カンパニー・マン

レビュー
この記事は約2分で読めます。

カンパニー・マン
邦題:カンパニー・マン
原題:CYPHER
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
製作:シェブネム・アスキン
脚本:ブライアン・キング
出演:ジェレミー・ノーサム、ルーシー・リュー、ナイジェル・ベネット、ティモシー・ウェッバー、デヴィッド・ヒューレット
データ:2002年/アメリカ/95分 (ギャガ=ヒュー マックス)
鑑賞方法:レンタルDVD
評価:★★★☆☆
ストーリー
 結婚にも仕事にも行き詰まった平凡な会社員モーガン・サリバンはついに会社を辞め、刺激を求めてハイテク企業デジコープ社の産業スパイとなる。彼はジャック・サースビーという名と偽のIDを与えられ、早速ある企業のコンベンションに潜入、情報盗聴を開始する。モーガンはかつてないスリルとサスペンスに興奮を覚え、任務を成功させるたびに自信を付けていった。しかし同時に、激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックに度々見舞われるようになる。そんな時、謎めいた女性リタが現われ、モーガンに驚くべき事実を伝えるのだったが・・・。
インプレッション
『カンパニーマン』観ました。『CUBE』のビンチェンゾ・ナタリ監督の作品です。実はこの監督の名前、最近知りました(ていうか今日w)。今まで、その作品の気鋭さばかりが先行してしまって“監督はカナダの無名だった人物”という覚え方でしたから(笑)。是非覚えといてください、「ビンチェンゾ・ナタリ監督」です。
ただ、今回の『カンパニーマン』は彼の脚本ではないので、独特の怖さと言うか、設定に飲み込まれていくようなあの迫力は物足りなかったような感じ。まぁ、大々的に宣伝してたけど、興行的にも大コケでしたからね・・・。観ているほうは、初めから映画の世界に迷子になって取り残されていく感じです。一生懸命自己解釈しながらストーリーに取り残されないように物語に向き合っていくようで、見終わった後はなんとなく疲れてしまいました。
作品自体は非常にクォリティが高く、ストーリーもとても練りこまれています。見せ方も監督独特のセンスが光っています。しかし、“自分から見ようとしてないと見ていられない映画”なのですよ・・・。『CUBE』、『CUBE2』にあった見ずに入られない麻薬のような魅力は薄れていたような感じ。結果、観た後は淡々とした後味。
話の方はかなり2転3転して、ラストとかは結構好きなんですけどね。もう一度観ると絶対楽しいです。それは保障します。ただし、もう一度観る気は起きませんが・・・。

レビュー映画
スポンサーリンク
axeをフォローする
この記事を書いてる人
axe
axe

俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
出演予定の舞台情報もこちらで発信中。

axeをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました