トラブルショー

レビュー
この記事は約3分で読めます。

オモテ
ウラ
ミュージカル座
『トラブルショー』
[Cast]
菊地まさはる、中本吉成、谷口浩久、上條 恒、田中利花、北村がく、山形ユキオ、真樹めぐみ、KAZZ、片桐和美、青島 凛、尾花宏行、赤座浩彦、長谷川貴亮、川田真由美、山本英美、黒澤尚子、梅沢明恵、神郡英恵、深沢美貴子、福田奈実、山根三和、櫻井太郎、松下祐士
[Staff]
脚本・作詞・演出:竹本敏彰
作曲・編曲・音楽監督:木村直樹
振付:小川こういち、中村さち恵
美術:石原 敬
照明:浜崎 亮
音響:戸田雄樹
衣裳:富永美夏
舞台監督:小谷 武
宣伝美術:島倉 洋
宣伝写真:中山ノリ
舞台写真:山内光幸
制作:五十川夕夏、金丸ももこ
プロデューサー:ハマナカトオル
協力:THEATRE 1010
企画・製作・主催:ミュージカル座
[Time table] 月組・星組の一部ダブルキャスト/青字=観にいった回
02月21日(木) 19:00 [月]
02月22日(金) 19:00 [星]
02月23日(土) 13:00 [星]/18:00 [月]
02月24日(日) 13:00 [月]/18:00 [星]
02月25日(月) 13:00 [月]/19:00 [星]
 [上映時間:約180分 (うち休憩20分)]
[Ticket]
土日公演:6,500円
平日公演:6,000円
 (全席指定)
[Place]
シアター1010
(→北千住駅駅 徒歩*分 北千住西口マルイ11F)
[劇団 公式サイト]
ミュージカル座
http://www.musical-za.com/
ストーリー
新劇場のこけら落とし公演で巻き起こる「そんな馬鹿な!」のトラブルの連続を、はたしてこの崖っぷちのカンパニーは乗り越えることが出来るのか!?
ミュージカル座のイメージを変えたノン・ストップの爆笑クレイジー・ミュージカル!
お待たせしました!さらに豪華な大作に生まれ変わって、待望の再演です!!

(チラシ・公式サイトから引用)
インプレッション
劇場、キャスト、スケール感どれをとっても豪華な内容で。休憩込みの3時間はあっという間でした。
いわゆるバックステージ物で、本番中に巻き起こる様々なトラブルにてんわやんわする舞台裏の状況を映してくれる芝居で、なんと言うか裏側の真に迫る姿もちらほら出てきて、役者としてみていると随分見え方が違うものになっていると思います。
スタッフや舞台裏芝居はある意味反則ですから難しいと思うんですよね。どこまでエンターテインメント寄りに”演出”を加えるかにもよりますし、なによりとことんリアルにやっても面白いんですから。
ミュージカル座の公演ということで、もちろん主なシーンはミュージカルなんですが、作品を通してミュージカルの舞台を作る裏側という設定がうまくシチュエーションコメディになっていてその妙がとても秀逸な見せ方で、見事にやられました。
なので人によってはどちらかのパートのほうが好きと別れるかもしれないんですが、あくまでも舞台上の役者は芝居でミュージカル役者を演じているという部分と、物語の進行上メインキャストが (本当の?)ミュージカルパートに入っていくのがなんとも面白い。
こういった話ではとても重要な部分なのだが、キャラクターの個性がとても立っていて隙らしい隙がない。安定した感じは観ていてとても壮観だなぁ。キャスト陣見れば当たり前なんですが、いろんなタイプの役者がとてもうまく融合しているような脚本に仕上がっていて完成度が高いです。
とにかくスケールが大きくて満足感がいっぱい。エンターテインメントとはこういうものかとまざまざ魅せられた感じです。
話の締めと流れは賛否両論あるんでしょうが、個人的には「ミュージカルと芝居との”リアル”とは何か」のくだりはとても印象深かったです。
評価:★★★★★

コメント

タイトルとURLをコピーしました