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昭和家族 VS 平成家族 アーカイブ

2007年2月 5日 (月)

自己完結モノローグ

last train
『昭和家族VS平成家族』の上映会でした。観たのは楽日のソワレ。一番お客さんの反応が良かった回ですね。
そこでアンケート見たりしながら、稽古のときからずっと見てきたシーンをキャストと演出家のみんなで見直しながら、ことあるごとにつっこみを入れたり、裏話を暴露したり、そのときの感情を説明しながら自分の役のときだけ急に黙ってドキドキしたりしながら鑑賞するんですよ。

ただ、舞台がすべて終わってから改めて見直すのはなんとも不思議な気分。公演後の上演会って、正直あまり気分のいいものじゃないんだよね。どうしてもじっくりと見てしまい、自分の演技のボロを発見してしまうから。いうなれば体重計に乗る前の女の子の気分だよ。そんなこと言ってられないんだけどさ、実際。なにより自分の作品を見直すってのは大事なことだし、それによって得られるものは想像しているよりもずっと大きい。"客観的に自分を観る"って、とてもとても大切なんだよね。自分自身をチェックする意味でも。

だから、こういった上映会はまさにうってつけ。とてもドライに冷静に見れるからね、自分のお姿を。体重計の数字みたいに、スクリーンを通してデジタル表示されるんだよ、増えてても減ってても。

鑑賞会が終わったあとの飲み会で、同じ路線のキャストと終電に合わせて駅まで必死に走り、スーツに革靴で全力疾走。終電の電車に揺られながら、あーでもないこーでもないと、終わった舞台を稽古の時のように語り合うこともなく、一人意識を吊革広告に向けて。漠然と漠然と。


おおむね好評だったアンケートの中に、とても丁寧な文章で書かれていた一文。

「今度は、役者が演じていて楽しい舞台じゃなく、お客さんが観ていて楽しい舞台にしてください」

ホントにそう。ホンッとにそうだよ。激しくそう思う。
この日記のタイトルにしてやろうかと思ったくらい自分の気持ちにストレートに届いた一言だったからさ。そのあとはカウンターくらって倒れたボクサーみたいな気分。そりゃジャンプも買い忘れるよ。

2007年1月19日 (金)

西園寺正蔵

"Dr.西園寺"こと西園寺正蔵。そうなんです、お医者さんなんです彼。しかも性格がめちゃくちゃ嫌ぁ〜な奴で、なぜかモテモテという絵に描いたような設定のキャラクターです。
実は稽古当初、違うキャストがこの役を演じてました。しかし、ある時期にキャストの入れ替えがあり、その中で西園寺はボクが演じることに。そんな縁があって、今回ボクと西園寺との出会いはずいぶんと唐突なものでした。

とはいっても作中での登場回数は多くなく、いわゆる"飛び道具"といわれる役回り。しかし、インパクトがある役なのでお客さんからのフィードバックが大変よく、そういう意味ではとてもおいしい役だったみたいです。
役作りはキャラ芝居なんですが、飛び道具独特の"遊び"が沢山でき、稽古中はとにかくいろいろなことをやって楽しんで、通しでは毎回何か変えてました。良い悪いは別として、こういう作り方も重要だよね。ね。飛び跳ねたりジャケット脱いだり、お茶の飲み方だったり、その中でも一番好評だったのは妙な指の動き。いつもクネクネしてる指や手つきは絶賛でした。西園寺というキャラクターを生みだす上で、何か"ノイズ"を入れようとして出来上がった動きなんですが、この動きには実はモデルがいまして、高校時代の演劇部に少しだけ所属していた後輩、Kさんから取ったものなんです。女の子なんで意味は違いますが、地でアレをやっているような感じ。とにかくすごいインパクトで当時はよくみんなでマネをしていたのを覚えてます。当人はすぐに退部してしまい、幻のヒトとなりましたが。

去年は出演した舞台5本のうち、演じた役は少年や息子、内気な兵隊からヲタク、刀を振り回す心の中の人物 (説明がややこしい!)まで、いろんな役をやらせてもらった年でした。特に、今回は前回のヲタク役とは180度違う役柄だったので役者として非常に面白かったです。でも意外と類似点は多く、コメディで飛び道具、そしてオイシイ部分を持っていき、突然出てきてはインパクトのある役というところはまったく一緒でした。

はじめの方は「医者に見えない」などのダメ出しをもらっていまして、演じながらどんどん考える方向に入る時期がありました。しかしやっぱり守りに入っちゃダメですね、攻めていかないと。できるだけぶっ飛んだことをやってやろうとして、吹っ切れました。そこからは楽しかったですねー本当に。

正直丸々カットされた西園寺シーンが2つもあるんですが、そこは飛び道具、他のストーリラインを残すためにはしょうがないです。実際120ページを超えた台本は、最終稿では82ページになってましたから。ボク以外にも涙をのんだキャストはいます。新之助のストリートライブの弾き語りがあったり、父ちゃん一鉄の勘違い事件があったりしたんですが、誰よりも悔しいのは書き上げた脚本家。

いつも言ってますが、役者が本を信用しなきゃどうしようもないんです。ボクは、あくまで演出と脚本化には敬意を払って舞台に立たせてもらっているので、文句があるなら別の舞台に出ればいいとさえ思います。もちろんいろんなケースがありますが、ボクはこういうスタンスで舞台に立たせてもらえることを嬉しく思います。

さらに、観に来てくれた方々には本当に感謝します。皆さんがいないと、ボクが役者をやっている意味はありません。ここまですごい勢いで公演を重ねた2006年に対し、今年は次のステージを目指して頑張りたいと思います。次の舞台のオファーはいくつか来ていて、正式にメインでといってくれる劇団もあります。が、ボク個人の事情によりどうなるかまったく分からず、次の舞台出演まで間が空くかもしれませんが、これからもどうか生暖かく見守ってやってください。

【まとめ】
昭和家族 VS 平成家族 - 2006年12月01日(金)
劇場下見 - 2006年12月02日(土)
仕込み、小屋入り - 2007年01月11日(木)
初日 - 2007年01月12日(金)
楽日 - 2007年01月13日(土)

【おまけ】

舞台セット
これが今回のセットです。思っていたより豪華になりビックリしてました。左が平成家族こと白石家、右が昭和家族こと村田家となっています。隣の家は文字通り"敷居が高い"んです。場面転換のほとんどを照明の切り替えで行い、テンポ感が良い舞台になったと思います。

Dr.西園寺
楽屋でのDr.西園寺。自分で撮ってます。鏡にその様が映っていて、ナルシストでもどこか外れているキャラクターが出ている一枚。

キクさんは見た
最後のおまけ。稽古場での一枚。出番を待っているおばあちゃんがドア越しにみんなを眺めています。事件は現場で起こっている!!

2007年1月13日 (土)

[昭和 VS 平成] 楽日

初日の次の日はもう千秋楽です。早い。早いよ2日間公演は。しかも金、土という変則的な公演日程。おかげで日曜日の事務所のレッスンに参加できるというスケジュールです。中にはオーディションがある人もいて、ちゃんと打ち上がれるのか?
公演内容は昨日の意識を変えるため気を引き締めて望みました。とはいえ楽日ですから気合い入りまくりでしょうけど。

マチネ (12:30〜)
お客さんの反応がよく、みんなもノッてました。ボク自身演じてて楽しかったし、懸念していた二落ち (気が緩んでテンポや芝居が悪くなること)はありませんでした。西園寺のところも反応がよく、やけに笑われました。が、狙い通りではないのが気がかり・・・。観に来てくれたお客さんに「もっと楽しんでもいいよ」と言われました。

ソワレ (16:30〜)
最後の公演ですが力も入りすぎず、お客さんの反応もマチネよりもいいものでした。笑いのポイントをバッチリつかんだところでおしまい。しかし、すべて狙い通りの部分で笑いが来ました。もちろん期待はしてないけど狙ってました。総合的には今日のソワレが一番いい出来との噂。

祭りのあと
4回しかないのであっという間に感じました。う〜ん、もっとやりたかったってのが本音かな。楽屋や劇場にやっとなじんだところで楽日→バラシだったのでゆっくりと楽しむ暇もありませんでした。下北沢で芝居をするのも実は初めてだったので、もっと堪能すればよかったと打ち上げに向かう途中に後悔。いろいろあった今回の公演ですが、話すと長くなるので、やっぱり打ち上げは朝の5時まで飲んでました。

2007年1月12日 (金)

[昭和 VS 平成] 初日

初日はマチネ、ソワレと2回公演なので、ゲネあわせて初の1日3回通しです。稽古でも2回までしかやっていなかったので、結果はある意味全くの未知数。

ゲネ (10:30〜)
劇場に入っての初めての通しでもありました。出演者はみんな確かめながらやっていた感じで、緊張感が共演者通し伝わってました。悪くはなかったです。悪くは。
僕自身楽しめたので良しとしよう。

マチネ (14:30〜)
キャストの緊張が最高潮。初舞台ならなおさらだ。初めから飛ばし過ぎってくらいのテンポでちょっと焦ったけど。しかしそれはお客さんの笑い声で安定していきます。というか客が暖かすぎる。年齢層が若干高めなのか、分かりやすいネタが受ける傾向にありました。西園寺も落ちの前に笑いが来る始末。出てきただけで笑われるとこっちが動揺します。

ソワレ (18:30〜)
通算で本日3回目の通しになります。結果は滑りまくりでした。テンポもテンションも・・・お客さんの反応も。演出家いわく、身体の疲れと精神力がばらばらで無理して持っていこうとしていると。
確かにそうでした。この回のお客さんが冷たいんじゃなくてこっちの芝居が変わったんです。これは防ぐことは出来なかったのか、公演後ずっと考えてました。

落しどころ
オチがきっちり決まって、狙ったところで笑いが来るのが一番ですが、どこで来るのかなんて分かりません。「何でここで?」ということなんてざらにあります。そんなことでいちいちへこんでちゃだめなんですが、ソワレの外し具合はさすがに考えてしまいました。自信がなかったのか、狙ってしまったのか・・・。
喜劇の恐ろしさを改めて痛感しました。これは重要な課題だぞ。

2007年1月11日 (木)

[昭和 VS 平成] 小屋入り、仕込み

予想以上に豪華なセット。金はかけないって言ってたのにビックリです。
そして、ゲネが初日しかできないので、通しのような場当たりしながら立ち方を確認します。演技が急に良くなった人、から回ってる人織り交ぜながら全体のリズムはなんとなくいい方向に向かって明日は初日の幕が開けそうです。
北沢タウンホール。なかなかいい小屋で、本番が2日だと楽屋が良くてもあまり関係ないようにも思えますが。日曜日は公演がないのがもったいない。もっと演りたいなぁ。

何より嬉しいのは、最寄り駅が下北沢ということ。終電が遅いぜ。ただ、明日も平日の通勤ラッシュだぜ。

3時間のレム睡眠

気になる部分が多い今回の公演。実は、僕自身はけっこう安定してます。

明日は仕込み・・・て今日だよ!!
わーい、さっさと寝よう。
別に寝れないわけじゃありません。いつもどおりのライフサイクルなんでしょう。別段意識してないわけで、緊張はしてないけどなんだかソワソワ、気になってるのはもっと別の部分。

初日の幕が上がってから考えたくないので、ここで思ったことは今のうちに消化しておこう。平日の朝の満員電車に揺られながら、小屋つくまでの時間に。

2007年1月 7日 (日)

アップダウン

本番へ向けて2回通しました。いつの間にか本番の5日前なのね。今週の金曜には幕が開くわけだ。

文字面で並べてみるとなんともあっけないが、ここ何日間が稽古場がピリピリしてくる時期。
しかし、自分は意外と大丈夫だったり。そんなピリピリ感を結構楽しめるようになってるんだねコレが。肝試しとかでみんなが怖がってるのを見て喜んでるやつ。なんて厄介なやつだ。
でも、そうやって自分の怖さを紛らわしてるのもよく知ってます。専門的に言うと、心理的防衛反応または防御反応。自分を一番安定させるすべなんだよね。お祭り前の儀式みたいなもん。
陸上の選手とかが競技前にピョンピョン馬鹿みたいに跳ねたり腕をグルングルン回してる時みたいな。

さぁ腕をグルングルン回そう、思いっきり走るために。突き抜けるくらいの勢いで跳びはねて、本気でバカになろう!!

2007年1月 5日 (金)

トライ・アンド・エラー

通しばかりを繰り返していると、感覚が麻痺してしまう感じがする。
何が面白くてどこがつまらないのか。"アリ"と"ナシ"の境界線はずいぶんとうっすいゴムのような膜でできている。稽古場の雰囲気や内輪での笑いは取れても、お客さん的にそれは"アリ"かというと、実はそうでもない (・・・ハズ、としか言えないが)。

もともと取るとか取らないとかじゃないんだけどね、"シチュエーションコメディ"だし。狙っちゃダメ。だけど"取れた"とき (アリ)の感覚は覚えておきたいよね、忘れずに。
それは、笑いだけではなくヒトの心を動かすパワーを持ってるはずだから。

特に今回は、感動させる部分も掘り下げていかないとなぁ。

2007年1月 4日 (木)

ブランク

初稽古。
これから本番まで毎日稽古です。通しが毎日あるんですが、一番のネックは時間。いわゆるテンポです。やっぱり年を越してみんな調子が出てないような・・・。

思いっきり踏み外したのは良しとしても、楽しめてないのは問題だ。喜劇において、演出家を気にして演技が縮こまるのは問題だ。

2006年12月26日 (火)

124ページ

いよいよスタッフさんたちが入り、きっかけを見せるために無理やり通してみた。本当に無理やりだったけど、意外といけるもんだね。ビックリしたよ。「荒通し」にもなってないような感じだったけど。
ただ、問題点がひとつ。台本が・・・やっぱり、長い。一応完成しているんですが、ここからまた大幅なカットが敢行されることになります。30分のカットだよ。バッサバッサ切らないとね。

明日の稽古が楽しみ。怖いけど楽しみ。

2006年12月24日 (日)

ちょっとアウェーなクリスマス

タイトルは、去年の12月うちの事務所でやった芝居の題名です。

伸びっぱなしの髪を切りに朝から美容院に。
担当のヒトと髪を切りながらいつもの当たり障りのないトークに花を咲かせていると、唐突に聞かれる。
「今日のご予定は、どちらに行かれるんですか?」

なんだ、キミはワタシの執事かっ、マネージャーか。何を察したのかと気になる質問に普通に答えると、

「今日? 今日は・・・15時から稽古ですねぇ」
「え、ケイコさん??」
「・・・?? いやいや、ケ・イ・コ! 芝居の稽古ですよッ!!」

なんだよそのボケは。上手く切り返せなかったじゃないかと思っていたら・・・後から気づきました、今日はX'masイヴなわけなんですね。どおりで、カップルやらアベック(死語)やらがワラワラと徘徊してるわけだ。

そんなX'masイヴは、総勢20名とにぎやかに稽古しながら過ごしてましたよ。明日のX'masにはもう日本は正月ムードに突入です。ケーキは売れ残り、「年末商戦」は「正月初セール」という言葉に変わり、あっという間に年が明けます。
クリスマスか。この日にはいろいろな思い出があります。始まりだったり終わりだったり・・・。毎年思うのは、この日が過ぎたら今年もあと5日という事実。舞台があった去年同様、手もつけてない白紙の年賀状が家にあります。

2006年12月22日 (金)

ブランディングイメージ

みんなの体調のことを考慮した上で稽古がなくなり、いきなり空き時間ができた僕は自主練に行こうかとも思いつつ、今年共演した方が出演している舞台を観て来ました。
芝居の内容はコメディだったんですが、出演していた知り合いはボクと共演した時はとてもお堅い役をやられていたヒト。そんなヒトが楽しそうに演じているのが良くわかってきて、いろいろな役をやるのも役者の魅力の一つなんだろうなぁなんて笑いどころとは少し違う感じ方をしながら観てました。

そこでの公演後、ある劇団の座長も観にきていて、少し話ながら帰っていました。
役者には個性があって、その個性や自分にあった役を見つけられれば、周りから求められる役者の一人になれるんだろう、と。
実際にものすごい人数のキャストでパワー溢れる舞台を演出している座長本人から出るこの言葉は何よりも説得力があり、聞きながら一人で納得してしまいました。

もちろん役者をやってる人は少なからず変身願望があり、本来の自分とのギャップや意外な役を演ることを楽しんだり、ステータスにしたりします。ただ、「求められる役者」ってのはそういうことも踏まえたうえで、その役すらも自分ブランドにしてしまうんだろうなぁ。

いや、ホント一人で納得。ここまで気持よく完結してしまったのは久しぶり。

2006年12月20日 (水)

ノロウィルス -重感-

共演者の感染が発覚した「ノロウィルス」ですが、ボク自身ノロウィルスにびくびくしながら生活してます。まぁ今日まで何もなかったってことは、ほぼほぼ大丈夫と認識して間違いないでしょう。他の共演者にもまだ発症者は出てないようなのでひとまず安心です。しかし、ノロウィルスではなく、普通に体調を崩してるヒトは多数いますが。
このままでは台本があがる頃には役者がいない、なんてことないように気をつけねばいかんのか。でも最近の稽古場でのみんなは、肉体的よりも精神的な重さを伴っていると思われる。

どんどん稽古時間が短くなっていきます。

2006年12月19日 (火)

ノロウィルス -懐疑-

今回の話は、今流行の「ノロウィルス」です。
何かとニュースに取り上げられ、話題のウィルスですが、なんと共演者にノロウィルス感染者が出てしまいました。

ノロウィルス (Norovirus)

球形・極小のウィルスで電子顕微鏡 (直径が25〜35ナノミクロン)でなければ確認できないほど小さな粒状をしている。
感染すると吐き気、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が出る。感染源は生牡蠣などの2枚貝が主だが、感染した食品取扱者を介しての他の食品からの感染も少なくない。
食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされているが、少ないウイルス量で感染するので集団感染の危険性も高い。
食品を取り扱う人 (家庭で調理を行う人も含まれる)が感染していた場合は、その人を介して汚染した食品を食べた場合も感染の恐れがある。その他、感染患者の糞 (ふん)便や嘔吐物から二次感染する場合もある。しっかりとした手洗いが予防の最善策。

■ ノロウイルスに感染すると・・・

潜伏時間 (感染してから発症するまでの時間)は24〜48時間で、主な症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛で、発熱は軽度。これらの症状が1〜2日続いた後に治り、後遺症もないといわれている。
また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もある。ただし、幼児や高齢者など体の抵抗力が弱っている人が感染すると重症になることがあり、注意が必要。
「ノロウィルス」だなんていかにも凶悪な名前が付いているこの細菌、この名前になったのも実は最近なんです。もともとの由来は1968年米国のオハイオ州のノーウォークという町の名前。この町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者の糞便からウィルスが検出され、発見された土地の名前を冠して「ノーウォークウィルス」と呼ばれてたが、平成14年国際ウィルス学会で正式に『ノロウィルス』と命名された。日本では1972年に初めての集団感染者が確認されている。
その凶悪さだけが取りただされ、実際の対処や感染したヒトへの考慮が欠けているように思える世論の状況。名前で損してるんだなぁ、うん。
そこで考えました。「ノロさん」でどうか。

感染が確認された共演者は前日まで普通に稽古していたので、僕らも完全にノロさんと接触しているものと思われます。兆候が現れるどころか、最近になってむしろコンディションは万全に整ってきているボクですが、ノロさんの潜伏期間は2日くらいはあるので油断は許さない状況です。まだ大丈夫なうちに書き残しておきますので、状況は追って報告します。たとえ更新が遅れてもノロ的なせいではなくただの怠慢です。ご心配なさらぬよう。

家に帰って、家族にその話をしたところ、弟から「それじゃあ完全に飛沫 (ひまつ)感染してんじゃん」と言われた。お前はただ「飛沫感染」て言葉を使いたかっただけだろ、というツッコミは止めておいて、とりあえず手洗いを促してから風呂に入りました。

2006年12月18日 (月)

ちょっともっさりしてきたので

カットですカットです。台本が出来上がってきて、シーンごとの通しで時間を計ってみると・・・、2時間超えの超大作になるようなので各所の台詞が大幅削減中です。まさか休憩を入れえるわけにもいかないし、テンポをよくするためにはしょうがないこと。
しかし、書いたものを削る辛さは、台詞を削られた役者よりも脚本家の方が強いはず。その思いは、痛いほど伝わってきます。

スキバサミで切るように。カリスマになりきって、シャキシャキ。ホントそんな感じ。

2006年12月11日 (月)

必要なのはムチなのか、無知なのか。

舞台稽古で終電帰りがあたり前になってきて、夜の時間の使い方を効率的に考える毎日です。
今日はジャンプの発売日なので、できれば何もせずにそのままじっくりジャンプを読みながら寝てしまいたい。やることが多いんだか、やるべきことがたまっているんだか、どちらにせよやらなけりゃいけないことに変わりはない。そんなことを考えながら、よく分からないうちに"1日の残り時間"とのにらめっこで、いたずらに時間を消費している深夜。時間は有限なのだ。


稽古のほうは新しくあがってくる台本を待ちながら、もらっている部分の完成を上げている段階。やるべきことが山済みでも、やることに埋もれてストイックになりきれない。ダメを出すことよりもその場の空気を気にしてしまうよボクは。進行やキャストへの気配りを考える前に言うべきことがあるんだろうきっと。もちろんそんな立場ではない。
楽観的に考えててもいいんじゃないかと声を大にしていいたい。どちらかというとボクは"アメ"的な部分で立ち回りたいのだよ。もっともらしい言い方では見えてくるものは限られている。ここでの問題は、各々が「あるべき時間をいかに使うか」。やはり時間は有用なのだ。

決して止まってはくれないのだから。

2006年12月10日 (日)

自分の中にある自分ではない部分

上ったり下ったりしながら、段々と精度を高めていくような役作り。
部分的にはやりたいことができている。しかし一貫性がない。それは自分でも分かっているからなんとも歯がゆい。

変化を怖がってる場合じゃないのだけれど、一歩出したいところで、半身しか動けない状態。しかし、一番の原因は平均点の芝居で落ち着こうとする自分の精神力の弱さだと思う。
攻めていかないとこれ以上のモノは生まれない。

変えていくのは周りじゃなく、まず自分からだ。

2006年12月 7日 (木)

画面に縦線が入る

ここ最近Wii関連の日記ばかりで遊びほうけてる印象を受けますが、実際は毎日終電での帰宅でWiiやってる時間なんてまったくありません。ちょっと電源つけて寝転がりながらリモコン振ってるとそのまま朝になってたり、『ゼルダ』もいまだに最初の村から出してもらえません。ボクのリンクは、剣すら手に入れてないような状況です。

おまけに懸念していたノドをやられてしまい、今週まったく声が出ない状況が続いてました。風邪かと思ったんですが、体調は完璧で有り余るほどの体力を有しています。がしかし、ノドだけ完全に逝っちゃいました。原因は発声過多。どうしようもないので「響声破笛丸」を購入し、トローチなどと平行して飲みつづけてなんとか声が出せるまでには回復してきました。治りかけなのか、ノドがかゆくて今度はセキが止まりませんが。

声が出ない、というか出したい音域が出ない。これが痛い。表現したいことや、思っていることが"できない"というのはかなりのストレスです。しかも、役者をやっていて日中の仕事が電話営業ということで、ボクの場合、声が出ないということは"脚が動かないサッカー選手"に相当します。いくら身体が健康でもまったく意味がない。まるで剣を持っていないリンクです。もしくは緑の服着たマリオです。


さらに台本があがってきて、だんだんとイメージが固まってくる今回の役。しかしそびえたつ壁は意外と大きかった。
軽い。軽すぎるんだね、ボクの演技は。マリオカートで言えば軽量級。キノピオやヨッシー並みってこった。ドリフトやコーナリングでのテクニックではなく最高速重視の走りをイメージできない致命的な固定観念。意外と融通が利かないんですよボク。一度止まってしまうと、カセットのようにいくら息を吹きかけてもなかなか読み込みません。

何度も何度も繰り返すリセット、イジェクト。

2006年12月 2日 (土)

劇場下見

北沢タウンホール
本番を約1ヶ月前に控えて、今日は演出家と一緒に劇場の下見に行ってきた。今回の劇場は「北沢タウンホール」。キャパは最大約300席で今年に演った「東京芸術劇場」や「シアターカイ [X]」とほぼ同規模。大きな劇場だ。
下北沢駅南口から徒歩約10分、「スズナリ」の目の前の道に大きくそびえ立つ建物がそうだ。外から見るととても大きい。直通のバスが出ていいて、バスがそのまま建物に停車している。

客席 [250席]席からの眺め
入ってからエレベーターで2階に、楽屋口から入り、舞台裏を通って下手から舞台に上がる。初めて感じたのは、客席の高さ。雛壇のように席の高さは段々で上がっていき、一番後ろからの舞台は完全に俯瞰視点のようになっいる。
肝心の舞台は、先に聞いていたほど広くなく、昨年の「赤坂シアターV」くらいの印象を受ける。相当でかいものを想像していただけに早めに見にこれてよかった。みんな、舞台上では歩き回ったり声を出したりして舞台の感触を確かめている。声は思ったよりも反響するようで聞き取りやすかった。お客さんが入るとわからないが。
楽屋
舞台裏からのぼりの階段を使い、上へ。楽屋も見せてもらった。楽屋内にはモニターはなく、楽屋外の通路においてある。楽屋は2つに分けられ、おそらく男女で分けるんだろうが、壁がないのでついたてのようなシャッターがついているという声が筒抜け状態の楽屋。楽屋の外にはシャワー室もついている。

全体的にしっかりした劇場で、非常に使いやすそうである。しかも下北沢ということもポイントが高い。来年の1月には立つのかぁ。

2006年12月 1日 (金)

昭和家族 VS 平成家族

準備中
準備中
日テレ学院 定期公演
The STAGE Vol.2
『昭和家族 VS 平成家族』

[Time table]
01月12日(金) 14:30/18:30
01月13日(土) 12:30/16:30
 (※ 開場は開演の30分前)

[Cast]
板橋康子、伊藤寿雄、斧口智彦、粕谷克夫、加藤邦彦、河田雅美、黒崎輝夫、佐藤和久美、相馬志帆、高島大幹、竹田晴納、多田耕士、平博子、布施曜子、松井正樹、松山直美、武藤千亜紀、山岡敏子

[Staff]
作・演出:加藤裕己
舞台監督:比嘉正哉 (Parts Studio)
音響:真澤則子 (Parts Studio)
照明:大澤薫 (大庭照明研究所)
製作:石川牧子、篠崎幸生、飯田啓之、井上千恵子
協力:ニチエンプロダクション
企画・製作:日テレ学院

[Ticket]
前売・当日:¥2,500
■ 日時指定

[Place]

北沢区民会館「北沢タウンホール」
北沢区民会館「北沢タウンホール」
東京都世田谷区北沢2-8-18
→ 小田急線・井の頭線下北沢駅南口徒歩5分。
→ バス北沢タウンホール (駒沢陸橋〜北沢タウンホール)

[Story]
 壁一つ隔てて暮らす生活スタイルの全く違う白石家と村田家。洗練されたライフスタイルをエンジョイする白石家。昭和の生活をそのまま送っているレトロな村田家。ことあるごとに二つの家族は衝突ばかり。そんなある日お互いの家族の重大な秘密があかされて・・・。対極の家族が織りなすドタバタ・コメディ!

[公式ホームページ]
日テレ学院
http://www.ntvg.jp/

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2006年11月30日 (木)

ひもがほどけている君を見てしゃがみこむ

ああ、のどが痛い。風邪ではない、確実にのど単体から来る痛みだよこれは。のどの後ろの部分からじりじりと沸いてくるような痛み。砂漠化が進行しているのどは痛くなってからでは遅いのだ。積み上げているものを壊すのは簡単なんだなぁと身をもって痛感しながら稽古までには何とかごまかせないかと思案する。
そういえば最近身体のあちこちが微妙な筋肉痛だし。さらにいうと、靴ひもがよくほどけます。

2006年11月27日 (月)

タンタンタンと

正式キャストが決まってきましたよー。
男性人、というか自分の役に関しては他のキャストとの入れ替えも考慮して、少し考えるそうです。あ、「考える」が重複表現になってるよ、まぁいいやい別に。それだけ考えてるっぽいしね。結局のところ自分らには分からんのです。

まず、
地に足が着いていない感覚から抜け出したい。

まず、
先に進む方法を模索する前に、重心を預ける場所を決めよう。

どんな場所でも両足で、しっかりと踏みしめたい。
馬から落馬する前に、上に上がって下に下がるんだよ。

2006年11月20日 (月)

ボクのコトバは簡単に、飛ぶ

稽古が始まったばかりで、まだどんな感じになるのかも分からない状態ですが、できる事とできない事がだんだんとハッキリしてきました。ただ、ボクに関しては役がハッキリしてきてないので、なんともいえないスタンスで稽古に望むわけです。
やらなきゃいけない事と、自分がやるべき事はまったく違うんだろうけど、周りの芝居に一喜一憂しながらの稽古場はなんともいえない。そういう立場だといわれても、そういう風に立ち振る舞ったことはないしね。

稽古状況ですが、今週末には物語の方向性が固まるようです。それにあわせて脚本もどんどんあがってくる、ハズ。この有り余るエネルギーをどこに持っていけばいいのか、今週の木曜日には分かります。

残念なニュースがひとつ。
共演者の一人が止むを得ない事情により、舞台を降りることになりました。まだこのメンバーで始まってから2週間程度でしたが、本人が一番悔しそうでした。理由も本人からみんなに話してもらい、それはしょうがない事なんだけれども、僕はそういうの、なんともいえなくなり押し黙ってしまう。簡単な気持ちで「しょうがないですよね」なんて声をかけても、本人にとってそれは気休めにしかならないことは容易に想像できるからだ。一番残念なのは、本人だ。

2006年11月16日 (木)

来年の第1弾舞台始動

次回出演する予定の舞台で長らくオーディションがあって、ようやく正式に決まったので詳細を書きます。

日テレ学院 第二回定期公演
『昭和家族 VS 平成家族 (仮)』
2007年01月12日(金)〜13日(土)
北沢タウンホール (下北沢)

ボクの所属している事務所が主催する舞台で、今回が2年目になります。前回はちょうど一年前。『ちょっとアウェーなX'mas』というコメディでした。
今回は歌なし踊りなしの完全にストレートな芝居です。しかし、心温まるシチュエーションコメディになるそうです。なる予定です・・・。これから台本があがってくるんでね。

About 昭和家族 VS 平成家族

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