BLUE MAN GROUP IN TOKYO

レビュー
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オモテ
ブルーマングループ 2010
BLUE MAN GROUP IN TOKYO
[Cast]
ブルーマン (3人)
[Time table] 青字=観にいった回
[『2010年4月29日(木・祝)~ロングラン公演]
6月12日(土) 17:30
 [上映時間:約100分]
[Ticket]
ポンチョ席:8,500円
S席:7,500円
(全席指定)
[Place]
六本木ブルーマンシアター (六本木・インボイス劇場)
(→六本木駅3番出口 徒歩8分)
[劇団 公式サイト]
Blue Man Group:ブルーマン公式サイト
http://blueman.jp/
[ストーリー]
独創的なパフォーマンスで日本の観客を楽しませたあの3人組が帰ってくる!
ブルーマン・グループ(BLUE MAN GROUP)とは、音楽やアート、コメディなどを融合した様々なパフォーマンスを展開する、真っ青な顔をした「青のクリエーター集団」である。
「ブルーマン」は3人の青いキャラクターを示し、「ブルーマングループ」はグループ名だけでなく、劇場型のショーの名前でもある。
(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
全身真っ青に塗りたくった3人のブルーマンが無言で繰り広げるパフォーマンスショー。もとはニューヨークの路上で始まったそうですが、基本的に最初から最後までまったくと言っていいほど英語力を必要としないで楽しめます。
ブルーマンといえばお客様を巻き込む劇場型のパフォーマンスライブですが、なんといってもシニカルな笑いが素晴らしい。
まったくしゃべらない”青い人”というアートに成り切ることによって表現できる空間は、独特のシュールさを生み出し、国や言語に関係なくお客さんを引き込んで、違和感なく参加させることができるんだと思う。
アイデアや客を食ったような笑いはボクのツボで、開始10分くらいで十分に安心して引き込まれました。その傍若無人とも言える振る舞いは凝り固まった芸術性なんて関係なく、とにかく”楽しませる”ということに終始しているのがわかる。
音や照明、空間をとてもうまく使って、あらゆるパフォーマンスを見せてくれる。そして会場の”六本木ブルーマンシアター”はブルーマングループ専用に作り変えられたもので、仕掛けもすべてブルーマン仕様になっているという非常に贅沢な劇場だ。そして広い。非常に広い。この日は、かなり前のほうのチケットがとれたのでとても観やすかった。後ろがやや空席だったが、ロングラン公演独特の空席だろう。
前から4列目くらいまでは”ポンチョ席”となっており、絵の具まみれになって叩くドラムで絵の具が飛び散ってきたり、普通にブルーマンが絡んでくるという席。やや不安だが、参加型のブルーマンショーを堪能するにはベストな席だろう。8,500円と通常のS席と1,000円しか変わらないのもポイント。
とにかく贅沢な客いじりだが、普通にステージの進行を止めて遅刻者を会場モニターとスポットライトで「遅刻!! 遅刻!! 遅ーい」と迎えたり、モニターやカメラ、絵の具やチューブをドラム変わりに使ったパフォーマンスなど思わず「なるほど」をうなってしまうものがたくさん。してやられます。
高尚な前衛芸術なんて気にしない、何も考えないでとにかくその場に参加して楽しめる非常に満足度の高いショーとなっております。オープンであればある程楽しめるはず。

画像
公演後にはブルーマンの3人が直々に客出しに来てくれます。そして順番に写真をとったり写真をとったり・・・写真をとったり。そう、基本的にしゃべらないので一緒に写真を撮ってくれたり、パンフレットに手形やキスマークを残してくれたりとブルーマンなりのサービス精神満載なおもてなしをしてくれます。
無言でギョロッと見られるとちょっと怖いですけど。僕的にはま近くであのツヤツヤテカテカのブルーに映える頭を見れたのが嬉しかったです。
評価:★★★★☆

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