トラブルをショーにしてしまう作品

演出誕生日! トラブルショー
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演出誕生日!全稽古日程が終了し、実寸稽古での衣装付き通しも終え、いよいよ今週本番を迎える『トラブルショー』。2月20日からIMAホールへ小屋入り、仕込みです。
実はこの作品、ミュージカル座の中でも個人的に1番好きな作品で、ぜひ関わりたいと思っていたんです。
2008年に観劇したときの自分の感想が当時書いたブログにあったんですが、そのときに自分が感じている一文が本当にお客様に伝えたい部分そのままなんですよね。

「なんと言うか裏側の真に迫る姿もちらほら出てきて、役者としてみていると随分見え方が違うものになっていると思います。」
「スタッフや舞台裏芝居はある意味反則ですから難しいと思うんですよね。どこまでエンターテインメント寄りに”演出”を加えるかにもよりますし、なによりとことんリアルにやっても面白いんですから。」
「ミュージカル座の公演ということで、もちろん主なシーンはミュージカルなんですが、作品を通してミュージカルの舞台を作る裏側という設定がうまくシチュエーションコメディになっていてその妙がとても秀逸な見せ方で、見事にやられました。」

引用元: [観劇レビュー] トラブルショー – 2008年2月22日(金)

実寸での通しを終えて、当時の熱量そのままどころか、さらにパワーアップしてお届けできると確信しております!

こういった舞台に参加させてもらって思うのは、本当にパートごとに分かれている稽古ではあるんですが、自分が出ていないシーンや、コーラスガール達の見とれてしまうほどの圧巻なダンスナンバーのシーンがピタっとパーツを合わせるようにつながっていく感じがとても気持ちがいいということ。作品作りの醍醐味でもあります。
今回のボクが演じる「宮本 進 (舞台監督助手)」という役は、2幕でそのつながりを紡いでいく真っ只中にいる役どころなので、緊張感と難しさ、そしてなによりポジショニングがとても大事になります。
しかしながら、萎縮していてもしょうがないので、とにかくとことんまで突き詰めて、ぶち当たった壁を壊せなくともよじ登るくらいの勢いで楽しんでおります。
焦りと余裕の狭間を行き来する快感を日々感じて!
千秋楽までより高みに。

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