パラノーマル・アクティビティ

レビュー
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ポスター
邦題:パラノーマル・アクティビティ
原題:Paranormal Activity
監督:オーレン・ペリ
製作総指揮:スティーヴン・シュナイダー
製作:オーレン・ペリ、ジェイソン・ブラム
脚本:オーレン・ペリ
編集:オーレン・ペリ
出演:ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート、マーク・フレドリックス、アンバー・アームストロング、アシュリー・パーマー
データ:2010年/アメリカ/86分 [プレシディオ]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★★
[ストーリー]
 同棲中のカップル、ミカとケイティーは夜な夜な怪奇音に悩まされていた。その正体を暴くべくミカは高性能ハンディーカメラを購入、昼間の生活風景や夜の寝室を撮影することにした。そこに記録されていたものとは…。
(Wikipedia)
[インプレッション]
子供が思うであろう”怖い”という感情を極限まで見せることに特化した映画。その分テーマが非常にシンプルで分かりやすい。
そして怖い。
このアイディアというよりは、シンプルな演出と設定、そして見せ方をとことんまで際立てている。
このつぎ何が起こるのかという恐怖と、得体のしれない現象、未知のものに対する生物根本的な恐怖がしっかりと見せられている。
なので、一般的に言われているアメリカ的なパニックホラーではなく、日本的なシチュエーションホラーに限りなく近いと思う。
向こうで大ヒットした原因は全体的な作品のクオリティもさることながらこの根本的な共振のみに絞った演出が斬新だったのだろう。
さらに、同棲しているカップルの話ということでとても身近なシチュエーションが恐怖を加速させている。
内容としてはまとまっているが、それ以上でもそれ以下でもない。とくにひねりがあるわけでもないが、十分に作品の狙いは達成できるほどの恐怖は観客に与えられるはずだ。
満足度が非常に高いのもうなずける。
なにも考えずに見ていただきたい良作。

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