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藤波克美 (舞台『どのツラ下げて』のまとめ記事ですよ)

『どのツラ下げて』終幕!2018年7月4日(水)から7月8日(日)まで本番だった、Theatre劇団子 劇団創立25周年記念 33rd act『どのツラ下げて』の振り返り、まとめ記事でございます。
ご来場いただいた皆様、来れなかったけどもご声援を頂いた皆様、改めて本当にありがとうございました!
本公演は全日程満席で終えることができました。
振り返りの記事や裏話、役についてなど書いていくと膨大な量になるんですが、画像もあるのでサクッとまとめていきたいと思います。

『どのツラ下げて』は落ちぶれてしまった旅一座、「ゲンゴロウ一座」を舞台にした”劇団“のお話で、初代座長が亡くなってから突然戻ってきた元二代目座長が巻き起こす、劇団に関わるものの人間関係や過去の因縁、ドラマなど群像劇を描いた劇団子らしい会話劇となります。
悲劇と思われがちなあらすじも、内容を見て頂ければ分かる通り喜劇を織り交ぜながらの笑って泣けるハートフルコメディでした。

演じたのはこんな役。

藤波克美

今回ボクは藤波克美 (フジナミカツミ)という役でした。劇中では藤波さんとかカッチャンと呼ばれ、ゲンゴロウ一座では最古参の劇団員として先代座長や前の女将さんなど、過去の人物をを知る人間としておりました。
実は新人劇団員との絡みはあまりなく、物語の根幹に関わってくる過去の話などに同一人物として出ておりました。

そうです、今回古参劇団員の50歳以上のシーンから回想シーンでの19歳の若手の頃など、年齢の幅がとんでもなく広い役でした。どちらも同じ人間として出るので、老けメイクから若い頃に戻したり、更にそこからまた老けたりと、年齢の行ったり来たりをかなり多くしておりました。

現代

物語上の時系列で言う「今」なので、50過ぎの古参劇団員です。
前回も歳をとった役を全くやったことがなく一番の苦手といっていたのにかかわらずのこのキャスティング。
そういう意味では公演稽古が始まってからずっと課されていました。
普通にしていると若く見えてしまうので、髪を上げ、メイクで白髪シワを足しました。結構いけるもんですね。
公演を重ねるごとに白髪がどんどん上手くなりました(笑)。

大物ぶっているくせに実はめんどくさいと劇団員に敬遠されるタイプの人間で。本人はひどく不器用。一見渋くてかっこいいこと言ってるんだけど、行動が伴ってなかったり実は内心バクバクだったりするという人間です。

登場してすぐの喪服を着ているシーンでも尿漏れしてズボンビッチャビチャにしてしまったり。

それでも本人の中で譲れない信念や想いはあって、それが理由でこの一座にずっといます。
「金で割り切るくらいならとっくにやめてますよ…劇団なんて」

その理由はあとで説明するんですが、ある過去をずっと背負って生きている人間です。

若い頃

回想シーンでは物語に関わる重要な事件があって、そこに絡む人間として若かりし頃の藤波克美も登場しました。
コチラはメイクなどわりとそのままで、格好だけ和服だったので差別化しやすくそういう意味ではやりやすかったです。

とにかくバカで不器用な人間で、まったくなにもできないポンコツなんですが、そんな自分にも優しくしてくれ慕い合っていた唯一の人間が現代で女将を努めている斉藤範子さん演じる棚橋明子こと「アキちゃん」です。

そんな一座でできた想い人が座長トラウマ級の奪われ方をしてしまい、歪んだ精神構造に拍車をかけます。

それでも芝居しかできない、ここでしか生きられないと思い込んでいる不器用な人間で、アキちゃんのためと二代目の母親である日向子を手にかけてしまいます。

これが今回の物語の根幹にある重要な事件になります。

このシーンはとにかく初めてづくしでした。わりと人の生き死にのシーンはやっていることもあるんですが、今回は演出からアウトプットの方向が明確に出され、自分のなかではそれがとても新鮮で、新しい景色が見えるものでした。

これは今回自分にとってはチャレンジでもあり、僥倖でした。演出との化学反応のような新しい色を感じ、そのイメージに近づけるための戦いでもありました。

求められているものと自分が出力しているものの違いもわかっているんですが、「制御をしない」という芝居が、求められているものを考え、やるということ自体がすでに制御してしまっている状態なので。

フラットにフラットにと毎日シーンの直前はボーッとしており、演技中は時折吐き気をもよおすような感覚の時もありました。
なんだか書いているととっても大変なんですけど、こなしている回は1回もなかったのであっという間に終わっていたという印象。
そういう意味では本番は生々しく生きられたのかなぁと。

稽古中はそのシーンをやる直前までに身構えるのが自分でも嫌でしょうがなかったんですが、小屋に入ってそれがなくなりなんだか漠然とした安心感で本番に望んでいました。

どこまで意識を沈められたかはわかりませんが自分のいままでの芝居の中でもとても特異な体験をさせてもらいました。
ありがとう、カッチャン!

人を殺して生きていく

そんな過去を背負った人間としての現代の藤波克美はなんだか達観して見えるようでいてとても脆い存在です。
それでもこのゲンゴロウ一座、稽古場にいるっていうことの意味や、人間の汚さ、そんなぐちゃぐちゃな感情が絶えず渦巻いていて、内包した上でラストシーンを迎えます。

ラストシーンは事実を知った二代目がいままで劇団に在籍した人間の名前を互いに呼び合っていく一騎打ちを提案してきます。
お互いに名前を呼び合っていき、どちらかが言えなくなるまで続けるというシーン。

この名前、実際20~30人づつくらい言い合うんですが、気づいた方も多いと思いますがこの名前、実際にTheatre劇団子に在籍したり関わっていた人たちの実名を言い合ってました。

最後の最後、二代目が復讐に選んだのは刺し違えるような戦いではなく名前を呼び合うという異質なシーンなんですが、これがここまでの物語と役の感情を入れるととんでもなく感動するシーンに。
お客様からも感動するシーンと好評だったようです。

決着は藤波が敗れ、ずっとずっと背負ってきた罪を白状し「謝罪」します。
もうこの劇団には関われなくなり、ある意味一番残酷な復讐にも見えますが、この、正面から聞いてくれる、謝ることができる人間がいること、謝れる機会を得られたことこそ、藤波にとっては救いだったのかもしれません。

主宰の石山さんからTheatre劇団子の役者の実名を言い合うと言われた時、膨大な量の人名を記憶することになるので大変なことではあるんですが、Theatre劇団子でしかできない25周年作品のなかで、いままでの歴史やそれを紡いできた人たちを背負わせてもらえるこの台詞をもらえたことが純粋にとても嬉しく、「もし途中言えなくなったら架空の名前でも成立するのでOK」とは言われてましたが、とにかく実名でいこうと個人的に考えておりました。

というわけでこのシーンは藤波ではなく、斧口にとって最も重要な台詞でもありました。
正直言ってしまうと台本をもらったばかりの時はこの言い合いがラストで盛り上がるのか、どのように見えるのかがわからなかったんですが、演出と相手役、そして音響や照明がついてみると、お客様からの反応で安心したのをよく覚えています。
そういう意味では今公演はそういったお客様の反応もあって初めて完成する25周年記念公演だったと思います。
この舞台を観てくれて、”なにか”を感じていただけた皆様、改めてありがとうございました!
その”なにか“のために僕らは全力で舞台を創っております。

おまけ

実は劇中ちょろっと出演する先代座長の回想シーン、劇中劇で殺陣をやっておりました。
トンデモ外国人の設定で、当時の下っ端劇団員の一人。劇団子で殺陣をやるのは非常に珍しいとのことです。

特別イベント

特別イベント公演!今回の公演は実は2本立て、平日昼の2回は『特別イベント』と称していままでの劇団子作品43作品をその場で現劇団員が演じていくというイベントを行っておりました!

各作品のワンシーンを様々な役者が演じていくんですが、全員分の割り振られた役を網羅していくと膨大な量になってしまうのでボクのやっていた作品と役だけでもサクッとご紹介していきます。
このイベントで使った全作品リストは別記事にて紹介しております。
Theatre劇団子の25年間全43公演をまとめてみた

ほんの2ミリ泣いた夜には: 刑事

第5回公演 『ほんの2ミリ泣いた夜には』
最初に駆け込んでくる刑事の役。

たとえばナイスな昼下がり: 椎名

第8回公演 『たとえばナイスな昼下がり』
金田と恩田との会話。「牛丼記念日!」。

星降る夜のスタジアム: 全員

第11回公演 『星降る夜のスタジアム』
会議の始まりの歌をみんなで歌いました。

銀座でワイドショー: ディレクター

番外公演 『銀座でワイドショー』
冒頭のシーン。ツッコミをするディレクター。

だからジョニーは殴られる: 服部

第13回公演 『だからジョニーは殴られる』
最後の方のシーンですね。

公園で逢いまショウ: 父

第16回公演 『公園で逢いまショウ』
猫爺とのシーン。「エレファント!」。

君とボク: 生徒

第17回公演 『君とボク』
小学生をやっておりました。

カーラヂオが終われば: 馬場

第18回公演 『カーラヂオが終われば』
あの馬場くん!あの馬場くんと桜井くんとのシーンです。

ペダルをめっちゃ漕ぐ: 佐伯

第20回公演 『ペダルをめっちゃ漕ぐ』
冒頭の社長とのシーン。

東京のオトコ: 馬場

’09春の番外公演 『東京のオトコ』
ボクも実際演じたことがある馬場くんの最後の告白シーンでした。

もう一つのシアター!: 全員

第25回公演 『もう一つのシアター!』
キャスト全員で指差し発声をしました。

そのペン書けず。: 黒岩

第26回公演 『そのペン書けず。』
冒頭の新聞記者、橋本とのシーン。

恋するロビンソン: 間宮

第28回公演 『恋するロビンソン』
終盤、かぐやが月に帰るシーンです。

落人たちのブロードウェイ: 全員

第29回公演 『落人たちのブロードウェイ』
落ち武者をやりました。カツラかぶって踊りました。

14シーン、10役

ちゃんとシーンとしての台詞がある役は10役、全員参加などのダンスや歌などで関わるシーンは全部で14シーンでした。
こうしてみると結構なボリュームですね。
舞台セットがゲンゴロウ一座の稽古場ということだったので、稽古風景のような感じでシーンに関わらないキャストは周りから芝居を眺めておりました。
普通に楽しんでました。

[どのツラ下げて] 関連記事

写真

舞台写真

今回はゲンゴロウ一座の稽古場という舞台セットでした。前回『ジェットコースターが終われば』の抽象的でシンプルなセットとはまた違い、しっかりと建て込まれております。

シーンや時間帯によって様々な顔を見せます。

回想シーンなどは特に印象的な照明でした。

舞台下手においてあった演出机です。コチラには事務所につながる扉と仮眠室につながる階段が。

上手にはローテーブルとベンチ。そして小道具置き場があります。
コチラにはトイレもありますね。

本番前に集中力を高めるのはいつもトイレと決まってるんで…
藤波には欠かせない場所です。

シアター風姿花伝

劇場外観です。意外と看板が見えづらく、最初素通りしてしまうかも。

ロビー前にはかっこいいロゴが。
とても使いやすい劇場です。

棚橋明子

斉藤範子さん演じる棚橋明子の現代と回想シーンの違いです。

こっちが現代

こっちが回想
演じ分けもさることながら、出で立ちや動きも変わっております。凄い。

千秋楽トリプルカーテンコール

なんと千秋楽はトリプルカーテンコールをいただきました!
本当に、非常に嬉しいサプライズで、僕らが一番ビックリしてました(笑)

そして、今回25周年公演ということで、千秋楽カーテンコールには主宰の石山さんが舞台面に。

今回ゲスト出演してくれた劇団子創設メンバーの一人でもある五十嵐さんと。

全体写真

今回は生演奏のヴァイオリンを弾いてくれた奏者さんが日によって違ったので、全体写真も2枚。
こちらの写真は7日の公演を彩ってくれた小西智子さんとのもの。

こちらは前回公演同様、生演奏で参加してくれた斎藤千穂さんとのもの。
本当にありがとうございました!

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[どのツラ下げて] キャスト表

ネタバレを避けるために公演後の記事です。
先日まで公演中だったTheatre劇団子『どのツラ下げて』のキャラクター表です!
誰がどんな役名だったのかは当日パンフレットでしかわからないので、ここで記録としてお載せしようと思います。

Theatre劇団子 劇団創立25周年記念 33rd act
『どのツラ下げて』
シアター風姿花伝
2018年7月4日(水) – 7月8日(日)
(※ 舞台詳細記事 → どのツラ下げて)

ボクは「藤波克美」という古参劇団員の役を演じました。劇中では藤波さんカッチャンと呼ばれてましたね。
劇中の台詞では名前を呼ばれていない役もいるので役柄も一緒に表に載せておきました!

『どのツラ下げて』 キャスト表

役柄 役名
二代目座長 2人目の母の子供 棚橋達夫 五十嵐正俊
女将 元女優 初代座長の3番目の妻 棚橋明子 斉藤範子
三代目座長 明子の長男 棚橋和彦 髙島大幹
和彦の妻 劇団制作 棚橋 梢 竹中さやか
劇団員 達夫の元恋人 演出部 木村奈美 真杏泉しのぶ
劇団員 勧誘 鶴田晃一 大高雄一郎
古参劇団員 藤波克美 斧口智彦
劇団員 声優志望 馬場広美 大島 翠
新人劇団員 元小学校の先生 谷津義男 和田裕太
初代座長
劇団員 AV男優
棚橋 源五郎
マッハ亨
小玉雄大
新人劇団員 何もできない 坂口栄太郎 岩﨑一洋
キャバ嬢 謎の愛人 三沢 蘭 結川祥子
ゲンゴロウ一座に住み着く地縛霊 前田日向子 三上彩音

13名 + 1名

劇団員の13名と演奏者の1名を加え (正確には1日だけ斎藤さんに代わり小西さんだったので2名ですが)、舞台上には総勢14名での公演でした。
演者の男女比率は男性7名に対して女性6名となっております。劇団員の佐佐木 萌英さんが今回出演ではなく”守衛“としての参加でゲスト出演となる創設メンバーの五十嵐正俊さんと入れ替わるような形になっております。

今回は前作とは打って変わってゲンゴロウ一座の稽古場で展開するワンシチュエーションの群像劇ということで、物語を織りなすキャラクターも劇団員が多かったり、非常に個性的でした。
同じ稽古場でも過去現代を行き来しながら物語が進んでいくので同じ役でも全く違う年代を演じておりました。
唯一2役演じていたのは初代座長 棚橋源五郎を演じた小玉さん。
初代座長亡き現代ではマッハ亨 (トオル)という若手劇団員を演じ分けておりました。

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[どのツラ下げて] 千秋楽

『どのツラ下げて』終幕!Theatre劇団子 劇団創立25周年記念 33rd act『どのツラ下げて』と「特別イベント」は全日程無事に終了いたしました!
ご来場頂いた全ての皆様、スタッフ並びに関係者の皆様、本当に本当にありがとうございました!
カッチャンこと藤波克美としてこの世界で生きられたこと、幸せに思います。

今回本当にあっという間で、イベント公演もあったからか、あまり考える間もなく目の前のシーンを演じているだけで千秋楽となっておりました。
それでも余裕がなかったわけではなく。非常に充実した毎日でした。やっぱり本番は夢のような時間ですね。

千秋楽

マチネ 13:00

この作品は全体でラストまで持っていく作品なので集中力の糸を切らさないように、常に意識は舞台上に。
それでも気づくと自分のシーンになっているので、いい意味で毎回委ねられているんだなぁと感じます。
自分だけではなくて共演者のおかげです。

ソワレ 17:00

最後だからといって何が変わるわけでもなく、とにかくしっかり丁寧に。お客様のために。
とはいえ吐き出す台詞は全部最後なので、感慨深かったなぁ。
ラストシーンの一言一言は特にきました。2代目ずるいよなぁ。
トリプルカーテンコールにはびっくり。お客様に頂いた最高のプレゼントでした。

劇団創立25周年記念作品 終幕

特別イベント公演!改めて「特別イベント」も含めると今回は実質2公演ということで、本当にあっという間に過ぎていきました。
劇団員としてこの節目の作品、さらに今まで築き上げてきた劇団の歴史を受け継ぎ、背負わせてもらえたことを大変嬉しく思います。
特別イベントなどでは今まで以上にお客様との距離も近く、ありがたいお言葉もいただき、本当に皆様に愛されているんだなぁと感じました。
これからもTheatre劇団子は、誰にでもわかる面白い作品、そのときできる最高に面白いものをお届けしていきますので、お客様にとって「ここにくれば楽しめる場所」になれたら幸いです!
よろしくおねがいします!

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[どのツラ下げて] 4日目

七夕でしたね。4日目となり、『どのツラ下げて』の昼夜2回公演です。
いままでの劇場でのタイムスケジュールとは違うのですこしソワソワしておりました。
それでも幾分いままでより楽に本番に入れるようになったなぁと感じた日でした。

4日目

マチネ 13:00

はじめての本編『どのツラ下げて』の昼公演。昨日までは「特別イベント」だったのでこの時間に本番を迎えるのは今日が初めてでした。
昨日からのテンションが保てるか少しだけ不安な部分もありましたが、自分でも思ってた以上にしっかりできた。
特にあるシーンのいかたが変わったので、非常にやりやすく感情を作りやすくなった。漠然とした瞬発力への不安がなくなったのがでかい。
それ以上に、範子さんの存在がでかい。本当に何も気にせず乗っかれる。

ソワレ 18:00

今回ボクの役は安定しているようで自分の中では非常に不安定な部分がある。
もっと踏み込んでいきたい部分が、ある意味「まだ見たことのないもの」というオーダーなので、正解がないものを探しているようなものだが、漠然と想像しているものには明確に先にある
少し垣間見れたものを手探りで探っているけど、自分で制御するとかとは真逆の部分なので演った芝居を終わったあとに一生懸命分析しての繰り返し。考えながらでは絶対にいけないので。
見えてはいるはず。もっとやれる、まだまだいける。

「感謝」と「愛」

この日も満席で終演後、声をかけてくれるお客様からも嬉しいお言葉ばかりで本当に幸せです。
この作品は観てくれたお客様がそういった感想を共有できて初めて成立し完成します
Theatre劇団子の作品には主宰石山さんの「」溢れております。
特に今作はその「」がお客様と共有できた瞬間が、初めて『どのツラ下げて』をお届けした意味になります。

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[どのツラ下げて] 3日目

特別イベント」公演は本日が最後。千秋楽でした。
今回はTheatre劇団子でも初の試みですが、とても好評なようで、特に本公演以上にお客様との一体感がすごかったです。

3日目

特別イベント 14:00

演りながらも楽しみながらこういった企画ができるのはとても新鮮で、さらに自分の所属する劇団の歴史を一緒に体感できる僕自身としても嬉しい企画でした。
いろんな役ができるし、短時間でそれを見せたり共演者の意外な一面が見れたり、1人の役者から一気に5役くらい見れるのってそうそうないですからね。

ソワレ 19:00

だいぶ周りが見えてきた分、楽しくてしょうがない。
まだ終わりたくないまだ終わりたくないと思いながらラストシーンを迎えます。
驚いたのはラストのあのシーンで笑いが起きたこと。シリアスなシーンではあるんですがお客様が芯からリラックスして集中力してくれていたってことだと思います。それでも成立してるんだからすげえ脚本だなあ、と改めて思う。
この日は、ダブルカーテンコールをいただきました。
感謝感謝です。

劇団子Tシャツ

今回も劇団子Tシャツ販売しております。
25周年バージョンなんですねコレ。
カラーも豊富で受付に置いてある数しかございませんのでご興味ある方はぜひ!

[どのツラ下げて] 2日目

2日目も無事に終わりました!
本日は劇団子初の試みである平日昼限定の「特別イベント」の初日でした。
Theatre劇団子の43作品を2時間でお見せするというパワフルイベントですが、特別動画などもありとても完成度が高いものになっております。

明日もあるので興味ある方はぜひお越しください!

2日目

特別イベント 14:00

このイベントはキャストが舞台面で自分が出ていないときに目の前で展開している芝居を見ているんですが、普通に笑ってしまったり、お客様と同じような反応でとても一体感があります。
石山さんのトークもとても面白いので2時間があっという間かと思います。

ソワレ 19:00

今までの部分をなぞるのではなくもっと上へ。やるたびに見えてくる景色があります。
持って行き方はわかってきたので、あとはどれだけ開放できるか。
終盤のシーンは今までやってなかったような駆け引きができました。
まだいける。

[どのツラ下げて] 初日

初日終了!初日いいい!!!!
やっと『どのツラ下げて』の幕が開きました!無事に、初日が開けましたー!
皆様ご来場いただきまして誠にありがとうございます!

やーなんというか安心感の方が大きくてまだ実感わかない感じです。
皆様に支えられ満員御礼の中迎えることのできた本番はとても楽しかったです。

やはりこの劇団でしかできない舞台。「お客様」がいて初めて成立するんだなぁと実感しました。

初日

ゲネプロ 14:00

前日の最終稽古まで不安だった部分や解消できていない部分を確認しながら場当たりをやっていたんですが、少し手応えを掴め、このゲネプロでなんとかあるシーンでようやく「片足を突っ込めた感じ」。
本当はどっぷり浸かりたいんですが、まだいける。

ソワレ 19:00

思っていた以上にお客様の反応が良くて、変な話ですが「この舞台こんなに面白いんだ」と楽屋で確認するような状態でした。
もちろん全力で最高のものをお届けするために尽くしていますが、最終的に判断するのはそれを見るお客様なのでどんなときでも本番直前は緊張します。

稽古からずっと、あんなに埋め尽くされたお客様のいる前で演じたことがないので、稽古場での反応と全く違うのがコメディの難しいところでもあり楽しいところ。

何より嬉しいのが観ていただいたお客様の反応。
いろんな方に声を書けていただいたり感想をもらったり、本当に幸せものです。

カーテンコール撮影タイム

本公演はカーテンコール時に「撮影タイム」なるものを設けまして、お客様のスマホなどで自由に撮影をしていただける時間を作りました!
各種SNSにも拡散可能なのでどしどし感想のツイートと共にお載せください!
この画像もお客様の撮っていただいた写真です。

[どのツラ下げて] 場当たり

1日前あ。
あ、ですよ本当にもう。
朝小屋に入ってから「」っという間に時間が過ぎてゆきます。

今日は「特別イベント」の場当たりと言う名のゲネをしまして (最初から最後まで止めずに通した)、その後から本編『どのツラ下げて』の場当たりをしておりました。実質2公演分あるので物量がとんでもないです。

とはいえ個人的にはとても大好きな”場当たり“の時間。確認したことも今日決まったことも、今日解ったこともここ1週間の中で一番情報量が多い日だったはずなんですが、何してたんだろうってくらい早かった。
疲れてるのかどうかも麻痺してるようなふわふわした不思議な感覚で1日を過ごして今これを書いております(笑)。
明日は本番ってのもなんだか妙な感じ。

すごい楽しいとかとんでもないものができたとか、素晴らしいクオリティだ!とか、まだ分からんのです。そういう意味で役の感情が強くて、見せ物ではなく、この世界にただいるって感じ。キッカケとか決めごとはあるんですが。
今回そういうのが比較的少ないってのもあるのかなぁ。
もちろん舞台セット照明音響生演奏などは凄すぎるんですが、まだお客様目線で見れてない自分がいます。
本番始まったらどうなってしまうのだろう…。

[どのツラ下げて] 小屋入り!稽古!録音!?

シアター風姿花伝本日、シアター風姿花伝に小屋入りしましたあああ!!
ここです!上の画像の場所にあります!!
目白駅」からは徒歩18分、「落合南長崎駅」からは徒歩12分、「椎名町駅」からは徒歩8分、「下落合駅」からは徒歩10分という、どこの駅からも近くはないけどそこそこ歩いていけるという好立地な場所にあります。
本番当日はお時間に余裕を持ってお越しください!

本日は仕込み、舞台づくりなんですが、キャスト陣は早々に搬入を済ませて稽古をさせていただきました。
稽古ではいろいろとネタ仕込み…といいますか、録音やらなんやらをやらせてもらい…んん!?録音?


そうです、今回ちょっと、面白いことをしております。
本当にちょっとした思いつきからやることになったということですが、本当にサービス精神満載だなあ劇団子は。

残った時間の稽古では作品への造詣を深めたり、最終的な課題を解消したり見つけたり、積み上げたり崩したりを繰り返しながら丁寧になぞっていきました。
まだ行けるまだ行けると思っていたけど、シーンが始まってしまえば考えることは何もなくて、ただ生きるだけ。今日はなんとなくその距離感を掴めた感じ。
まだこの役は生きる!!

つないできたもの。つないでいくもの。

Theatre劇団子という団体の25周年記念作品の今作『どのツラ下げて』は「劇団」のお話。
劇団子作品に共通して言えることでもあるんですが、今作は特に感じることがあります。

どんなにドタバタでも、どんなにシリアスでも、作品の中に常に溢れているのは「」です。
作品への、劇団への、役者への、そしてそれを紡いで作ってきた人たちへの愛です。
僕はその歴史の中ではまだ表層の部分でしかありませんが、だからこそこの役を、愛のバトンをしっかりと受け取り伝える意義がある
舞台の中で丁寧に作ってきた空気に乗せてもらう心地よさや、溺れ方、もがき方、全部ひっくるめてしっかり愛してやりたい。

3日前本番3日前で集中稽古が全て終わり、最後の通しもしていよいよ明日からは小屋入り
終盤の稽古では自分の感覚や周りが見えてきた分、すこし確認混じりになってしまったのがとても悔やまれる。
やりたいことや想像していること、見えてきているものと実際にやっていることとの乖離がまだまだ気持ち悪い。
絶対に想像していることはできるはずなのだ。それ以上にも。
「とても微妙で難しい表現」と言われているけど、これがピッタリハマったときのことがしっかりと想像できるので、すがりついてでもその感情に追いついて、真っ白になるまでその役を喰らいつくしてやりたい。

楽しめ楽しめ。