[空 -SORA-] 登場人物紹介まとめ 其壱

楽屋でも更新できます まとめてみた
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劇団ZAPPA『空 -SORA-』の公演直前にFacebookで更新していた登場人物の写真付き紹介がとても反響が良かったので2回に分けてまとめてみようと思います。
楽屋でも更新できます
ちなみに共演者のコスコスこと小菅達也くんのブログ「小菅達也の、コスゲのスゲは『管』ではなく『菅』なんだよ。」でも『空 -SORA-』本番に向けてキャスト紹介をしていますが、そちらほうが一人ずつ演じる役者事に紹介していてとても細かいです。
役者紹介というタイトルの記事で、全33記事に分けて書いております。ちなみにこのボクの紹介は1回目「『空』役者紹介な~~んだよ。」でした。

キャストの写真は稽古から撮影に入ってくださったカメラマン、宮本さんの画像を多く使わせてもらっております。各キャストの稽古中の顔などが見れるので面白いかと思います。

勝 小吉

勝海舟と並び、もう一人の主役でもある破天荒で無頼漢な勝海舟の父、勝小吉
この物語は親と子の物語でもあるので、芝居上でも海舟と小吉は描かれ方が非常に面白いです。
キャストは2人ともある意味まったく違う小吉なので別のチームを見てみる楽しみが増えるかも。
七原 靖
澤田正俊

勝 小吉
江戸時代後期の旗本。左衛門太郎惟寅(これとら)と称し、勝家に養子に入ったのちは小吉。
腕っぷしも剣の腕も優れ、道場破りをして回り、不良旗本として恐れられた。長男は勝海舟。剣客・男谷信友は甥。また、島田虎之助とは、海舟が柔道の兄弟弟子だった縁から親交があった。著書『夢酔独言』で自分の奔放な人生を語り、現在も読まれている。いくつかの小説のモデルにもなっている。

勝 海舟

江戸無血開城のお話なので、今作の主役の一人です。ダブルキャストなのでだいたい同じ役が2人います。
別の組に同じ芝居をする人間がいるということなんですよね。
自分と同じシーンを演じているのを見るのはとても刺激的で参考になります。
斧口智彦

北田拓朗

勝 海舟
江戸城の無血開城を実現させ、江戸を戦禍から救った幕臣。江戸時代末期から明治時代初期の武士、政治家。位階勲等は正二位勲一等伯爵。山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。

島田虎之助

今作、海舟から”師匠“と呼ばれる虎之助は、男谷と並び小吉の相方としても活躍するシーンが数多くあります。
剣の腕に長けているのはもちろん、その佇まいがなんとも頼もしい師匠です。

演じる役者さんも非常に頼もしい顔が並びます。テクニック、感情ともに一緒に演じていて楽しい楽しい
逆の組でもまったく違う顔を見せてくれる虎、ぜひ注目してください。
あやいち

大西 達之介

島田虎之助
島田虎之助は、江戸時代後期の剣客。男谷信友、大石進とならび幕末の三剣士といわれた。直心影流島田派を名乗った。虎之助は剣術以外に儒教や禅を好んで学び、「其れ剣は心なり。心正しからざれば、剣又正しからず。

男谷精一郎

史実でも勝海舟とは従兄弟の間柄にある男谷精一郎剣聖と呼ばれ「その強さは底が知れない。」とまで言わしめた人物でとてもお強い方です。
舞台上でも海舟のことを気にかけてくれる頼れるじっちゃんとして大きな存在となります。
実際の役者も気心が知れている以上にやりやすく、両チームともに様々な「」を持っている頼もしい面子となりました。
小菅達也

神山克己

男谷精一郎
男谷 信友は、幕末の幕臣、剣術家。直心影流男谷派を名乗った。その実力の高さと温厚な人格から、「幕末の剣聖」と呼ばれることもある。官位は従五位下下総守。通称は精一郎。号は静斎、蘭斎。幼名は新太郎。門下から島田虎之助、榊原鍵吉などの名剣士が輩出した。

新門辰五郎

みなさんも名前くらいは聞いたことがあるでしょうか?
江戸火消しを束ねるとってもスゴイ人、火消しの頂点に立つカシラです。
江戸っ子の代表のような性格であります。
演じる2人の役者も気風が良くて台詞を聞いているだけで気持ちが良いです。
高島大幹

大河原 啓介

新門辰五郎
新門辰五郎は、江戸時代後期の町火消、鳶頭、香具師、侠客、浅草浅草寺門番である。

小栗上野介

今作のシングルキャストでもある小栗上野介を演じる役者はたった一人
芝居上、チームによって全く違う息子や海舟、そして自らが背負う運命を演じます。
そうです、彼もまた父なのです。
松永直樹

小栗上野介
徳川家の旗本小栗家に生まれ、34歳の時、日米修好通商条約批准の遣米使節として、米艦ポウハタン号で渡米、さらに二隻の船を乗り継いで地球一周して帰国。その後の八年間幕政をささえ、日本の近代化を押し進めた。

山岡鉄太郎

山岡鉄太郎は今作での海舟の頼れる右腕になります。
史実でも剣・禅・書の達人とされ、非常に優秀で隙のない人物だということが伺えますが、『空 -SORA-』でもそんな山岡の様々な顔が垣間見れます。
芝居上でも常に頼れる相棒として海舟の隣にいてくれ、どちらのチームの山岡も、非常に頼もしい役者さんです。
谷 優貴

松橋太郎

山岡 鉄太郎
山岡 鉄舟は、幕末の幕臣、明治時代の政治家、思想家。剣・禅・書の達人としても知られる。 鉄舟は号、他に一楽斎。通称は鉄太郎。諱は高歩。一刀正伝無刀流の開祖。「幕末の三舟」のひとり。栄典は従三位勲二等子爵。

小栗又一

小栗の息子、又一です。
8年前の公演ではボクが演じた役でもあり、この作品の中で非常に大きな役割を担っている「父と息子」であります。
網切幸大

東城貴之

小栗又一
小栗上野介の息子。将来は日本の行末を自分の目で確かめたいと考えている。

天野八郎

天野は今作、彰義隊の好戦派として熱い意志を持った人物として描かれており、その芝居もとにかく熱い!
海舟にとっては非常に厄介な存在になる彰義隊として、とても存在感が強い役者さんが演じます。
彰義隊の面子はみんな、自身が貫き通すべき”信念“を強く持って舞台に立っており、表情一つから注目していると、両組ともそれが垣間見れるはずです。
小森谷 朋基

茂木 真之郎

天野八郎
天野八郎は、江戸時代後期、幕末期の幕臣である。幼名は林太郎。八郎は再起を目指す幕府急進派の一員となり、渋沢成一郎が結成した彰義隊の副頭取となる。その後渋沢が脱退したため事実上の頭取となり実権を持つ。

彰義隊
彰義隊は、1868年 (慶応4年)に江戸幕府の征夷大将軍であった徳川慶喜の警護などを目的として渋沢成一郎や天野八郎らによって結成された部隊。幕府より江戸市中取締の任を受け江戸の治安維持を行った。

渋沢成一郎

渋沢は天野とともに彰義隊を結成した武士で、劇中でも信念とともに自分を動かしている男です。
役者も個性的な面子が揃い、天野とともに今作での彰義隊を率いている非常に存在感のあるキャストとなりました。
彼らの生き様を、ぜひ舞台上で観ていただきたい!
榎本拓未

西田博威

渋沢 成一郎
渋沢 成一郎は、江戸時代の武士、明治時代の実業家。戊辰戦争が起こると、鳥羽・伏見の戦いに参戦。江戸帰還後、将軍警護を主張し、自分と志を同じくする幕臣等を集め、彰義隊を結成し、頭取に就任する。

其弐に続きます。
続いては主に長屋の面々。

[追記] 次回の記事: [空 -SORA-] 登場人物紹介まとめ 其弐

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