鴨居とちまき

レビュー
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オモテ
マルホラ 第1回公演
『鴨居とちまき』
[Cast]
清田正浩、出光秀一郎、奥瀬 繁、河井克夫、友寄有司、矢沢幸治、寺島絵里香、小島千春、谷 更紗、推橋綾那
[Staff]
作・演出:矢沢幸治
音響:丸山真由美
照明:日高勝彦
美術:矢沢幸治
宣伝美術:加藤エリコ/PLUS10
イラスト・ブログ挿絵:加藤エリコ/PLUS10
制作:中村文重/中村ステージプロダクション
[Time table] 青字=観にいった回
07月04日(水) 19:00
07月05日(木) 19:00
07月06日(金) 19:00
07月07日(土) 14:00/19:00
07月08日(日) 14:00
 [ 上映時間:約90分 ]
[Ticket]
前売:3,200円
当日:3,500円
[Place]
下北沢/駅前劇場
(→下北沢駅南口 徒歩1分)
[劇団 公式サイト]
http://www.mulholla.com/
ストーリー
・・・とある公演のかたすみに佇むラーメン屋台。
男は今日も黙々と麺をゆで続ける。
男は何年も待っていた。
いつか娘がここを訪ねて来る日を。
無理心中を図った娘・・・。
・・・そして、ただ一人生き残った娘を。
(公式サイト)
インプレッション
とある公園に住み込むホームレスとその周りの人物を中心とした物語。取りとめのないような会話が展開されているようでだんだんと登場人物のバックボーンが明らかにされていく。その会話の内容は別としても、ストーリー自体はなかなか引き込まれるもので、純粋にどうなっていくのかが気になってしまう。さらに、人物それぞれにはバックストーリーや設定があって、一見それぞれが好き勝手に動いているようでも実は一貫した行動をとっているということが観ているうちにだんだんとつかめてくる。
何の変哲も無いようなことが繰り広げられていくんだけど、なにか世間と外れていて、ズレた感覚のようなものが一定の間合いを保ちながら客に押し寄せてくる。いつの間にか引き込まれてしまう不思議な魅力を持った舞台でした。
終わり方も、スパッと終わっていて、はっきり言ってなんだか分からない人もいると思うけど、アレはアレでよかったかも。変にだらだらエピローグやられるよりも90分ですっきりと終わらす職人気質のようなものを感じました。そこらへんは芝居好きなヒト向けな感覚なのかな、と。
出演者はみんなバランスのよさそうなヒトばっかり、やっぱり役者は器用でなくてはね。なんにつけても。
ボクの観にいった大楽では俳優の竹中直人さんが来てました。竹中さんとは2年前ハワイに行く時の空港で見かけたとき以来の再開・・・ってそんなことどうでもいいわ。
評価:★★★★☆

レビュー観劇
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俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
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