熱量が話にも直結している。
誰しもが子供の頃に直面するであろう"自分は (ある分野では)主人公ではなかったことに気づく"描写がエグいまでにリアル。エンドロールで真っ先にキャストではなくクリエイター陣から流れてきたときにはもう…。観終わったあと映画館の外ではゲリラ豪雨の真っ只中だったんだけど思わずスキップしたくなった。おすすめ。何かを創るクリエイターには特におすすめ。

公開後の記録

2025年の第48回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞。

『ルックバック』公式ポスター ©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会
『ルックバック』公式ポスター ©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会

コメント

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昔の文章から、今日の一篇。

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