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(ココロのカタチ) アーカイブ

2007年2月25日 (日)

『(ココロのカタチ)』、Yahoo!動画で無料配信中!

(ココロのカタチ)
ボクが去年の6月にやった舞台、東京P.R.O『ココロのカタチ』が本日2月25日からYahoo!動画で無料配信されてるみたいです。
PCであれば誰でも普通に見れるようなので、気軽にクリックしちゃうといいよ。
そして、本編開始前にちょっとCMもあるので見ちゃうといい (これのおかげで無料なんです)。
ココロのカタチ [東京P.R.O]

演劇表現専門CH テアトルプラトー

http://www.t-px.com/program.php?eid=00130&up=2&program-type=3

chapter1
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00104/v00230/v0023000000000341401/

chapter2
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00104/v00230/v0023000000000341403/

chapter3
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00104/v00230/v0023000000000341405/

chapter4
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00104/v00230/v0023000000000341407/


こんなんやってました
"SFコメディ"というジャンルで、笑って感動できる内容になっていて、編集により一度観ている人でも楽しめることうけあいです。
チャプターが4つに分けられていて約2時間の完全ノーカット版、もちろん吹き替えナシです。
結構、音とかもちゃんと撮れてて、編集でカットが切り替わったりして力が入っててびっくり。

2006年6月19日 (月)

防御反応

『(ココロのカタチ)』を"防御反応"という役で演らせてもらって。最後のまとめの意味でもこの役と向き合ってみようなんて思ってみた。そんなのは舞台が終わるたびにいつもやってるが、記憶なんて曖昧ということでせっかくだからあえて書き残してみようと。

カッコイイんですよ、こいつ。殺陣もあるし、袴で刀振り回しての立ち回りや台詞まで、どれをとってもはっきり言っておいしい役。だから困った。演出家は防御反応のイメージを「ルパンで言えば石川五ェ門」と言ったんですよ。でもかなりアツイやつである。アツイ石川五ェ門・・・当日パンフにも載ってるが、そこはまったく意識しないで作りました。もちろん演出家のこの言葉を聞いたか聞かないかでは大きな違いがあったわけだが。
とにかくカッコイイ奴なんだよこいつ。だからとことんかっこ悪くしてみたかったというのが本音。そんな奴が見せる"人間味あふれるカッコ悪さ"の部分が出せたら魅力になるんじゃなかろうか。ただのかっこつけてる奴に見られてしまうのが怖かった。それからが大変だったわけだど。もっと貪欲に、主役やメインを食っちまうくらいの勢いで自己中心的に役について考え始めてからは防御反応が勝手に動き始めてくれた。そんな役作りが出来る環境の東京P.R.Oは本当に演りやすかったです。

そんな深みのある役が作れたかどうかは分からないが、観てくれたお客さんの感想は「かっこいい」と言うものがほとんど。でもね、「かっこいい」は褒め言葉だとは思いません。だってカッコイイ役なんだもんこいつ。最悪そこは最低ラインだったわけで、そんな防御反応がした行動に対してどう思ってくれて、どう感じてくれたかが重要なわけで、あんなまじめそうな奴がバカなことやってんなーって笑ってくれたりすれば最高なわけですよ。笑わせるのが目的では決して無いのだけれど、笑い声が上がるって事は少なからずそんなキャラクターに思われてるってことだ。だから笑い声は勝ち。カッコイイ奴だけど、もっとそのかっこよさを生かしてやりたい、楽日までそんな役作りは延々と続きました。

殺陣に関しても初めての経験だったので何から何まで手探りのような、そういう意味でもめちゃくちゃ不安でした。もともと動くのは得意で、昔の舞台で殴り合いの立ち回りはやった事はあるんですが、殺陣は剣術なんで型がしっかりできてないと観る人は萎えてしまいます。そこがどこまでしっかりできるかが課題でした。殺陣をやっていた方には色々お世話になり本当に助かりました。しかし、今回は絶対に「殺陣やるんだよ」という言葉を宣伝文句にはしたくなかったんです。上にも書いたとおりかっこよさや殺陣の部分を見せたいんではなく人間味あるキャラクターを見てもらいたかったからです。その分驚いてたお客さんもいたようですが、別にサプライズじゃないですよ。隠してたわけでもないしね。

この役は最近の僕の役からは少し違うタイプだったので観に来てくれる知り合いの人には新鮮だったみたいです。しかし、実はこういう感じの役は高校時代よくやってました。しゃべり方なんかはむしろ得意なタイプです。近頃もらう役は弟とか少年とか流されやすく気は強くないタイプで、もともと抑えてやってたり押し込めて行くのが最近の役作りだったんで個人的にも楽しかったかな。
強く、芯を持った、頼りがいがあるけどちょっと抜けてる防御反応。彼は他の感情たちと一緒にもっとはしゃぎたいんですよきっと。自然とそう考えて役ができていったのは自分にはどっかにそんなところがあるからだろうな。

【まとめ】
(ココロのカタチ) - 2006年05月05日(金)
仕込み - 2006年06月07日(水)
初日 - 2006年06月08日(木)
2日目 - 2006年06月09日(金)
3日目 - 2006年06月10日(土)
楽日 - 2006年06月11日(日)

【おまけ】

画像
当日パンフレットに載る予定だった幻の登場人物紹介ページ。キャラクター紹介があったら演出家の意味がなくなってしまうということでボツになってしまいました・・・。クリックすると拡大します。

2006年6月11日 (日)

[(ココロのカタチ)] 楽日

楽日ともなるとお客さんの入りが多いので、混雑が予想されるが、今回は思っていたよりも集中しないでうまくばらけたような感じである。そのほうが役者としても助かる。ごっそりお客さんがいなくいと動揺が隠せなくなってまう。良くない事だけどいないよりはいたほうがずっと良い。そのために芝居してるんだから。

マチネ (13:00〜) [名]
昨日よりも完成度を上げようといつも考えているんですが、この回もまた然り。むしろ前回の色んな歯車を組み立てなおそうと静かに燃えてました。同じ舞台なのに本番に臨む気持ちはいつも違う。良いか悪いかは別としても舞台に出て役に入ってしまえばそんなの吹っ飛んでしまった。だから本番直前まであがき、もがくんだ。だから考えるのはいつも終わってから。
観に来てくれたお客さんの反応が非常に良い時はちょっとびびる。調子に乗ってリズムが変わってしまわないか怖いのだ。だから平常心で受け答えてるが、ホントはめちゃくちゃ嬉しいです。いやホント、マジで。ありがとうございます。

ソワレ (18:00〜) [名]
最後の最後。千秋楽です。公演前は皆静かにストレッチをしながら最後の確認をしている。Yahoo!動画やWOWWOWのTVカメラの撮影があるので客席がややつぶれる。カメラが入っても今までどおり演じるだけなので、みんなの中に特別な緊張感は無いようだ。
開演。珍しいくらい何もトラブルが無く、特にラストのところですべての感情が今までで一番つながったと思います。"超自然治癒力"祈りながら舞台の終わりを見守る自分の役は、正直最後の台詞を聞きたくなかった。そのくらいこのままこの空間で感情を共有していたかったです。大楽独特の役者の空回りもなかったので完成度は文句無く、いままでで一番のところに持っていけたと思いました。防御反応の中では、タケルにやっと押されたと感じた回でもあります。

スタンド・バイ・カントリーロード
公演終了後一気にバラシです。みるみる舞台が消えていきます。少し寂しさを感じながら、その感情を吹き飛ばすようにバラシを進めていく。不思議と打ち上げまでは芝居の話はまったくしなかった。
怒涛のバラシのあと、雨の中、中野駅に移動して打ち上げ。いろんなことを話したり反省したり、朝の5時までお酒を飲みながらしゃべっていたら、公演中に守り抜いたのどは完全に枯れてました。"防御反応"卒業。いや、いかんいかん。次の公演のために早急に治さなくては、と用意されている次の一歩の置き場所にありがたさを感じながら、この東京P.R.Oという劇団に自分の足跡を残せたかどうかを見極める。
始発の電車で家路に着くが、地元の駅を1駅寝過ごしてしまった。売店で缶コーヒーを買い、反対ホームで次の電車を待つ。どうにかここまでこれました。

2006年6月10日 (土)

[(ココロのカタチ)] 3日目

今公演初めてのマチネ、ソワレの2ステ。最近の僕の公演は3日間が多いので、今日のマチネが折り返しというのはいつもより長く感じる。純粋に嬉しいです。まだあと1日防御反応。

マチネ (14:00〜) [名]
なんとなんと、今回の公演初のハプニング発生観に来たお客さんは特別なものが観れましたよ(おうぃ)。門番のシーンでもともとアドリブのような場面が本当にアドリブになってしまいました。きっかけの音がでなかったので誰も動けず先に進めず、照明さんがフォローを入れてくれてかろうじて助かりました。お客さんからすればこんな話どうでもいいんでしょうが、というか聞かせる必要はまったく無いはず。一番の問題はお客さんに申し訳ないという事なので。でも書きます。独断と偏見の日記(記録)なので。見てしまって気分が悪くなった方はすいません。

さらに、今だから言うけども・・・ついに本番で出トチってしまいました。おい。なんてこったよ。ありえないよホントすいませんすいません。実は相当へこんでました。あー。どうしてそんな事になってしまったのか分析しなくては。そして次につなげよう。理由はいろいろあるんですが、直前のシーンで音響のきっかけが無くて焦ったとかはただの言い訳。やはりずっと考えてました。刀のことです。ずれてたり、納刀してたりでテンパリまくりの本公演。小道具の処理が今回最大の反省点。小屋入りしてから初めてちゃんと背負ったり、出はけが全然思い通りにいかなかったりで、ただ単に稽古不足。思いがついてこなかったり。そんな中途半端なもんになってる自分に憤りを感じてます。

ソワレ (19:00〜) [名]
お客さんがものすごく入って気合い入りまくりの回です。もちろん数で演技は変わらないけど、最前列に人が居ると嬉しいです。しかもみんな空回らずにいけたかと。最初のシーンの世話焼きがやけに気合入ってたのが幕間で聞いてて印象的でした。共演者の皆もある程度手ごたえは感じてる様だったし、また改めて防御反応が見えてきた気がした回でした。成長しているんだな、俺の中で。役が勝手に動き始めてきました。自分ひとりの力ではなく舞台に立ってる共演者に押し上げられる感覚、もっと頼って信じてみよう。まだ伸びる。あ、門番のところの音きっかけはちゃんと入りました。が、僕のシーンでの重要な音きっかけが・・・。稽古中に一回体験してたので良かったです。稽古中はどんどん間違えよう。

できれば忘れて欲しい僕はずっと覚えてるから
いろいろあった3日目でした。できたらこの記事は読み飛ばして欲しい。ああ、改めてごめんなさい。もう観に来てくれたお客さんにスイマセンと言って出迎えたくないです。お客さんは良かったよーと言ってくれ、かなり好評の今回。それだけに痛い。良かったよー気付いてないから、余計に痛いよー。
明日が楽日か・・・。

2006年6月 9日 (金)

[(ココロのカタチ)] 2日目

2日目はゲネはないので少し遅めの13:00に小屋入り。その前の12:00に集合してチラシ配り(ポスティング)をしてました。目白の集合住宅巡ってちょい徘徊。知らない町だぁってどきどきしながら・・・、て本番前のどきどきだろうよきっと。

ソワレ (19:00〜) [54名]
さてと2日目ということで気が落ちないように注意しながらやろうと思ってたけど、1日1ステは非常にいい緊張感で本番を向かえられるなぁ。芝居の中に笑わすシーンが入っているので本当に些細なきっかけで微妙な"間"が変っていしまいます。お客さんの反応を気にしちゃいけないんだけど、反応次第で芝居が変わってしまう。役者みんな今できる一番のものをという気持ちだったので、昨日のよりも完成度の高い公演を目指してました。
結果はなんだかカラ回ってしまったような。演出家曰く、スタッフが浮き足立ってるだそうです。全体的に焦ってしまってたかな(もちろん僕も含めて)。最後のシーンのほうは1点を守りきる日本代表のような気持ちでしたなんだそりゃ。とにかく焦ってたわけさみんな、何かに負けたくないから。

お化けと主張するケンジ
ハプニングもありました。公演中にお客さんがいきなり立ち上がって、演技中の役者のことを触ったそうです。さらっと書いたけどすごいことだぞコレ。僕は直接見てなかったけど触られた社交辞令役と楽屋で見てたみんなもびっくりしたよ。問題のシーンはジロー、世話焼き、社交辞令が3人でつっこみが云々って言ってるところ。触られた本人曰く、「スーツのポケットが出てたのかなぁ」。なんにしても恐ろしい。さらに不気味なのは、触ってきたお客さんは誰の知り合いでもないということ。何にもなくてよかったです。触られたのが俺だったら切っちゃってるからね、刀持ってるから。

明日は2ステ、そして折り返しです。そしてついに今日W杯開幕したらしいです知りません!!

2006年6月 8日 (木)

[(ココロのカタチ)] 初日

無事に初日を迎えました。朝早く平日朝のラッシュも苦ではなくて、いつもとは違う駅に降りて劇場に着くころにはもう気持ちの整理はできていて、なんだかそこいらを歩いてる人とは違うオーラをまとって到着したのでした。

ゲネ (14:00〜)
ばたばたと場当たりをこなしてからゲネへ。時間がなくて、ゲネができるのか心配だったんですが、このゲネで不安が解消されました。何が不安って、早替えと小道具処理、そして場面転換という・・・ほぼ劇場での現場処理。はっきり言って確認しながらのゲネになりました。よくないことかもしれないですが、正直気持ちよりもカタチ先行でした。みんなで一つ一つのシーンの確認。単純に稽古してないからなんですが、変な緊張感をもてたのは僕だけだろうか。個人的な部分の成功率が悪かったので、完成度を引き上げるようにじりじりと。このゲネ単体よりも夜の本番を見据えてじわりじわりとテンションを上げていきました。

ソワレ (19:00〜) [71名]
本番前、客入れの時間。楽屋のモニターから次々に埋まっていく席を眺めながら高まった緊張感と高揚を抑えていく。僕がもしタバコを吸えるのならここで一服。そんな気持ちだ。朝からろくに物を入れてない腹がきりきりと引き締まっていく感覚。悪くない。お客さんが入ってくる受付ロビーの壁一枚を隔てた楽屋このでコンディション上げていく作業を繰り返す。そして開演。
グッと引き締まった感じ。よかったです。完成度も今までの通しの中でもいいものだったし大ポカもなくて本当によかったと思います。しかし、みんな"本番"という緊張感に押し上げられた感じは否めなかったかな。個人的にもシーン一つ一つのできは、今までの中でもかなり完成度が高いものを持ってこれました。あとは安定感。これを掴んでおかないと残りの3日間が恐ろしく長いものになるでしょう。
お客さんも暖かくて、助けられた感じ。反応がよすぎるくらい。明日からはお客さんの反応で芝居が変わらないようにしなくては。まだまだ「防御反応」に踏み込めるはず。

怖かったんだよ僕は
無事初日が終わって打ち上げから終電で帰ってきました。
さて、弱音を吐かせてもらいます。今日の朝は刀の処理が本当に不安だったんで、ゲネをこなすまで正直生きた心地がしませんでした。個人的に口数が少なかったりして不安を伝染させないように注意してました。スイマセンもうばっちり大丈夫です。明日からはもっと、もっと楽しみます。

2006年6月 7日 (水)

[(ココロのカタチ)] 仕込み

あーあー大変大変。そんなこと言ってる間に本番が近づいてきますよずんずんと足音を立てて。その慌しい気持ちを仕込みの忙しさで忘れてしまうのです。06:30起床。本日はラッシュに巻き込まれながら目白へ。お、楽屋が広くて豪華。モニターがあるんだ。トイレが3個もあります。"アイピット目白"今日から4日間お世話になる小屋です。
舞台が出来てくると気持ちがまた高まってきます。ワクワクした気持ちと、確認しながらの緊張とのせめぎあい。まだだ、本番まで時間がある。あせる気持ちを抑えながら時間の許す限りまだ散らかっている出来立ての舞台やハケ口を踏みしめていく。この時ばかりは役者は自分の役のことだけしか考えてないと思います。自己中心的にストイックに。

1日仕込みで今日中に場当たり完了の予定だったんですが、時間が押してしまい明日に持ち越し。やはりというかよくあることなんですが、照明のシュートでわかったことは思ったより横幅が広いということ、そしてお客さんが近い。このままでは僕2、3回お客さんを切ってしまいます。

明日は場当たりが終わり次第ゲネ→本番と2回演ります。果たしてゲネが出来るのか!!? 東京P.R.Oは前回の公演ゲネなしで本番に挑むという武勇伝を聞かされているので油断できません。
明日までにやること。折り込みのための7月の芝居の仮チラシを持ってくる。お客様に舞台詳細、問い合わせへの返信。個人的な気持ちの整理。しっかり寝ること。台本。iPodの充電。携帯は充電器を持っていくので大丈夫です。

ずんずんずん。

あーあー大変大変。
メモ代わりのA4の雑紙に"どうらん"と書いて寝ます。

2006年6月 6日 (火)

送信保留

本番近くなってきて、レスポンスが悪くなってきてます。メールをしてくれる方ごめんなさい。舞台の予約に関してはメールが届いた分は大丈夫です。すぐに返信します。保存メールがどんどんたまっていきます。てかこれ書いてる間にやれよオレ。でも書きます。

最後の稽古が終わりました。
今日の通しでも出トチったよをい・・・。考えてましたスイマセン。でも完成度は上がってます。満足はしてないけどいくらかは確立してきました。今日失敗してよかったと思う。というのも今日初めて小道具と衣装を付けまして、わたわたと通したんですが思ったより出来てホッとしてしまうのが怖い。刀を背中に背負うんですが、どうにもバランスが悪い。動きが変わってきます。でも気持ちは変えません。

7月出演舞台の仮チラシを折り込むために本番までに作成しなくては。ところで600部の印刷はどうするんだろう・・・。間に合うのか。
明日は仕込み、祭りの始まりです。

2006年6月 5日 (月)

月曜日の終電はやけに空いている

通しで出トチりしてみたり、小道具の処理に困ってみたり、間が微妙だったり、携帯の充電し忘れたりと・・・なんていうんですか、バイオリズムが低空飛行中です。もちろん自分もそうなんだけど、稽古全体のモチベーションが、落ちてはないけど溢れてない。そうそうこの感じ。
芝居ってのはやっぱり生物で長い稽古期間、浮き沈みのリズムが存在する。それは役者のモチベーションだったり完成度だったり演出家の作戦だったり(演出ともいう)。株と一緒で上がりすぎたり下がりすぎたら反発で戻ろうとする力が働く。今が底値なら、あとは上がるだけ。
稽古はあと1日。本番4日間を視野に入れてじわじわと上げていきたい。

帰りの電車でバッグから伸びるイヤホンコードが引っかからないように注意して座る。借りてきたばかりの新曲を聞きながらボリュームを少し上げ台本を開く。
まずは出ハケを確認しよう。

2006年5月31日 (水)

銃刀法違反

殺陣に使う刀が手に入りました。ジュラルミン製の刀でとても軽い。今まで使っていた木刀よりも軽いくらい。実際に舞台で使うものなので、見た目も本格的になってきました(自分じゃわかりませんが)。
あ、別にね今回"殺陣"がメインじゃないんですよ。だからそこらへんはきちがえないように自分に言い聞かせてるつもりです。舞台を魅せるんです。

ちなみにこの刀、外で見せると捕まるらしいです。今回演出家に役のイメージについて「『ルパン』の五右衛門のような・・・」と言われましたが、そういえば『ルパン三世』の3人組は明らかに銃刀法違反です。なんて思いながら本番まで毎日刀を持って行ってるんですが、満員電車が大変です。

2006年5月30日 (火)

乗り遅れるな!!

小道具の確認と、チラシの作成、さらに本番までに7月の舞台の仮チラを作る。自分の舞台に自分で作って折り込むという、こんなもんかと責任感が薄れ妥協してしまいそうな状況。
やらなきゃいけないんだけど絶対的な時間がない、ような気がする。スケジュールが詰まってきてます。本番はもうすぐそこまで来ていて、1日1日を大切に使っていかないとあっという間に"今回の公演"を過ごしてしまいそう。"今回だけの公演"にしなくては。時間てのはエスカレーターみたいに自動的に動いてくれる。乗るヒトが受動的でも行き着くところはみな同じ。だったら階段で昇っていこう。自分で決めて早くも遅くもなるんだから。
雑務に惑わされて本質を見失わないようにしよう。だけど、エレベーターが止まらないように雑務もこなそう。まだ、あと8日間もある。

2006年5月27日 (土)

「そこ、痒いです」とは言えません

髪を切ってきました。舞台に向けてってわけでもないけど、スケジュール的な調整を考えて今日切りました。よく伸ばしっぱなしにしてしまう僕にとって、こういうことはタイミングがとても重要。特に決まった髪型があるわけでもないので、ある理由(舞台とか撮影)がない限りよっぽどうざったくなったとき以外切ろうとしません(その場合たいてい前髪がうざったくなる)。
伸ばしてるわけでもないので、整えるようにカット。本番2週間前を切ったので適度になじんでくれるくらいがちょうどいい。

この前財布を落としたときに一緒にメンバーカードがなくなったので再発行してもらうことに。今までのポイントが0になってしまうが、貯まったためしがないので別にいい。受付で「本日クーポンなどはお持ちですか?」と聞かれる。ホットペッパーとかでクーポン割引があるらしいけど、「今からコンビニに取りに行ってもいいですか?」と言う勇気もないので1,000円増しでカットしてもらった。メンバー料金で¥3,990-。"プライド"はプライスレスでは無かったか。


今回舞台の前だからということもあるが、事務所の写真撮影の時期も重なってこのタイミングになった。事務所の撮影がなければ本当はもうちょっとチャレンジブルな髪型で舞台に臨みたかったが、仕方ない。
加えてこの夏には戦争ものの舞台(『神の風にふれた子供達』)が控えていて、坊主でないにせよこの髪がどうなるのかはわからないので、去年と同じ心境だ。本当は色を入れたかったというのが本音だが、この舞台が控えてるので今回は見送った。

さらに心配の種は今年が"免許の更新"だということ。会社員が有給取ってまで行くあれですよ。誕生日が9月なので、前後1ヶ月の8月から10月以内になる。問題は免許証の写真。この時期に僕の髪型はどうなっているのか・・・。少しは計算して切っていかないと、向こう5年は後悔しかねないので要注意だ。
どっかで聞いたんだけど、免許証の写真をあらかじめ自分で撮って持って行けるとか行けないとかどっちだよ。当方いくら調べてもわからんのです。地域によるのかな。誰か知ってませんか?

2006年5月24日 (水)

本番2週間前に思うこと

今回芝居で殺陣をやるんですが、刀を使うのは初めて。稽古では木刀を使ってるんですが、今日は美術さんから本番用の刀が届きました。それだけでテンションの上がってしまう僕はやっぱり男の子。おお、ディティールがしっかりしていてかっこいい。
しかし、持ってみると軽いのです。とても軽くて折れてしまわないか心配なのです・・・。大変気を使いながら演技をしても今までの動きはまったくできず、結果的に美術さんに突き返すことに。あああ、せっかくしっかりと作ってくれたのに、申し訳ないですとしか言えない自分が悔しい・・・。

結局本物の模造刀を持っている人に当たってみることに。刀を作ってくれた小道具さんは役者が演技しやすいように意識して軽いものを作ってくれたそうで。しかし、演技中は相当動くので、稽古中に傘の柄を曲げそうになった僕にはこの刀が耐えうるのか正直不安。最初から共有しとけよって話ですよね、美術さん本当にスイマセン。

まったく知識がないので調べてみると、軽くて丈夫なジュラルミン製の刀になるのかな? 一生懸命制作さんが動いてくれているのに、今まで小道具の件をまかせっきりにしていた自分の意識不足。何だろうこのどうしょうもないこの歯痒さ。ぜんぜん絵にならない。立つのは自分なのに。

美術さんに、この刀でいきますと言われたら動き考え直すんで大丈夫ですよ、と申し訳なさそうに伝えたら「小道具の都合で役者の動きを変えさせるなんてできません。持って帰ります」と即答で帰ってきた。
ああ、立たされてんだなーオレは。本気でやらなきゃ失礼だよ。まだ何かやれることがあるんじゃないか、自分で限界を決めてるんじゃなかろうか。雨はやんでる。終電帰りの夜の自転車、風を切りながら寒さに負けじとペダルを踏み込む。周りを少し気にしつつ、台詞を口ずさみながらそんなことを考えてしまうわけですよ。

日付が変わろうとしている。カレンダーの2コマ下は本番だ。

2006年5月23日 (火)

レコーディングと書くとかっこいい

録音です。レコーディングと言うと聞こえがいい。オフレコ?? 違うよアフレコ、アフターレコーディング・・・でもないのかつまり録音ね。
今日は『(ココロのカタチ)』の舞台に使う声を録音しました。音響さんの機材がそろっていて、ちゃんと録れるのでかなりしっかりしていて、やっていて楽しかったです。ある場面をまるまるみんなでそろえる部分があったんですが奇跡的にNGはなく、きわめて順調でした。

考えてみれば自分の声を録音するのは久しぶり。こう見えても昔は、自分でカセットテープに吹き込んではバカなことやってたはしくれです。簡単な台本書いて目の前にデッキ置いて自分で音出して("カチ"って音が入ってるw)、友達と一緒に、自己満足のカタマリのような作品を作ってました。あとから自分たちで聴いても、変です。今聴いてもゾッとします。尖がってました。そんなイズムが今の僕の創造性に活きている・・・と思いたい、強く思いたい。そして尖がりたい。

今回の録音は、そんなものとはまったく異なるわけですが、そんなこと言ったら今まで書いたの意味なくなるので無理やりまとめて落とします。そうなんです、録音が好きなんですね僕、という話になってしまったなんか違うぞオレ。
今日撮ったものがどこに使われるのかは劇場でお楽しみください。書いてもいいけどネタバレです。なので絶対に言いませんが、公演後に書こうかと思います。劇中にこんな使い方いいのか? と思うくらい思い切ってて、結構画期的かも・・・と思うくらいでちょうどいいと思われます。

2006年5月21日 (日)

そこんことは恥ずかしい

昨日、電車で移動中に友人に言われて気づいた。公演まであと3週間なんだね。言葉にしてみるとびっくりするくらい早い期間に、自分で驚いた。「何だ、まだ思ったより余裕あるね」、友人がそう言っていたのが印象的だ。もっと切羽詰っているのかと思ってたのだろうか。今の僕はそんな感じに見えるのだろう。

事務所のレッスンのあとに自主稽古。新宿に向かう。稽古場がないので公園で練習だ。外でやるにはいい季節になってきた、と思ったら風が強く昼間調子に乗って半そで1枚で出てきた僕には少々堪える。

そろったからには気合でやらなきゃ。演出家がいないのでいつもと違うことができるのはいいことだろうけど、気が抜けているのも事実。「"ツッコミ"は"突っ込み"なんだよ」レッスンで先生に言われた言葉どおり、タイミングなのか気合なのか、何かが足りなくてしっくりこない。突っ込んでないのか。本を読むんじゃなくて空気なんだろうなこういうのは。きわめて伝えにくい。でもそれしかないのだ。やってて気持ち悪い"空気"だけが夜の公園に漂う。

今回はまったく面識がなかった劇団での客演なので、周りは他人だらけ。役者の人とは少しずつ距離を縮めていく。人付き合いは得意だと人からよく言われるが、そうでもない。多分人見知りだ。それを見せないだけで。人と付き合うのはお互いにさらけ出していかないと。この劇団はその部分があっという間に埋まる。みんなまじめでアツイ。同じものを作る仲間だから自然に動けるんだと思う。手を抜くのは失礼だから全力で主張しよう。そう思える劇団だ。

今日はそんな劇団の一人と一緒に帰る機会があった。今回の主人公の一人である。
年は僕より下。でもよく考えている。劇団内ではムードメーカーなので、本人もそれを良くわかっており期待通りに動いてくれるノリのいいやつ。でも、勢いだけの人間じゃないのは少し話していればすぐわかる。なんだか同じものを感じる彼に、僕はとても親近感が沸く。きっと向こうもそう感じているんだろう。

おそらく彼は、感受性が恐ろしく高い。そんな人間を容易にほめたり自分の気持ちを単純な言葉に表すのは、相手に対してなんとも陳腐で失礼な気がする。言葉にしなくてもわかるだろうから。だから言えなかった自分の感情をここに書いておく。
なんともつかみ所がないがおもしろい、なんだか刺激し合えると感じる奴だなぁと。
感覚が似てんのかな?(失礼な話かもしれないが勝手にそう思う)

2006年5月 5日 (金)

(ココロのカタチ)

(ココロのカタチ)
東京P.R.O 11th Field Play
『(ココロのカタチ)』

Time table
6/08日(木) 19:00
6/09日(金) 19:00
6/10日(土) 14:00/19:00
6/11日(日) 13:00/18:00
 (※ 開場は開演の30分前)

Cast
有村優太、イトーエミ、斧口智彦、加藤貴志、樹平藍 (劇団 伍季風 monsoon)、鈴木茂樹、平山理沙、横田純、淀野正弘、若本賢一

Staff
原作:山下良造
演出:鈴木茂樹 (時速12キロ)
舞台監督:和希
照明:石坂晶子 (SLS)
音響/マニュピュレータ:ゆうや
美術:うさみかおり、若林夕美子
衣装:宮本洋子、平原亜樹
小道具:太田好美
映像:山田デンキ
制作:東京P.R.O
協力:新城早師、栗山ゆき、時速12キロ、すきがら沙智、ソマリ工房、ナール印刷、日野大

Ticket
前売:¥2,000
当日:¥2,500
 (※ 全席自由)

Place
アイピット目白

アイピット目白-地図

東京都新宿区下落合3-20-11
TEL:03-3951-5888 (公演当日のみ)
→ JR山手線目白駅より徒歩5分。

Story
 心の病を治す精神医学チーム「PSY-S」(サイズ)の一員・ジローは、多重人格症の患者・月子の中に住む凶暴な人格タケルの正体をつかむために、月子のココロの中に入り込む。その中で、タケルの存在と共に、以前同実験で失敗し、月子のココロの中から帰ってこなかったもうひとりのPSY-S、ケンジの存在をも確認する。
 はたしてタケルという人格はどうしてつくられたのか?そんなタケルとケンジが、無意識の世界で争いをおこしてしまうが・・・。
 東京P.R.Oの贈る、SFハートウォーミング・コメディ。

 ココにあるココロのカタチ
 ソコにあるココロのカタチ

 今ココにあるココロのカタチ
 今ソコにあるココロのカタチ

 様々なココロのカタチによって形成されるココロのカタチ
 様々なココロのカタチによって形成される自分のカタチ

 ココロの中のココロのイドコロ
 私の中の私の居所

劇団公式ホームページ
[TOKYOPRO.jp]
http://www.tokyopro.jp/
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2006年4月20日 (木)

オウム侵入反対!!

今回いつも行ってる稽古場の入口に貼ってある言葉。

「オウム侵入反対!!」(板橋区町会連合会)

"アーレフ"は良いのかね?
つうか、板橋区は出るのかね。
侵入してくるんですかね。

そして"禁止"ではなく、あくまで"侵入反対"の姿勢。
え? え、だから"アーレフ"でないの??

2006年3月30日 (木)

急遽、6月出演決定

先日、無事公演を終えた『KIKI 〜未だ見果てぬ宇宙の狭間で〜』。
実は公演終了後、いくつかの劇団さんから、僕に出演のオファーが来てます。
ありがたいことです。

現在、タレント事務所に所属しているんですが、劇団には入ってないので、舞台ではもっぱら客演のフリー劇団員(笑)。
そういった舞台で僕を観てくれて、使いたいと言ってくれるのは非常に嬉しいです。
そこで、いろいろな劇団や芝居に触れることも自分を高められることだと思っています。

そういう意味では、お誘いの話が多いということはとてもいい環境なのかなと。
もちろん去年もいい話はもらっていたんですが、スケジュールの関係でお断りしていました。
しかし、『KIKI』での共演者も稽古中に他の公演に出ていたりして、得られるものは大きいはずです(良いか悪いかは別として)。
もちろん自分のクウォリティを落とさずに、今年はできるだけ挑戦していきたいと思ってます。


その中で、急遽6月の公演に出演することになりました!!


東京P.R.O 11th Field Play
『(ココロのカタチ)』
期日:2006年6月8日(木)〜6月11日(日)
場所:アイピット目白


「東京P.R.O」という劇団で、前回の少女役の人が所属する劇団です。
『KIKI』では仕込み、バラシともに手伝ってもらいました。
その節ではどうもw。

僕は東京P.R.Oの芝居を観に行ったことはないんですが、映像などを使いとてもかっこいい芝居をする劇団で、面白いと評判の劇団さんです。

チラシのデザインがすっごい自分好み。
僕は前、この劇団を全く知らないころから、東京P.R.Oの公演チラシを見て、かっこいいデザインだなぁと思っていたのをよく覚えてます。
大胆に空間を使っていて、勉強になります。
公式サイトも洗練されていてかっこいい。


で、今日は出演予定の「東京P.R.O」の稽古に参加させてもらいました。
みなさんストイックで、とてもいい雰囲気です。
見ていて自分も演りたくなってしまう。
とてもいい"気"をもらいました。

この6月の舞台は、絶対観にいこうと思っていたのに(約束までしてましたw)、まさか自分が出る側になるとは・・・(笑)。
最近自分がやってきた作品とは、全く違うものを見せられそうです。

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