[ヲトメ噺] 本日小屋入り、全稽古日程を終了しての雑感などを

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おとな小学生『ヲトメ噺 〜女学生見聞録鍵奇譚〜』は本日小屋入りで、明日は場当たり。
12月13日からはいよいよ本番です。
本番直前ということで、このカンパニーで感じた稽古期間での話なんかをサラッと書いて明日の場当たりに向けてテンションを上げていこうと思います。

演る側ではない視点

今作は演出助手として参加させてもらいましたが、オール女性キャスト (一部を覗いて)なんですね。
誤解を恐れずに言うと、思っていた以上にスムーズに通しなどが進んだかなぁと。
もちろんキャストのスケジュールの関係で通し稽古のタイミングってのはあったんですが、それはおいておいても、各キャストの集中力の上げ方が素晴らしい。

稽古場は殺伐としていたりピリピリした雰囲気ではないんですが、ゆるいってわけでもなく、演出から言われたこと、やらないといけないことを各自がしっかりと理解して臨む姿がとても頼もしかったです
こちらの意図を組んで動いてくれるキャストや、自分の課題をしっかり消化してきてきちんと通しごとに上がっていくのが見ていて楽しくてたまりませんでした

独特の雰囲気?

物語の性質上、いろいろな世界のキャラクターがグループのようにまとまって出ることが多いんですが、実は稽古当初、それぞれ世界のシーンごとに完成度の差が大きくて、終盤の全体で動くシーンなんてどうすればいいのかってくらいに頭を抱えてたこともありました (笑)。

通し前

しかしながらどんどん動きがついてその状況がみんなで共有されると「空気」ってのができてくるんですねえ。
なにも言わなくてもしっかりと立っているし、みんな経験の差なんて感じないくらいにキャラクターとして生き、役に向き合ってました。
本当にこの座組のみんなは”素直“なんです。これは素晴らしいことだと思うんですよね。
ひとえに演出の光大さんの雰囲気作りの上手さやポイントを押さえた芝居作り方にもあると思うんですが、何より「おとな小学生」というカンパニーの持つ独特な雰囲気がそうさせているんでしょう。

演出助手の特権

明日の場当たりを終えたら明後日からの本番でどんな化学反応を起こすのか、今回演出すら見ることのできない (出演しているので)世界を正面から見れるのが楽しみでたまりません。
演出助手の特権ですね。

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