ルイスと未来泥棒

レビュー
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ポスター
邦題:ルイスと未来泥棒
原題:MEET THE ROBINSONS
監督:スティーヴン・J・アンダーソン
製作総指揮:クラーク・スペンサー、ウィリアム・ジョイス、ジョン・ラセター
脚本:ミシェル・ボックナー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ダニエル・ハンセン、アンジェラ・バセット、トム・セレック、ウェズリー・シンガーマン、他
<日本語吹替え> 白石涼子、吉野裕行、屋良有作、納谷六朗、他
データ:2007年/アメリカ/95分 [ブエナビスタエンターテインメント (ジャパン)]
鑑賞方法:レンタルDVD [日本語吹替版]
評価:★★★☆☆
[ストーリー]
 族の記憶を失ったひとりぼっちのルイスの夢は発明家。ある日不思議な少年ウィルバーに出会う。ルイスはウィルバーにタイムマシンで未来へ連れて行かれウィルバーの風変わりな家族と一日を過ごすことになる。
空飛ぶ車と水上都市でいっぱいのその世界で謎の未来泥棒、山高帽の男を見つけ出して未来を守る。そしてロビンソン一家の驚くべき秘密が明らかになる。
本当の家族を捜すため少年の奇跡の冒険が始まる。
(Wikipedia)
[インプレッション]
“ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ”による、46番目の長編アニメーション映画。フルCGアニメだが、決して”ピクサー”ブランドではないのでご注意を。『ニモ』とか『カーズ』の系列ではなく、どちらかというと『チキン・リトル』って言ってもあまりよくわからないか。
ただ、いえるのは作品全体に、子供に向ける純粋な愛に満ちているという点。
未来に行くというSF物だが、本当に未来の描写が素晴らしい。ボクは初めて未来に着いたときの描写でワクワクしてしまった。悪役もどこか憎めず、そしてきちんと未来を作っていく子供たちへメッセージを残している。はっきり言っお手本どおりの脚本だが、観ていて安心するのはボクが歳をとったせいだろうか。
子供向けであることに間違いはないのだが、大人が観る分にはそういう子供の視点に戻される必要があると思う。いわゆる「子供ウケがいい作品」なのだが、ほかに大人が観ても納得できる部分というのはあえて除外されている気がする。何度も言うが、それだけ子供に優しい作品ということ。
ただ、そんな考えの大人が見ても、その大人は元々子供だったわけで、なにか清々しい気持ちにさせてくれる。
ちなみに、同じディズニーのピクサーも2008年に未来のロボットが主役の『WALL・E/ウォーリー』の公開を控えている (12月5日全国公開)。脚本は『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督。

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