最高のアドバイスをスルーしない方法

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水泳って競技は、経験者とそうでない人の差がかなり大きいスポーツだと思うんですよ。
というかまず、経験以前に泳げる泳げないの壁があるし、選手は”何秒で泳げるか”がステータスなのに対して、そうでない人は”何メートル泳げるか”が実力を示す数字になってますよね。
だから、未経験者に「50メートル自由形は26秒だよ」とかいってもピンとこないのは当たり前で、そういう人に水泳の実力を最も効率よく伝えるには「何キロでも泳げるよ」と言うのが一番インパクトがあるはず。
普段、他人にボクが役者をやっていることを伝えると、「よく台詞覚えられますね!」と言われることが比較的多いんですが、これはプログラマに「よく英語スラスラ打ち込めますね!」とか、サッカー選手に「リフティング何回できますか?」と言うのと同じくらい斜め上の発言だったりするんですよ。
そう思ったりするのは、未経験者からの視点とボクらの観点が違うからこそ起きるのであって、当人は心のそこからすごいと思っているのだからもちろん悪い気はしません。
ただ、漫画家に面と向かって「絵上手いですね」というようなものなので、場によってはどんな顔していいかわからなくなる時もありますが。
あと、エクセルがちょっと使えたり、ショートカットキー使ってるだけでPCの達人扱いされるのだけはどうしても困ってしまいます。
しかしボクら役者は、この”観点のズレ”は絶対に無視できません。
僕らが表現しているのは、そういう人に向けて作られているのですから。そんな人たちが観て、どれだけインパクトが与えられるかが最も大事なのですし、これこそ極めて客観的な意見とも取れるわけです。
だからそういう目線での意見は非常に興味深いし、何気ない一言でも驚かされることが多々あります。
かくいうボクも、音楽やっている人に「音符読めてスゲー」とか思ってしまう人種なんですが。
まぁ自分にできないことを否定したり批判するよりは肯定しているほうがよっぽど健全なんじゃないかと思うわけです。それだけ他人の長所が見えてるって事でもありますしね。

word日記
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俳優活動をしています。
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