2LDK

レビュー
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ポスター
邦題:2LDK
監督:堤幸彦
製作:真鍋和己、中沢 晋、石田雄治
脚本:堤幸彦、三浦有為子
音楽:見岳章
撮影:唐沢悟
出演者:野波麻帆、小池栄子
データ:2003年/日本/69分 [ザナドゥー]
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★☆☆
[ストーリー]
 同じタレント事務所に所属する自称映画女優のラナと、その後輩でデビューしたてのB級グラビアアイドル希美。彼女たちは、事務所が用意した2LDKのマンションで部屋をシェアし共同生活をしているが、内心では互いに相手の存在を疎ましく思っていた。ある時2人は同じオーディションを受けるが、その結果発表を翌日に控えた夜、ほんの些細なことからお互いのフラストレーションがついに爆発する。これまで溜まりに溜まってきた嫉妬とライバル心、不満や鬱憤が堰を切り、激しい口論が続く。いつしか互いの手には危険な武器が握られ…。
(allcinema ONLINE)
[インプレッション]
冒頭からの引き込みがすばらしく、ぐいぐい話しに引き込まれていきます。面白い。
淡々としているんですがお互いの心理や身近な話題に興味を惹かれるので本当に面白い。冒頭は。
ちょっとした態度や、台詞の駆け引きが非常に面白いので、まったく飽きずに観ることができます。
しかし、攻防がだんだんとエスカレートしていく過程でイキナリ突き抜けたような展開になってしまうのはどうしても違和感が。
これはそれまでの描写が非常によかったからこそ感じてしまうものであり、脚本の内容的にはコチラのほうが主体なんでしょうが、どうも肉弾戦あたりからはもう、非現実過ぎてどうでもよくなってきてしまった。
前半がハンパないくらい緻密でリアルな描写を多様していたので、中盤からの展開に置いてかれてしまったんだろう。
もう一度いうが、前半の展開は本当に面白かった。
惜しくらむは前半テンションをずっと維持しながらの時間がもっと観れれば。互いに殺し合うくらいエスカレートしていくのは最後の10分くらいで十分だと思う。

レビュー映画
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俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
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