ロ字ック『滅びの国』

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ロ字ック-表
ロ字ック-裏

作品概要

ロ字ック 第十二回本公演
『滅びの国』

Cast

吉本菜穂子
三津谷亮
小野寺ずる
日高ボブ美
山田佳奈
大竹ココ
Q本かよ
滑川喬樹
(以上、□字ック)
大鶴美仁音
小林竜樹
冨森ジャスティン
水野駿太朗
東谷英人 (DULL-COLORED POP)
キムラサトル
ホリユウキ (犬と串)
オクイシュージ
黒沢あすか
柏崎絵美子
倉冨尚人
近藤洋扶
三丈ゆき
JUMPEI
照井健仁
難波なう
橋本つむぎ

Staff

脚本・演出: 山田佳奈
舞台監督: 土居歩
舞台美術デザイン: 乘峯雅寛
照明: 大津裕美子 (コローレ)
音響: 角田里枝 (Paddy Field)
映像: 松澤延拓
映像助手: 堀田創、松尾佑一郎
ステージング: 大石めぐみ
音楽: 西山宏幸、中尾孝
衣装: 田中迅人
演出助手: 川村知也、金子瑞穂、野村春香
宣伝美術: 大須賀裕美
宣伝ヘアメイク: 小川智子
宣伝・舞台写真: 大滝央子
WEB:Q本かよ
制作: 宮原真理、新居朋子
当日運営: 横井佑輔、河野理絵
企画製作: □字ック

Time table

[2018年1月17日(水)-21日(日)]
1月17日(水) 19:00
1月18日(木) 19:00
1月19日(金) 14:00/19:00
1月20日(土) 14:00/19:00
1月21日(日) 14:00
青字=観にいった回
[上映時間: 約150分]

Ticket

前売: 4,800円
当日: 5,000円
U24: 3,500円
高校生以下:1,500円
(全席指定)

Place

下北沢・本多劇場
(→下北沢 徒歩5分)

リンク

公式サイト: 滅びの国 特設サイト

ストーリー

“団地”に住む主婦は、別の女にのめり込んだ旦那の帰りを待ちきれず、部屋に若い男を呼び、その場限りの関係を結ぶ。
若い男は主婦を柔らかく抱きとめると、耳元で「愛している」と言う。それがリップサービスだということは分かっている。
だが主婦はその日から、その若い男のことばかりを考えるようになってしまう。
彼が住むのは“シェアハウス”。その場限りの慣れ合いを良しとし、蜜を舐め合うような環境。
わたしが居る場所が滅びなのか、それとも彼のいる場所が滅びなのか。

「真っ暗なトンネルの中にいるみたいに空っぽだ。わたしもあの彼も」

団地とシェアハウス。時代を象徴するコミュニティーに居住する男女ふたりの孤独を描く。
誰でもいいから、最低なあんたでもいいから、わたしのこの渇きを満たしてほしい。
(公式サイトから引用)

インプレッション

下北沢、本多劇場にてロ字ック『滅びの国』を観劇。
登場人物総じてクズで普通の人間が一切でない!だけどどこかに感情移入できる人物ばかりで、逆に「普通」がなんなのか、これも普通なのかと観劇中ゲシュタルト崩壊してしまいそうになるいい意味でエグいお芝居。
圧倒的な熱量の会話劇でアクションもない2時間半なので、一気に見せつけられる感情の波で見応えたっぷり。
まったく飽きずに見れたのは脚本以上にキャストの力が大きいだろうなぁと思ってみておりました。
どのキャラクターでっも置いていく、ただ立っている人間はいない非常に生命力溢れる作品で、改めてキャラクターの重要性を感じた。
内容やネタは人を選ぶかもしれないけど、劇中何度も頭にガツンと来るシーンがあります。
「やる覚悟」があるなら、「やられる覚悟」を持つべき。
それがない人間は傍観者と言われてもしょうがない。

評価: ★★★★☆

レビュー観劇
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この記事を書いてる人
axe

俳優活動をしています。
主に日記が中心のブログサイト。日々思ったことを、思ったままに書いております。ゲームやデジタルガジェット、映画などのレビューも。
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