ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち

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邦題:ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち
原作:尾田栄一郎
監督:今村隆寛
脚本:上坂浩彦
音楽:田中公平
絵コンテ:宇田鋼之介、横山健次、井上栄作、今村隆寛、大塚健
作画監督:井上栄作
作画監督補佐:舘直樹、井出武生、田中宏紀、西田達三
美術監督:吉池隆司
出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、渡辺美佐、大友龍三郎、矢尾一樹、他
データ:2007年/日本/90分 [東映]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★☆☆
[ストーリー]
 ゴーリング・メリー号に乗ったルフィら仲間たちは、砂漠の国アラバスタ王国の女王ビビと出会う。彼女の国が崩壊の危機に直面していると知ったルフィたちは、悪の根源であるクロコダイルを倒すべく立ち上がった。そのころ、アラバスタではクロコダイルの陰謀により、国王軍と反乱軍との全面戦争が始まろうとしていた。
(シネマトゥデイ)
[インプレッション]
『ONE PIECE』の原作から人気のエピソードをそのまま1本の映画にしてしまったという面白い試みの作品。この”アラバスタ編 (ビビ)”のほかにも”ドラム王国編 (チョッパー)”がある。
まず、恐ろしいほどテンポが早い。早いというよりも”速い”。そもそも「ONE PEACE」の設定やそこまでのお話を知らない人は容赦なく置いていくテンポの速さ。
原作では中盤から後半にかけて行われる”クロコダイルとの戦闘によるルフィの敗北”が映画開始10分ほどで出てくるのにはさすがにびっくり。さらに90分に収めるためにかなりシェイプされているので他の好きなシーンもばっさりカットされていたり、原作に登場するキャラクターもカットされている。
見せたいことを絞るやり方はまぁ正解だと思うが、ちょっと無理があると思うくらいの展開の速さなので「ONE PIECE」ファンであることが前提の映画といえるだろう。
原作で知っているシーンとそのキャラクターのバックボーンを思い浮かべて感動はするのだが、作品単体でそこまで感情移入できるわけがない。
純粋に作画や演出のクオリティは高いのでアニメ版と比べても楽しめるはず。ああ、そうそうこんな話だったなぁとか、ざっとエピソードの豪華なダイジェストを見ている気分になればそれなりに楽しめるはず。
ただ、『ONE PIECE』という作品を知らない人が1からこの作品を観てもその全てを伝えるのは困難だと思う。

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