ヒックとドラゴン

レビュー
この記事は約3分で読めます。

your-drago邦題:ヒックとドラゴン
原題:How to Train Your Dragon
監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
製作総指揮:クリスティン・ベルソン、ティム・ジョンソン
製作:ボニー・アーノルド
脚本:ディーン・デュボア、クリス・サンダース、ウィル・デイヴィス
ナレーター:ジェイ・バルチェル
音楽:ジョン・パウエル
編集:ダレン・T・ホームズ
製作会社:ドリームワークス・アニメーション
出演:ジェラルド・バトラー、ジェイ・バルチェル、他
データ:2010年/アメリカ/98分 [パラマウント]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆

[ストーリー]
 はるか北の海に浮かぶバーク島。そこに暮らすバイキング一族は、長きにわたってドラゴンと争い続けていた。鍛冶屋で修業中のひ弱な少年・ヒックは、立派なバイキングになることを夢見ているが何かと問題を起こすばかり。村にたびたび襲来するドラゴンとの戦いではいつも邪魔者扱いされていた。ヒックの父で、村のリーダーでもあるストイックも、変わり者の息子の扱いに悩んでいた。
ドラゴンが襲来したある未明、ヒックは自ら発明した投擲機で、最も危険とされるドラゴンのナイト・フューリーを捕えることに成功する。ナイト・フューリーを倒せばきっと誰もが認めてくれる。しかし森の中で傷を負ったフューリーを見つけても、ヒックは殺すことができなかった。彼は飛べなくなったフューリーを「トゥースレス(日本語吹き替え版ではトゥース)」と名付け、互いに警戒しながらも少しずつ距離を縮めていく。トゥースを再び飛べるようにするために飛行訓練を重ねながら、ヒックはドラゴンの習性を覚え、それをドラゴン訓練に活かして上手く立ち回っていく。
次第に周囲から注目を集めるようになったヒックは、父・ストイックをはじめ、ドラゴンを敵と決めつけるバイキングたちの意識をどうにか変えたいと思うようになるのだが…。
(Wikipedia)

[インプレッション]
ディズニーで『リロアンドスティッチ』を生み出した監督が、シュレックでおなじみのドリームワークスで新たに作った新作アニメ映画。
ならず者のドラゴンと、心優しい少年の話という構図は似ているが、ディズニーでは絶対にできないであろうことを見事にやってのけた。あのラストはそう思わざるをえない。
とても丁寧に作りこまれているので、クオリティは申し分なし。ストーリーも大人から子供まで楽しめるので、ディズニーのピクサーでは出せない色も新たにと取り込んでいると思える作品。
キャラクターがとても分かりやすく、もう少し掘り下げて欲しかった部分はあるが、その部分よりも主題を置くべきところに要点を絞ったストーリーラインがシンプルだがとても分かりやすかった。
ある程度王道ではあるのだが、先の展開が読めてしまうような作品ではないので、ぜひ一度観てみていただきたい。

【関連記事】

コメント

タイトルとURLをコピーしました