つないできたもの。つないでいくもの。

Theatre劇団子
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Theatre劇団子という団体の25周年記念作品の今作『どのツラ下げて』は「劇団」のお話。
劇団子作品に共通して言えることでもあるんですが、今作は特に感じることがあります。

どんなにドタバタでも、どんなにシリアスでも、作品の中に常に溢れているのは「」です。
作品への、劇団への、役者への、そしてそれを紡いで作ってきた人たちへの愛です。
僕はその歴史の中ではまだ表層の部分でしかありませんが、だからこそこの役を、愛のバトンをしっかりと受け取り伝える意義がある
舞台の中で丁寧に作ってきた空気に乗せてもらう心地よさや、溺れ方、もがき方、全部ひっくるめてしっかり愛してやりたい。

3日前本番3日前で集中稽古が全て終わり、最後の通しもしていよいよ明日からは小屋入り
終盤の稽古では自分の感覚や周りが見えてきた分、すこし確認混じりになってしまったのがとても悔やまれる。
やりたいことや想像していること、見えてきているものと実際にやっていることとの乖離がまだまだ気持ち悪い。

絶対に想像していることはできるはずなのだ。それ以上にも。
「とても微妙で難しい表現」と言われているけど、これがピッタリハマったときのことがしっかりと想像できるので、すがりついてでもその感情に追いついて、真っ白になるまでその役を喰らいつくしてやりたい。

楽しめ楽しめ。

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