探らないで考える

講義 君に、瞬く星の導きを
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先週土曜日の顔合わせから早々に正式キャストが発表され、先日は第1回目の稽古でした。
劇団命~みこと~の主催であり脚本を手がけている小菅氏から今作の設定や世界観の講義がプリントを交え行われました。
そしてなんと、配られたプリントには前代未聞の「各キャラクターごとのパラメーター」まで載っているという詳細ぶり。「力5、技5、速さ5」みたいな。面白いけど…実は客観的に見れる数字のような具体的な情報はけっこう効果的なんじゃないかと個人的には思っております。

講義ファンタジー作品をやる上ではこういう世界観の説明の時間はとても重要だったりします。
もともと存在などしない世界の設定で、脚本家の頭のなかにしかない情報なので、キャストが手探りと想像力で決めていくよりも、「世界観」の共通認識を作ってしまったほうが遥かに効率がいい。
この世界の設定や関係性を演じる側でうまく記号化・符号化、或いは共通アイコンにして落とし込むことによって、スムーズに意思疎通が進むんですね。
共演者の中にある程度明確な答えが存在するから、役者は役どころを”探る“というプロセスが限りなくなくなり、キャラクターの”思考“に徹することができる。

さらに、みんなの気持ちが同じベクトルに向くことによって、クオリティも上がりますしね。
次の稽古からはいよいよ動いていきます。
って、いきなり殺陣つけるみたいですけど。

君に、瞬く星の導きを舞台
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俳優活動をしています。
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