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舞台 アーカイブ

2008年11月26日 (水)

桜井一徹

今年最後であろう舞台、劇団花鳥風月『花散る海 〜途中の人 partII〜』のまとめ記事です。海上自衛隊のお話でした。

桜井一徹
桜井一徹は、海上自衛隊の一等海尉で、イージス護衛あさひの艦航海長でした。
そしてなんとなんと、一児のパパです。妻子あるパパ。娘がいるんということですが、お客さんよりも驚いたのは何を隠そう、本人であるボクです。階級も結構偉いので幹部の白服でした。

劇団花鳥風月は配役前に本読みにじっくり時間をかけます。挙手制でその日の自分が読みたい役を決めるんですが、本読み当初、この役だけは無いと思って2週間くらいあった本読み期間、1度もこの役を読まなかったんですよボク。
しかし、配役発表でまさかの桜井一徹。まさにサプラーイズ。配役を予想していた劇団員も驚いてました。と、とにかく驚き、これは挑戦だなぁと思っていたのをよく覚えてます。

稽古に関しては、今回初舞台となる座長の娘、子役の"のどかちゃん"と絡みがあるんですが、この子すごいわ。初めての稽古までは少し不安で心配だったんですが、どこまで理解してるのかわからないけど、ちゃんと間をとって芝居が出来たり、こっちの言っていることがわかるんだねーある意味とてもやりやすい。
でもそれが仇になってくることもあり、娘が気になってばかりで妻への想いをもっと見せなくてはいけないという自体に (笑)。

役作りでも一番気にしていたのはやっぱり、歳。普段、ただでさえサワヤカな役ばっかりあてられるのに、妻子もちの父ですもの。
お父さんに見えるようにできるだけ落ち着いた芝居ばかりやってました。が、演出家から暗い暗いといわれ最終的には本番のような形に落ち着いたんですが、音や仕草を気にしているよりも、もっと全体で見せるべき感情は別にあったんですね。それに気づいたら尚子との関係もずっとやりやすくなりました。


妻の尚子とは、最初のシーンでしか顔を合わせられないんですよ。あとはずっと離ればなれ。舞台の前面と後ろとでの会話のみでのやりとりなんですが、その声や感情の揺らぐ間というのがボクの中でとても重要な演じ分けになりました。

回を追うごとに届いてくる声がズンと響いてきて、はっきり言ってお客さんを置いてけぼりにしてしまうくらい感情が高まった時も何回かあります。しかしダメ。泣いちゃダメ。今回はそう決めていました。
本番中の日記にも書きましたが、演出家に言われていたわけではないんですが、ボクの中では泣くというのタブーでした。

最期に聞かせる娘への言葉なんて泣いていてはだめだもの。自分を見せたいんじゃなくて何を残し、伝えるかを見せる芝居だったので、そこに重点をおいて組み立ててました。毎回窒息しそうなくらい我慢しながら台詞を搾り出してましたが。


今回は特にテンポを気にする作りだったので、個で見せるわけでなくものすごい量の台詞をやりとりしながらの緊張感と、全体で共有する空気のようなものを大切に演じてました。結果、心に残るものが伝わったみたいで、そんな時はそれを感じ取ってくれたお客さんが泣いているのが中盤からも分かりました。
すごいことだと思う。決して狙っている感動という類のものではない涙。「圧倒された」とまで言ってもらえることは、芝居をやっていてそうそう言われることではないので。

最近の芝居とはまったく違う体験をさせてもらったので非常に良かった。ボクにとってもいろんな意味でステップアップできた舞台でした。
7月に『君に、桜の花の祝福を』、9月に『花 hana』、そして11月に『花散る海』で役名も"桜井"だし、花づくしの今年の舞台、最後に相応しいものでした。


【まとめ】
花散る海 〜途中の人 partII〜 - 2008年10月13日(月)

小屋入り、仕込み - 2008年11月11日(火)
仕込み、場当たり - 2008年11月12日(水)

初日 - 2008年11月13日(木)
2日目 (棗組初日) - 2008年11月14日(金)
3日目 - 2008年11月15日(土)
千秋楽 - 2008年11月16日(日)

キャスト表 - 2008年11月19日(水)


【おまけ】
桜井一家

親子です
桜井一家の写真。娘役ののどかちゃんは、8歳にして今回が初舞台でした。稽古中もみんなのアイドル。


東京芸術劇場 小ホール2

客席
小ホール2の客席写真。小ホール1と違って動かせません。さらにキャパも小ホール1よりも入るみたいです。


舞台セット

仕込み中完成
仕込みからかなり大がかりで、こんなにしっかりと立込をしたのは久しぶりでした。イージス艦のCICを再現しています。
舞台の後ろはイージス艦。前面は首相官邸と完全に2舞台構成の芝居です。

CIC内部CIC機械部
舞台では紗幕ごしにイージス艦のCICを表現していたんですが、みんなが座っていた機械はこうなってました。本番はここにPCのキーボードを置いて自分ルールで操作 (?)してました。稽古中は、初めの頃からなぜかずっと「秘密ボックス」と呼ばれてました。確か演出家が説明する際に口にした言葉だったはず。


紗幕に映るリアルタイムモニター

芝居中のモニターモニターに映る艦長
今回の芝居では、イージス艦から政府に連絡を取る際、モニターを通じてずっと艦長の姿が映し出されてました。わかりますかね? 右上の幽霊みたいなの。これは録画では、リアルタイムで写っているので、お客さんも驚いていたようで、なくなんだかすごくかっこいいです。メタルギアソリッドの無線シーンみたいな演出です。
途中、隊員のみんなも発言するために艦長席からモニターに映るんですがこの場面も好評だったようです。


海自チーム

楽屋での台詞合わせ出撃!
戦闘シーンは息もつかせないテンポなので詰まるのだけはのNG。なので本番直前まで台詞合わせに余念がありません。

そして、主に政府チームと海上自衛隊チームで輪を囲みます。この両チームは基本的に本番中お互い顔をあわせませんからね。


桜井のお守り

お守り
本編に出てきた桜井が家族に残したお守り。
これ、とってもお洒落な勾玉で、9月の誕生石と横についてる小さいのが11月の誕生石です。
実は夫と妻、お互いの誕生石でした。

2008年11月24日 (月)

金原忠蔵

スパンが短い期間で、芝居をやっていたので、劇団ZAPPA『花 hana』の公演からもう2ヶ月が過ぎてしまいました。ようやく腰を落ち着けて書けるようになったので、『花 hana』のまとめ記事です。


金原忠蔵金原忠蔵 2

2008年9月の公演した『花 hana』は、時代劇で赤報隊をテーマにした物語でボクの演じる金原忠蔵は、総裁相楽総三の側近であり、赤報隊の幹部でした。
とはいえ人物像は近く、若く素直でいてやんちゃな奴だったので、割と好きなようにできてあまり苦労した覚えはありませんでした。
むしろ苦労したのはどこにウェイトを置くかということ。やっぱり相楽さんとの関係かなぁ。

忠蔵は志半ばにして相楽さんを守るために自らの命を投じて死んでしまいます。そして、死に際のシーンでは相楽さんと出会ったときの回想があるんですが、このシーンのなんと大変なことか。
裏で全速力で走って叫んだ後、すぐに袴と足袋を脱いで気持ちを切り替えてそのシーンに出るわけです。後で書きますが怪我もあったので・・・。


稽古中はできるだけナチュラルに、ストレートに感情を作っていこうと心がけていたんですが、通し稽古の時に爆発することがあって、自分の演技プランぜんぜん関係ないところで涙が出てきて、止まらなくなりました。ここで新しい感情が発見できて、そのまま自分の中で最期のシーンが固まっていったんですが、これはハッキリ言って相楽さんに持ち上げられたものです。

そう断言できるほど、忠蔵はボクの中で生きていたみたい。
自分でも驚いたけど、純粋に嬉しかったです。
ストレートに感情を出す芝居なので楽しかったし気持ちもよかった。


そこが構築できると、あとの役作りや演技はさほど難しいことはなく、大きな物語をつづっていく舞台だけども、ボクの役割だけをトコトン突き詰めていけると思ってました。
アンケートや終演後の感想などでも「感動した」と声をかけていただいて、その反響に改めて驚いた役だったんですが、自分のなかでもこの忠蔵という役はお気に入りで、共感できる部分が多々あります。まぁ、自分に近づけて作ったから当たり前か。しかしながら数々のコメント、非常に嬉しかったです。


今回は本当に"役者"、というか"舞台に立つ"ということを考えさせられた舞台でした。
ボク、2日目「棗組」のゲネでがっつり靭帯を切ってしまいました。もうがっつり。束になっているうち結構切れてしまって、部分断裂というやつです。

最初の殺陣のシーンで舞台上から飛び降りる際に着地した右足首を、「ぐぎぃ!」と思いっきり内にくじいてしまい、そのまま倒れこんでしまいました。一瞬「折れたか」と頭をよぎりましたが、舞台を止めるわけにはいかないのでなんとか立ち上がり、生まれたての小鹿のように殺陣に参加してました。
本番中もずっと氷水で冷やしてましたけど。


パンパンにはれてますずいぶんうまくなった

幸い、レントゲンでは骨に異常は無かったみたいですが、「絶対安静」という診断を受けてテーピングと仲良くなることを決心。怪我してから2日間は痛み止めでなんとかやってました。日常生活では片足引きずってたんですが。
とにかく本番中は怪我をしているのを悟られないように、体重移動をうまいこと左足に任せて立ち回っておりました。ただでさえ飛び回る奴なんで大変でしたが、殺陣だらけの前作と違い、戦いが少なかったのが不幸中の幸いでした。
観に来てくれた方も怪我をしていることはまったく気づかなかったようでよかったです。


今回のことでボクは相当の覚悟をしたし、考えまくりました。やりきれないような思いもいっぱい。どうにかなりそうなくらいひとりで考えてた。"怪我"なんてしないような、健康だけが取り得のような役者なのに、自分の羽を自らもいで、皆に迷惑をかけているのが堪えられませんでした。
ホントのところ、誰にも見せないようなところでは明日のジョーみたいになっていたのですけど、まぁそんなことは観に来るお客さんにはどうでもいいわけで。共演者にもどうでもいい言い訳なんか語っててもしょうがないわけです。おかげでボク、本番期間中はかなりハイコントラストな日々を過ごしましたよ。

しかし、無事に舞台に立てたのは支えてくれたすべての人のおかげ。
言葉では言い表せないくらいに助けられたことに、ものすごく感謝しています。
とてもとてもいい経験をさせてもらいました。

本番から約2ヶ月が過ぎ、アホみたいに摂取していたコラーゲンのおかげか右足首もじょじょに稼動範囲が広がってきまして、まだ若干の違和感を残してますが、だんだんと高価な可動式フィギュアに近づいてます。
もうだいぶ体重を乗せて走れるようになったので生活や動きに支障はないかと思います。あとは癖にならないように十分気をつけたいと思います。まだ居酒屋ではとり軟骨のから揚げを欠かさない方向で。

【まとめ】
花 hana - 2008年08月21日(木)
キャスト表 - 2008年08月22日(金)

小屋入り、仕込み - 2008年09月16日(火)
場当たり - 2008年09月17日(水)

初日 - 2008年09月18日(木)
2日目 (棗組初日) - 2008年09月19日(金)
3日目 - 2008年09月20日(土)
4日目 - 2008年09月21日(日)
5日目 - 2008年10月22日(月)
6日目 - 2008年09月23日(祝)
7日目 - 2008年09月24日(水)
8日目 - 2008年09月25日(木)
9日目 - 2008年09月26日(金)
10日目 - 2008年09月27日(土)
千秋楽 - 2008年09月28日(日)

千秋楽カーテンコールでの瓦版屋キャスト紹介 - 2008年10月05日(日)

『花 hana』が池袋演劇祭で賞をとったらしいでござるの巻 - 2008年10月15日(水)
劇団ZAPPA『花 hana』、第20回池袋演劇祭で優秀賞受賞!! - 2008年10月24日(金)


【おまけ】
チラシ写真別パターン (カラー)

赤報隊バージョン農民バージョン
チラシ用の写真撮影の時に撮った別パターンの写真を何枚か。
赤報隊の服とただの着物バージョンの2パターン撮りました。ちょいと落ち着いてますね。なんだかね。

東京芸術劇場 小ホール1 舞台写真

舞台客席
今回も芸術劇場小ホール1。ここはやっぱり落ち着きます。
10以上の公演となるとくつろいでくるので、よく舞台上でストレッチしながらのんびりしてました。


本番用照明付き舞台面

照明付き舞台1照明付き舞台2
照明付き舞台3照明付き舞台4
照明付き舞台5照明付き舞台6
本番中、照明がつくとこうなります。とてもキレイ。本番中は出演してるのでよくわかりませんが、お客さんとして見てるとすごいですね。


四角だぁ!!

四角いにぎりめし1四角いにぎりめし2
今回、やっぱり握り飯を食べるシーンがあるんですが、これがまた感動するシーンなんですよ。
そこで登場する"四角いにぎりめし"を実際に作ってきてくれたので何枚かパシャパシャ。実は四角くしようとすると、けっこう大変らしいです。


公開処刑ボックス

公開処刑公開処刑置き場
小道具や細かい衣装が多々あったので忘れ物や紛失防止のために設置された"公開処刑ボックス"。所在不明のアイテムは自動的にここに置かれ、早く取らないと無くなってしまいます。

このボックスは楽屋裏の通路にかなりドーンと設置されてました。


殺陣写真

刀あり写真1刀あり写真2
刀あり写真3刀あり写真4
今回は前回の新撰組ほど殺陣がなかったので、金原忠蔵もそこまでがっつり殺陣はありませんでした。
それでも写真は結構撮ってたので掲載しときます。


鏡前

鏡前差し入れ
非常に整理されているときの鏡前。まぁ、いつもこんなもんですけど。

それよりも今回怪我をしたということを聞きつけて差し入れをくれるお客様が多数。
コラーゲンがたっぷり届きました。ありがとうございました。
完全に1日の摂取量をオーバーする勢いでもらいましたが、このコラーゲンだけは他のキャストには一切分けないで、後ほどおいしくいただきました。


おまけ

おまけ1おまけ2おまけ3
おまけ4おまけ5おまけ6
おまけ7おまけ8
最後に、今回のあるところで使われたある意味小道具なんですが。まぁいろんなワルノリで実現したおまけ写真です。
かなりパターンがあったんですが、撮りおさめられたのはこれだけ。残念。ていうか完全に内輪ネタだなこりゃ (笑)。

2008年11月19日 (水)

[花散る海] キャスト表

公演終了したので、載せられるかな。
役名つきのキャスト表です。


劇団花鳥風月 第17回公演
花散る海 〜途中の人 partII〜
東京芸術劇場 小ホール2
[2008年11月13日(木)〜16日(日)]

キャスト表




























重信禎秀 護衛艦あさひ艦長 (一等海佐)比良文彦
海部盛雄 護衛艦あさひ副艦長 (二等海佐)小泉知也
寺本庄司 護衛艦あさひ砲雷長 (三等海佐)岡田昌也
桜井一徹 護衛艦あさひ航海長 (一等海尉)斧口智彦 (ニチエンプロダクション)
奥寺孝夫 護衛艦あさひ機関長 (一等海尉)岩切チャボ
岸辺伸吾 護衛艦あさひ水雷長 (二等海尉)皆木俊彦
須郷宣也 護衛艦あさひ海曹長山口文康
西脇恭司 護衛艦あさひ海士長今井光信
熊田 大 護衛艦あさひ一等海士大木隆也
岩間亮一 護衛艦あさひ一等海士甲斐秀城

草刈 哮 内閣総理大臣橋爪健一郎 (マクラバスシアター)
小谷英生 防衛省長官・防衛大臣コバ・ジュン (『反則団』/(株)アイジーズ)
本郷将寿 海上幕僚長倭文 俊
財部史郎 防衛省事務次官水川 准
赤倉一誠 国家公安委員長日向一心
秋山翔子 内閣情報調査室長植松りか
船木敏郎 元艦隊群司令官田村貴浩

桜井尚子市川典子
桜井 愛山内のどか (子役)

滝本マリア 報道リポーター吉田千絵
伊藤一樹 カメラマン小澤 源 (DMF)

羽間大和 護衛艦だいせつ艦長コバ・ジュン (2役)


21名
キャストの数よりも、とても台詞の多い芝居でした。ほとんどの人が、5行以上の台詞しゃべってたり。
特に艦長と総理は膨大な量でした。ちなみにコバ・ジュンさんは2役やってます。

2008年11月17日 (月)

お家に帰るまでが公演です。

打ち上げで朝までさわいで、始発が出るころにそのままかたずけのため浦和まで打ち上げられました。
劇団員の皆さんと一緒に浦和について、まず泥のように仮眠。11時くらいに目を覚ましてから1日かけてバラシの手伝いしてました。
仕込みや、終演後のバラシのときも思ったけど、物量が多すぎて何回か心が折れそうになりました。

それでも着実に作業を進めていき、すべて終了したのが夜。結局終電の少し前の電車に乗って帰宅してます。あれ、家に帰ってないからか、なんだか始発に乗っているような感覚。打ち上げ後みたい。人が多すぎてちょっと変な感じ。月曜の夜なのにね。


明日から通常のサイクルだー!
朝からサラリーマンや学生と電車のスペースを取り合う作業に戻ります。

衣装で買った真っ白な靴を忘れてきたけど。当分は使わない、というかそういう役にならない限り必要ないと思うんでどうしようか迷ってます。香港マフィアの役、待ってます。とりあえず、家に帰って風呂入ってからジャンプ読んで寝ます。

2008年11月16日 (日)

[花散る海] 千秋楽

早い。前回10日間の舞台をやっていたからか異様に早く感じる。もっと演じていたい。もっといろんな人に観てもらいたいという思いが非常に強い舞台でした。それでも千秋楽の幕は上がってしまいます。

マチネ 15:00 [名]
千秋楽は一番お客さんが入った回でした。今日はこの時間しかないので集中的に入ったのもあるかも。

最後だからというわけじゃないけど、芝居を変えたつもりも無いけど、多分変わってました。
まったく違う感情の波になってた。自分の中だけだけど、今回相手の顔がおたがいに分からないから余計に自分の中に生まれる波に左右される。

最高に気持ちが入って、気持ちが良かった回でした。でも、お客さんにどう映って見えていたのかは分かりません。計算外な芝居なわけだし、自分の中でとても良かったことでも、見る目線は常にお客様。
そこから考えると、どう映っているかわからない時点でアウト、というか非常に危ういと思う。役者として。


ああ、でも自然に溢れてきたものだったから殊更、無視するともっと変なことになるのは目に見えていたので、ああしたんだと思う。というかああなったんだと思う。確かに生きた。オレ死ぬけど。

お客さんはとても感動してくれていたようだけど。客出しでいろいろな方に握手を求められて、ほっとしてしたのは内緒。だって、狙っていたもの以上が出てきてしまったことによる感動だもの。まだまだ自分の実力じゃないんだなぁ、くそう。本番役者め。

しかしこの揺らぎがあるから、舞台はやめられない。この"波"を乗りこなせるような役者になりたい。


我慢
自分の中で今回、「泣くな! 絶対に泣くな!!」と心に決めているシーンがあります。どの回も息が止まりそうなくらい苦しくて、それでも台詞を言わなくちゃいけなくて、出すのは涙ではなく娘と妻に届ける声、音のみ。

千秋楽、泣いてしまいました。
実はゲネでも少しこぼれてしまったんですが、それは調整用だったので想定内。織り込み済みの涙。
でも、今回は最後の最後で溢れてくるものが止まらなくなって本当にぼろぼろと、台詞が出せなくなるくらい。我慢できないくらいのぼろ泣きです。くっそう。

別に演出家には「泣くな」とは言われてないんですが、僕の役作りの中で譲れない部分だったので悔しい。さらに、気持ちがよくてお客さんもすごく感動していただけに余計悔しい。
これを狙ってやっておけよと。
自分が保守的に走ってそういう考えになったような気もするので、結果そうさせられてしまった相手の共演者にしてやられた気分でした。ホント、いい役者さんと絡めたわ。

ぼく幸せもんです。

2008年11月15日 (土)

[花散る海] 3日目

順調、すべて順調に公演を重ねています。2日目や3日目に落ちないのは安定しているってことだろう。
あとはどれだけ上れるか。

マチネ 14:00 [名]
やはり安定していたと思うが、丁寧に台詞を置いている印象が強く少しテンポを犠牲にしてしまった感がある。
緊張感は相変わらず保っているのでクオリティ的には大丈夫かとも思う。勝手に。
自分の中でも丁寧に確かめながら演じていて、十分に手ごたえを感じた回だった。

ソワレ 19:00 [名]
とても気持ちが入った。気合も緊張感もいい感じで出せた。

思わぬハプニングがあったが、大丈夫だったようで一安心。
最終的には問題にもならないくらいに作品自体に集中してもらえたと思う。

終演後のお客さんからの感想で、役について挑戦をしている部分をストレートに感じてもらえていたようでとても嬉しかった。演出上相手の顔が見えないシーンが多いので、微妙な声の変化で芝居を受け取るんですが、


感情の糸
今日のソワレ本番中、ブツンて本番中に切れる音がしました。劇場にいるお客さんと舞台上のキャストの緊張が。


キャストの一人がガタンという音と一緒に倒れてしまいました。


貧血のような失神だったんですが、ボクは角度的に直接見ることができなかったので、下手のほうから聞こえてくる音から、"誰かが倒れてそれを近くに居た人が袖に運んだ"ということくらいは認識できました。誰かは分からないけど、とにかく音のしたほうに居た人ならば、最悪誰であろうとこのシーンは大丈夫そう。

舞台は生モノ。ライブだけに何が起こるかわかりません。
その後のシーンのことやら、迫ってきている自分の重要な台詞を考えながら、ものすごい速さでぐるぐると頭を回転させていました。しかもすぐに自分にとって大事な台詞が迫っています。

キャストが動揺したらだめだと思ったので、倒れた人のことなんかとっとと忘れ、無責任に自分のことだけ考えてとにかくできる限りのパワーで舞台を勧めることに徹しました。今時分が考えてもどうにもならないので。お客さんの一瞬でも切れてしまった糸、緊張感を戻すように。

そのシーンが終わって裏に戻ってみると、幸いすぐに回復していたので問題なくその後のシーンも出演していたんですが・・・ああ、今思うとゾッとします。しかし、本人にも大事が無くて本当に本当に良かったです。
本番中、楽屋裏でキャストが倒れることは過去の舞台にも何回かあったんですが、さすがに客の前で出演者が倒れるというのは初めて。初体験。
自分にもこういうことが絶対に「無い」とは言えないのですが・・・、まぁなってしまったら防ぎようがないんで、日々の体調管理を考えるいい経験になりました。


倒れてしまった事実よりも、それによって周りのキャストが慌てた芝居を見せてしまうほうがその回を観に来ているお客さんに失礼。時には無責任に、その時できる自分の役割を全うすることがすべてだと思う。

2008年11月14日 (金)

[花散る海] 2日目

2日。今日からマチネとソワレの2回。そして中日。今回4日間しかないんでちと寂しい。


マチネ 14:00 [名]
平日の昼にしてはお客様が入っていたよーな。
やはり反応は上々なようで、舞台にいても食いいるように観てくれているお客様の熱が伝わってきて、緊張感が共有できているなぁと感じます。

ちゃんと残せてこれたんじゃないかと。
しかしながら、まだのびしろは見えるわけで、本当に相手から来るものを返したい。まだまだ"狙い"というフィルタを通して出力している自分がいる。
もっとストレートに素直に。

ソワレ 19:00 [名]
やばかった。途中からこみあげてくる感情を抑えるのが大変だった。
届いてくる声から表情まで想像できるようになってきていて、きっとお客さんが読み取る以上の感情になってしまっていたと思う。

辛いなぁ。辛いけど、それがこの役の演じ方なんだろう。
そうやって、生き方を探すわけです。

油断大敵
ここに来て芝居が一段と安定してきたような。
ただ丁寧にしすぎたことによる弊害、テンポを犠牲にしては本末転倒。演出の狙い通りに見せていかなくては。

ただでさえ台詞芝居なうえ、軍事や政治の専門用語がばんばん飛び交う芝居なので、ちょっとしたミスや噛みはすぐに緊張を途切れさせてしまうという非常にデリケートな作品なのだから。

幸いまだ噛んだりはないが、思わぬところで何かをやらかしてしまうかもしれないので、改めて気を引き締めていこう。

2008年11月13日 (木)

[花散る海] 初日

初日。開けました。

ゲネプロ 15:00
キッカケや転換の稽古が押してゲネプロが遅くなってしまった。
とても気持ちが入った。別に照明のせいとかじゃないんですが、なんだかばっちり気持ちがはまった気がする。


ソワレ 19:00 [名]
初日。初めてお客さんに見せるものはやっぱり緊張します。でも、思いのほかお客さんの食いつきがよかったのがとても嬉しい。
自分の中でも、とても気持ちが入っていたと思う。
数カ所細かいミスはあったようだけども、お客さんが気になるものではないし、なによりいい状態で流れていたのが大きい。


気持ちいい
照準を初日に合わせてきて、ようやく成功した感じがする。
かなりなギャンブルだけども、結果大成功で初日の幕を開けたことに意味がある。本当に気持ちが良かったんで、明日以降は現状維持じゃだめ。もっともっとこれ以上のものを目指していかないと。
それにしても、キャストみんなが打ち上げで本当にほっとしているのが印象的だった。もちろんボクも。

2008年11月12日 (水)

[花散る海] 仕込み 2日目

10時入りで、仕込みの続き、そして場当たりへ。
本当はゲネプロの予定だったけども、場当たりを優先して明日に延期することに。
何となくほっとしながら、明日の本番前のゲネプロをむかえることになります。アレ? ああ、なんでほっとしてるんだ??


もっともっと、愛したい。

稽古中や通しで試みていたチャレンジがことごとく失敗しているのが最大の不安の原因だろう。ふわふわしている、ただの一役者としてしかその舞台を担っていない。その原因を自分のノドに責任転嫁してしまうくらい焦っている反面、ノドが全快したときにその原因が他にあると感じるのが怖すぎる。

だいたいの目星はついている。原因はわかっているが解決法が定まらないままの自分が歯がゆい。
立ち回ってないでさっさと認めてしまおう。

自分でも不思議なくらい、いい役をもらったからだ。

本当にいい役をもらった。ここから本番までの時間、何らかの解決策を講じるとしよう。身勝手な役者の自己満足を満たすために。
楽しもう、誰よりも。魅せよう、自分を。

2008年11月11日 (火)

[花散る海] 小屋入り、仕込み

グリコが勝手に制定したポッキーの日。9時集合で小屋入り。ガチ袋を持ちながら朝のラッシュをくぐり抜け、いつもと違う駅で乗り換えて、やってきました東京芸術劇場小ホール2。
小ホール1でしかやったことがないので、作りが似ていながら左右対称だったりと一人マリオカートのリバースモード状態。なかなか難易度が高い仕込みでした。

搬入はあっという間に終わったんですが、仕込みは作り物が多くて少し手間取りました。小ホール2は本当に"劇場"という感じで、バトンを下ろしてものを吊ったり、左右のはけ口の広さや、平台と箱馬を組み合わせて作る様々な形の台等、高校演劇を思い出すことがいっぱい。規模は全然違いますが。

明日はゲネ。の前に場当たり。
早く場当たりのピリリとした緊張感に置かれたい。あの空気が好きだ。

2008年11月10日 (月)

不完全燃焼

残してしまったものを引きずる性格なのか、そういう役なのか、未だはっきりとしないまま稽古が終わってしまいました。全体はテンポが良くなり展開もいいみたいですが、個人的には非常に気持ち悪い。

今回はしっかりと通し稽古ができたので、部分的に出来ていないところや、段取りを決めなくては行けないような所はほぼ皆無。そこの不安が無い分、内面にウェイトがかけられる。もっとできるはずというか、もう少し深く考えて臨んでいきたい。って、今更迷ってる場合じゃないんだけども。

明日は小屋入り。
お客の前で変わるのは怖い。変わってしまうんだろうけど。原因は本人だってことはわかってるので、出力をもう一度振り切らせとかないと。
ほんの少しまとわりつく不安を断ち切るように。

2008年11月 9日 (日)

リビルドー!!

1日に3回通し。内早回し1回となかなかのハードスケジュール。でも、もうやることないしね、全体を見る通しくらいしか。

3回目の通しは集中力が・・・、台詞に感情が乗らないジレンマ。のどがやばいのか、声を意識してしまうのか、台詞を吐き出すたびに気持ち悪い。

もう一度、再構築しないとなぁ。

残りの稽古が1日ということで、14時入りにはびっくりしつつも少しほっとしている。
あと1回通しができるというのがせめてもの救い。上限を持って行くところまで行ってから小屋入りしたい。

2008年11月 7日 (金)

通し通し

スタッフさんのスケジュールの関係での通し。
やっぱりつながってくると楽しーい。
とにかく台詞の多い芝居だけど、稽古はシーンごとのぶつ切りなワケで、感情を保っているのはその際に感情の引き出しからでてきたもの。

通してみるとそこの負担はなくなるのだから、よりストレートに感情をつなげられます。でも、改めてつながらない場面が見つかったりとキャラクターをもっともっと考えなくては。

2008年11月 6日 (木)

荒通し

初の荒通し。
まだまだつながってないなぁ、個人的に。自分の中でブツブツ切れていることがよくわかる苦い苦ーい通しになりました。今回の台本は感情にウソがあるとすぐにわかるし、芝居があっという間に流れてしまうから。
ああ恐ろしい。

せめて、フワついている頭の上の"なにか"を固めていきたい。
ドラマを創るのは演出。見せるのは役者。まだ、それでいいと思う。

2008年11月 3日 (月)

ばつーん

切ってきましたよ、髪を。そりゃもうおもいっきり切った。耳が完全に出てて襟足さっぱりとここまでバッサリ短くしたのは3、4年ぶりくらい。なんだかサラリーマンみたいな髪型になってます。

そこまで切った理由は今度の出演舞台『花散る海 〜途中の人 partII〜』の役のためなんですが、海上自衛隊の役なので・・・まぁ当たり前ですね。なにより事務所からOKが出たのでホッとしました。以前特攻兵の役を演ったときに坊主にしようとしたら止められましたから。

自然乾燥でも大丈夫なくらい短い頭は本当に久しぶりで、当分は町中の鏡で自分をみても認識するまでに少し時間がかかりそうです。

美容院で切りに行った際に、おびただしい量の髪の毛が落ちてるとちょっと満足するのはコストパフォーマンスがいいと感じてしまうからなのだろうか (金額÷切った量= 1円当たりの散髪量)。
どうでもいいけどボクはシャンプー台で首を置く位置が未だによくわからないのです。

2008年10月31日 (金)

まだまだまだ

立ち稽古が一通り終わりました。全体を通して感じている率直な感想は、まだまだ全然見えてこない。
漠然と大きな壁が立ちはだかっててそのプレッシャーに覆われているんだなぁ。このつかみ所がない感じ。
壁にはいくらか引っかかりはあるんだけれど、それはもうどうしようもないような所にあるもんだからまだまだ腕を伸ばせないでいる。届くはずなのに。

まだまだまだまだ。まだだ。

2008年10月29日 (水)

シャッターボタンが反応しません

劇団花鳥風月さんのホームページにお邪魔してきました。
というよりも、稽古日誌の順番が回ってきたので「劇団花鳥風月 日記」というブログにですが。本日の稽古の様子 (?)はそちらで。
http://star.ap.teacup.com/kachofugetsu/414.html


今までの日誌がなぜか写真を載せる風潮になっていたので、携帯のカメラが壊れているボクは、共演者の携帯を借りてパシャパシャしていた (風潮に逆らえない)空気を読む役者です。


稽古のほうは、とにかく立ち稽古をざっくりやってしまわないといけないんですが、ようやく中盤に差し掛かってきたみたい。みんなほぼ初めての部分なんで、まだまだ確認しながらなんですが、自分の台詞や役割の部分だけは一回一回を無駄にしないで臨みたいと思います。

あーこういうこと稽古日誌に書いとけばよかったなぁと。今、思いました。

[第20回池袋演劇祭] 各賞結果発表まとめ

先日の授賞式にて、劇団ZAPPA『花 hana』はめでたく優秀賞を頂いたんですが、合わせて2008年の池袋演劇祭での各参加団体の受賞結果も頂いたので、まとめたいと思います。
池袋演劇祭は、なぜか媒体元からの情報がいつも遅めなので。

正確な参加団体数は43劇団。
2008年9月1日から30日の間、池袋の区内15会場にて開催されました。
「20周年記念特別賞」1本、「演劇祭賞」計11本は下記のとおり。

第20回池袋演劇祭賞 (2008年)

20周年記念特別賞 (賞金50万円)
 劇団:SPPTテエイパーズハウス
 演目:「白雪姫と七人のム・フ・フ・・・」
 公演会場:シアターグリーンBIG TREE THEATER

大賞 (賞金30万円)
 劇団:演劇レーベル Bo-tanz
 演目:AWAY TARGET
 公演会場:萬スタジオ

優秀賞 (賞金15万円)
 劇団:劇団ZAPPA
 演目:花 hana
 公演会場:東京芸術劇場小ホール1

 劇団:"創造集団"生活向上委員会
 演目:マジメに働きゃ明日はない
 公演会場:シアターグリーン BOX in BOX THEATER

豊島区長賞 (賞金15万円)
 劇団:劇団生命座
 演目:その瞬間 (とき)を抱きしめたい
 公演会場:萬スタジオ

としまテレビ賞 (賞金5万円)
 劇団:真紅組プロデュース
 演目:はしひめ 〜Osaka1837〜
 公演会場:シアターグリーン BOX in BOX THEATER

日本映画俳優協会賞 (賞金5万円)
 劇団:劇団鳥獣戯画
 演目:三人でシェイクスピア
 公演会場:シアターグリーンBIG TREE THEATER他

豊島区観光協会賞 (賞金3万円)
 劇団:踊る演劇小ネタ集団
 演目:スター☆の星
 公演会場:シアターグリーン BASE THEATER

アゼリア会賞 (賞金3万円)
 劇団:劇団ヨロタミ
 演目:約束
 公演会場:シアターグリーン BIG TREE THEATER

豊島区町会連合会会長賞 (賞金3万円)
 劇団:サンディ アトリエッジ
 演目:飛行機雲 〜DJから特攻隊へ愛を込めて〜
 公演会場:東京芸術劇場小ホール1

豊島新聞社賞 (賞金3万円)
 劇団:劇団『ING進行形』
 演目:皇帝ガリレオ
 公演会場:池袋小劇場


平成20年10月23日
[豊島区舞台芸術振興会発]
授賞式にはボクは出席できなかったんですが、下位の賞から順に発表されていくようで、発表の際、司会者が審査員からの簡単な寸評 (感想?)を述べてから各賞の劇団名を言うので、寸評を聞いているときの参加団体は皆ドキドキらしいです。

今年の池袋演劇祭は20年目ということで、「20周年記念特別賞」という、なぜだか「大賞」より位置づけが上の賞が設けられていています。
受賞劇団の履歴として、「記念特別賞」は最高位の賞とわかりずらくて少し複雑な感じでかわいそうな気も・・・(実際、5年前の「15周年記念特別賞」は下位の4賞と同列だった)。「大賞」の劇団も、大賞なのに2番目て。
まぁ、審査基準はわからないのであくまで賞金の大きさだけで比較した結果ですのであしからず。
どちらにせよ、受賞劇団は紛れもなく評価された"結果"なので、すごい事です。

マイム
← ところでこれ、マスコットキャラらしいですね。マイム君。

二十歳です。

2008年10月28日 (火)

ネズミがウシになるまでに

カレンダーで指を下になぞっていくとわかることなんですが、ちょっと驚いたこと。
もうすぐ本番2週間前。
加減を気にしているとあっという間に本番になってしまうということに気づいた。

何よりも驚いたのは、いまだ2週間後の自分が想像できてないこと。
不安とか自信がないとかじゃなくて、純粋に今目の前のことで精一杯。大事なのはこれからどうして行くかを考えるよりも今どうするかを考えることで、ほんの2枚めくれば年が変わってしまう紙っぺらなんて眺めてても、どう仕様もない。ああ、どーしょうもない。

年賀状の心配よりもDMのほうが先。か。

2008年10月25日 (土)

もがく凡人の水平試行

本番まで間がないので、さくさく立ち稽古。
台詞が入ってないとアレなんですが、なんとかだいぶ流れているようで、みんなすごい集中力。
当たり前だけど、今は最低レベル。自分はまだまだだな。

ここからさらにクオリティを上げていきます。
ある意味"本番まで時間がない"という状況がいい意味に働いていると思う。
とはいっても、本当にここから。

でも、残り3週間を切って"ここ"だ。
まってるだけじゃだめだなぁ。本当の意味で立たないと。
早く、立ち回りたい。

2008年10月24日 (金)

劇団ZAPPA『花 hana』、第20回池袋演劇祭で優秀賞受賞!!

『花 hana』ポスター
昨日は第20回池袋演劇祭の授賞式。
各賞の受賞団体は予め授賞式に呼ばれるんですが、いったい何の賞が取れたのかは当日の授賞式で発表するという形を取っているらしいです。ああ、さぞどきどきすることでしょう。

ボクも『花散る海』の稽古後に池袋の出演者と合流しまして、気になる結果を聞いて朝まで飲み明かしてました。

劇団ZAPPA『花 hana』は、見事優秀賞を獲得したそうです!!!

上から数えて3番目、なんと全43団体の中から3本の指に入る賞だそうです。
大変嬉しいことです。

やったー。わー。あー、おー、そーかー。
しかし・・・ううむ、盛り上がっているものの、飲み会のテンションはどうしても"悲願の大賞"の影がちらついているようです。
なんとも贅沢な感想ですが・・・、まず、それが率直に出てくることが大切かと。
喜びと、悔しさの中からさらに上に向かうエネルギーが生まれ、よりよい作品を創っていくのでしょうし。ボクら役者はそのエネルギーを形にしてお客に届け、直に感じてもらう役割なのですから。
今はただ、少しだけ悔しさが上回っているこの感情を忘れずにとにかく祝いたい!!! うん。なんともめでたい。何回でも言おう。めでたい。くそーめでたいなぁ!!!

そんなボクは朝までオールで飲んでいて、朝10時からの仕事に間に合うように渋谷のスタバでカフェモカ飲みながら、まったり1.5日酔い。7:00オープンのスタバなのに、6:50に快く入れてもらえて非常にありがためでたい朝でしたい。

2008年10月23日 (木)

本日発表! 第20回池袋演劇祭授賞式

池袋演劇祭パンフ
先日お伝えしたとおり、僕が先月出演した舞台『花 hana』が、20周年を迎える2008年の第20回池袋演劇祭で、ある賞を受賞したそうです。
数ある参加団体の中から劇団ZAPPA『花 hana』が見事選ばれたそうで、なんの賞なのかは本日19時から行われる池袋あうるすぽっとでの授賞式にて発表されるとのこと。

ボクは18時から22時まで稽古があるので、それ以降におそらく飲んでいるであろう出演者達と合流するつもりです。なので、このサイトでは今日中に更新できるかわかりかねますので、そのつもりで。
最新の速報はZAPPA関係者、又はmixiの劇団ZAPPAコミュニティでも見てもらえれば書かれているかも。


というわけで、19時以降ボクの芝居関係フォルダに届くメールは、一切開かずタイトルも見ないで飲みの席に合流しようと思っているので、みんなのテンションを探りながらの参加になると思います。
もちろんどの賞でも嬉しいんですが、場の空気と受賞した賞を聞いてみると、賞によってみんなの事前の期待度がどこまでだったかわかるはず。


なので、一切の情報封鎖、及びmixiの出演者日記も観覧しないで、サッカー国際試合の結果なみの敏感さで臨みたいと思います。