LIFE ~生命・ちっぽけで弱いのに、この世で一番大切な存在~

レビュー
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劇団花鳥風月 番外公演
『LIFE ~生命・ちっぽけで弱いのに、この世で一番大切な存在~』
[Cast]
市川典子、山口文康、植松りか、今井光信
[Staff]
脚本・演出:山内大典
舞台監督:山内大典
[Time table] 青字=観にいった回
6月27日(土) 14:00/19:00
6月28日(日) 14:00/18:00
 [上映時間:約65分]
[Ticket]
前売:2,500円
当日:2,800円
(全席自由)
[Place]
GEKIBA
(→池袋駅 徒歩8分)
[劇団 公式サイト]
劇団花鳥風月 公式サイト
http://www1.odn.ne.jp/kachofugetsu/
[ストーリー]
ある日の夜、公園で首吊り自殺をしようとしていた女性を止めてしまった男と、同じく通りがかった男女。たまたま居合わせてしまった3人で、女性の自殺をする理由を聞き出そうとするが・・・。
(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
4人芝居でいてとてもコンパクトにまとまった作品。いつもの劇団のノリよりも軽めで、わりと珍しい部類だったのではないだろうか。
ずっと公園での出来事なのだが、4人で展開していく完全な会話劇なのでテンポはとても大事。やや中だるみしそうな間はあったが、そこは約1時間という公演時間でカバーしているのでそういう問題は感じさせないのがうまい。
こういう芝居では脚本がまず大事なのだが、それを舞台として見せたときには、演出というよりも役者側のアクション・リアクションが一番重要なファクターを閉めると思う。そこに存在している人物として見せるのは台本に書いてある文章ではなくて、4人の登場人物なのだから。
4人がそれぞれ個性があって分かりやすかったのは良かったが、劇団の色的に、そこにいる4人の伏線が絡んでくると思っていただけに、全体的には少し肩透かしだったかも。意外とシンプルに終わってしまったが、この公演時間の短さならこれくらいがちょうど良かったのかも。
最後の終わり方は嫌いじゃないです。
というかこういうキレイに落とすことが出来る脚本こそが本当に魅力的だなぁと思う。それこそこの劇団の魅力なのだろう。
次回本公演は、少し間が空いての来年10月らしい。楽しみ。
評価:★★★☆☆

レビュー観劇
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俳優活動をしています。
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