笑の大学

レビュー
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ポスター
邦題:笑の大学
原作・脚本:三谷幸喜
監督:星護
製作:亀山千広、島谷能成、伊藤勇
企画:石原隆
プロデューサー:重岡由美子、市川南、稲田秀樹
アソシエイトプロデューサー:小川泰、佐藤玄
エグゼクティブプロデューサー:前島良行
音楽:本間勇輔
撮影:高瀬比呂史
出演:役所広司、稲垣吾郎、小松政夫、高橋昌也、ほか
データ:2004年/日本/120分 [東宝]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★★☆
[ストーリー]
 昭和15年、演劇は規制され台本は検閲にかけられていた。ある日警視庁の取り調べ室で検閲官・向坂睦男(役所広司)は 劇団・笑の大学・座付作家・椿一(稲垣吾郎)を取り調べようとしていた……。
(シネマトゥデイ)
[インプレッション]
三谷幸喜の有名な舞台作品。その脚本の完成度の高さゆえ、映像化は不可能と言われていたものの初の映画化。
基本的には終始2人が掛け合う形の密室劇。それでも劇中にお互いの向かっているベクトルがわかりやすいので観ていて非常に面白い。
ずっと問答を繰り返すのだが、その目的から派生する問題は多岐にわたり、三谷幸喜お得意の上質なシチュエーションコメディとなっている。
キャストもコメディセンスあふれる役所さん。このキャスティングは素晴らしい組み合わせかと思う。
ストーリーも、ただ笑うだけでなく当時の問題やそのときの表現者の気持ちなどにしっかりと焦点をあてているので、観終わった後は清々しい気持ちにすらなれる。
映画版ということで劇場や町並みのカットで多くのエキストラや特別ゲストを使ったようだが、それなくしても十分に耐えうる作り、完成度だったと思う。
是非舞台版のほうも観たいみたい。

レビュー映画
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