レンアイドッグス

レビュー
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オモテ
劇団鴉霞 第13回公演
『レンアイドッグス』
[Cast]
大滝静香、久高将史、北田拓朗 (BESIDE)、志村由美 (アイムエンタープライズ)、古森克宏、竹中隼人、ぴんきゅ、善塔緑茶、青木智美、角田晃一、大橋タクヤ、田中清美 (7contents)、上原ミユキ、細川裕城、大坪隆司、みやがわあゆみ、大場秀行、槇公輝
[Staff]
脚本・演出:江戸川崇
照明:鈴木悟
音響:若木緒香
[Time table] 青字=観にいった回
7月30日(木) 19:00
7月31日(金) 14:00/19:00
8月01日(土) 14:00/19:00
8月02日(日) 12:00/17:00
 [上映時間:約120分]
[Ticket]
前売:2,300円
当日:2,500円
(全席自由)
[Place]
アイピット目白
(→JR目白駅 徒歩15分)
[劇団 公式サイト]
劇団鴉霞 公式サイト
http://karasuka.holy.jp/index.html
[ストーリー]
天国の門の前に立った三人の男女。
そんな彼らに天使が突きつけた命を繋ぐ条件は、自らの恋の成就だった!?
複雑に絡まり合う無数の恋愛模様。そこに天使や悪魔も絡んできて、事態は更にややこしくなっていく! 果たして三人の運命は・・?
この恋の行方・・まさにDEAD or ALIVE!
劇団鴉霞が贈るファンタジーラブラブラブコメディ!

(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
完全コメディのお話。それでもテーマは”愛”ということで人と人のつながりが一番分かりやすいテーマだったので、登場人物が多くてもしっかり群像劇として成立していたのがすごい。
プロットはそこまで緻密ではないのだが、何よりキャストのキャラクターが立っていたので違和感なく認識することができた。おそらくその部分においてのみ特化していたような作り。
その成果はしっかり出ていて、かなりの人数が行き来してそれなりに台詞をしゃべっているのにまったくそれぞれの役柄を見失わないのはすごい。他でやると浮いてしまうようなアクの強いキャラ作りは全体で見せていて初めて成立するものだが、コメディとしてなら十分。
残念なのがコメディに重要である客の反応。これがいまいちかみ合っていないような空気を引きずっていたので観ていても少し不安になるようなシーンがいくつか。
肝心のテンポや間、そしてその場のノリが影響してくるんだろうが、どうも気持ちよく決まるポイントが少しズレたままのように感じいてしまい、とてももったいなかった。
丁寧すぎるのが問題かも。
キャストはみんな気持ちよく芝居をしていて良かったと思います。
気になる役者さんも結構いました。
内輪受けのような部分がほとんどないところからも、決して適材適所の当て役ではなく演出と役者本人による作りこみで見せようとする笑いにこだわっているのが良く分かる。
こういうカンパニーは役者として参加すると得るものは大きいかも。
評価:★★★☆☆

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