ジョセフ少年の告発

レビュー
この記事は約3分で読めます。

オモテ
ウラ
東京パリ帝国 第5回公演
ジョセフ少年の告発
[Cast]
月岡ロコイド、大津伶奈、鵜沼綾子、柿田パリス、杉田達哉 (ロスリスバーガー)、酒井杏菜、和田哲也 (黒ハンバーグ)、藤岡ソ連 (黒ハンバーグ)、柳内綾子、小玉夏海、大野賢太郎 (劇団オシャレ)
[Staff]
脚本・演出:柿田パリス
舞台監督:森山香緒織
舞台美術:袴田長武 (ハカマ団)
音響:前田真宏
照明:たなか一絵
宣伝美術:上倉未来
衣装・小道具:青木千佳
WEB:田中麻衣
制作:岩間麻衣子、TP企画
スチール撮影:鈴木淳
企画製作:東京パリ帝国
[Time table] 青字=観にいった回
5月14日(金) 19:30
5月15日(土) 14:00/19:30
5月16日(日) 14:00/19:00
5月17日(月) 14:00/19:00
 [上映時間:約90分]
[Ticket]
前売:1,800円
当日:1,800円
(全席指定)
[Place]
高田馬場プロト・シアター
(→高田馬場駅 徒歩15分)
[劇団 公式サイト]
東京パリ帝国 ホームページ
http://paritei.dee.cc/
[ストーリー]
目を閉じて
深く、深く、あの頃を思い出す、
目を閉じて、君と2人、杏仁豆腐食べたね、
向かい合い、互いのスプーンをね、互いの口元へ運んで、
僕の杏仁は君の口へ、君の杏仁は、首元から僕のヘソに滑り落ちて、
あんまり冷たくて驚いたらさ、お店の人はもっと驚いてたね、
あの中国人はまだ、働いているのかな…、
大半の実話を元にした恋と青春の第5回公演。
最近、恋、してますか、

(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
主人公、ジョセフの青春群像劇というか難しい話を端折った”ロック”なお話。かなり乱暴な書き方だが、はっきりいって話の進め方もこんな感じです。乱暴に、細々した展開は端折られ、やりたい事のために突き進む、ある種演出家の”ロック”が感じられる作品。
シンプルなのかと思えば、異様なほど描写にこだわっているシーンが有ったりと、見ている側としてはめまぐるしく変わるテンポについていくだけでどんどん話が進んで良く感じ。内容ははっきり言ってそんなにありません。やろうと思えばあらすじ含めて4行で説明できてしまうような作品です。
しかし、その時に見せる役者の表情だとか、異常なほどナチュラルなリアクションで真に迫る間を見せてくれるギャップがなんとも”ロック”で、1時間半見ているうちにだんだんとその世界観に慣れてしまっているからビックリ。
箇所箇所に好みのシーンが大きく分かれる舞台だと思いますが、何でもありというわけではなく、導入などはしっかりと作られているのでいい意味で裏切られると思います。
ただ、あのキャラクターと展開の仕方は万人には受け入れられないだろうなーと思ってしまいます。個人的には一段階くらい評価が高い。
公演後の素の役者さんと話すのが興味深い舞台も久しぶり。
評価:★★☆☆☆

【関連記事】

レビュー観劇
スポンサーリンク
axeをフォローする
この記事を書いてる人
axe
axe

俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
出演予定の舞台情報もこちらで発信中。

axeをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました