フリーレンの「間」と「空間」が見せる、違う時間軸

『葬送のフリーレン』の一場面。人物の位置と空間の使い方を見るための引用。©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会 日記・考えごと

『葬送のフリーレン』の面白さがよくわからないとかそもそも話がわからないっていう人の話がすごく興味深いんだけど (作品の好き嫌いは好みなので純粋に興味)、いわゆるアニメをコンテンツとして消費している人によく見受けられると聞いて腑に落ちた。倍速視聴して見るコンテンツと同列ってことか。

フリーレンの凄いところはアニメスタッフの尋常じゃないこだわりが伝わるところで、純粋に原作をキレイに動かすというただのアニメ化ではなく、作品根幹にある「人間の時間軸と違うエルフの時間軸や考え方」を贅沢な「間」で表現しているところ。これはアニメではすこぶる効果的で、更に凄いのは

この間を「空間」でも表現しているところ。画角の選定が恐ろしい。そんなところでキャラクター切る?っていう画角でヒンメル目線とかフリーレン目線を表現しているのがまた切ない。このシーンの直前のフリーレンの横姿なんて、確か顔切れてるくらいで不自然なほど上部の空間あいてた (ヒンメル目線)。

画像引用元:テレビアニメ『葬送のフリーレン』。以下の2場面の構図について述べています。

『葬送のフリーレン』の一場面。人物の位置と空間の使い方を見るための引用。©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
『葬送のフリーレン』の一場面。人物の位置と空間の使い方を見るための引用。©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
『葬送のフリーレン』の一場面。像とフリーレンを重ねる画角。©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
『葬送のフリーレン』の一場面。像とフリーレンを重ねる画角。©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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