インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

レビュー
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ポスター
邦題:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
原題:INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
脚本:デヴィッド・コープ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストン、カレン・アレン、ケイト・ブランシェット、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント、イゴール・ジジキン、アラン・デイル
データ:2008年/アメリカ/124分 [パラマウント・ピクチャーズ配給]
鑑賞方法:ワーナマイカル新百合ヶ丘 (8番シアター)
評価:★★★★☆
[ストーリー]
 1957年、大学で学生たちに考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うロシア軍が立ちはだかり……。
(シネマトゥデイ)
[インプレッション]
実は僕、今までの作品をきっちり観ていません。ただなんとなくTVのロードショーで知っている程度でしたが、この作品からでも十分に楽しめました。
しかしながら、シリーズを知っているとニヤリとするやり取りがふんだんに盛り込まれており、往年のファンにも応えられる内容になっています。
ストーリーラインはシリアスな展開から入っているようで、しっかりとインディ・ジョーンズお得意のぶっ飛びな展開でエンターテインメントを見せ付けてくれます。じっくり考えなくても面白いというかキャラクターが立っていて話の展開がとても丁寧に練られているのが感じられます。今起こっている事件にストレスなく導入することができるし、キャラクターの関係が非常によくわかる。
重厚長大になってしまいがちな超大作の続編だが、きちんとした”誰でもテンポよく観れるインディ・ジョーンズ”の文法を保ってることに感心しきりでした。これだけの巨匠が絡んでいる作品とは思えないほど。
作品の製作期間はずいぶんとかかったみたいですが、納得できるまで脚本を練りこんだだけあります。
最後の描写もうまく、この先 (続編)の展開をどちらとも取れる終わり方でいて、もうこのメンバーで構成されないかもしれない作品を絶妙な演出で後世へ残している気もする。

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