日別 アーカイブ: 2007年12月16日(日)

[Juliet] 4日目

今回の舞台は、原則的に入り時間が本番の1時間半前ということで、本番中にしてはビックリするくらい余裕があります。なのでボクは違う劇団の舞台を観にいったり (感想は別記事で)、他のキャストは美容院で前髪を作ってきたりします。
モチベーションを保つのが完全に個人管理なんですよね、良くも悪くも。
特に今回会話劇なのでキャストみんなでの意思統一が成されていないとお話になりません。あいや、他人の心配している場合じゃないけれど、今日観劇に行った劇団の人に「あれ、今日本番だよね??」なんて言われて改めて気持ちを切り替えているようじゃいけないなのだろうか。
・・・いけないよね。
[A班] マチネ 15:00
— (例によって割愛)
[B班] ソワレ 18:30
本日1回こっきりの本番というだけあってテンションはバッチリ。
中には飛ばしすぎな部分も見受けられたが自分の中で修正しながらやけに落ち着いてこなせました。
そんな役回りだしね。
今日観に来てくれているお客さんの中で昼に同じ舞台を見ていた方がいました。なんか変な感じ。
[A班] ソワレ 21:00
— (例によって割愛)
それが生活するということ
文学座の先生のアトリエ公演などを観にいくと、1ヶ月とか普通に本番をこなしています。その方いわく、「初日とどんどん芝居が変わっていくし、他の役との関係もだんだん違う解釈になってきて面白い」とのこと。
こういったことをずっとこなしているとそういう見方ができるのだろうけど、それは完全に生活の一部になって初めて成立するわけでもあるなと思ったりもする。
そういう生活に憧れが無いわけじゃないけど、今はまだ一つ一つの舞台、本番に集中して大イベントを迎えているかのようなテンションから外れちゃいけないなぁとも思うわけです。”余裕”から見えてくるものもあるのだろうけど、1年に数えるくらいしか板に立ってない僕にはまだまだたどり着けない境地でもある。

プリスタ ~Please Stand Up 日本のお父さん~

オモテ
東京P.R.O 12th Field Play
『プリスタ ~Please Stand Up 日本のお父さん~』
[Cast]
浅田惇一、有村優太、石田小百合、伊東明人、イトーエミ、うさみかおり、大平真嗣、栗原啓雅、小林玉青、坂下翔也、山口勇二、横田純、淀野正弘、他
[Staff]
作:山下良造
演出:鈴木茂樹 (時速12キロ)
舞台監督:和希
照明:田原聖子 (あかりとり)
音響/マニュピレータ:游也 (stray sound)
衣装:小野澤悠、小城由香里、平原亜樹、他
映像:森ビル69
宣伝美術:山田宏道
制作:東京P.R.O
協力:金井沙織、時速12キロ、すきがら沙智、ソマリ工房、ナール印刷、葉月、若林夕美子
[Time table] 青字=観にいった回
12月13日(木) 19:00
12月14日(金) 19:00
12月15日(土) 14:00/19:00
12月16日(日) 13:00/18:00
 [上映時間:約110分]
[Ticket]
前売り/当日:2,000円
(全席自由)
[Place]
シアター風姿花伝
(→ 西武池袋線椎名町駅より徒歩6分/→ 西武新宿線下落合駅より徒歩8分)
[劇団 公式サイト]
[ 東京P.R.O -Hyper Beat Field-]
http://www.tokyopro.jp/
[ストーリー]
家でも会社でも冴えないお父さん、金井省吾43歳が新入社員 梅崎の誘いでゲームにはまっていく。
ただそれは「プライザー・スタジアム」という以前このゲームをキッカケに傷害事件がおきたため発売中止になったイワク付きのゲーム。
このゲームを始めた直後からお父さんの身の回りで巻き起こる怪事件…
さーお父さんはどうする?やるのかやらないのか?弾けちゃわないのか?
さーPlease Stand Up 日本のお父さん!
この冬、デジタル演劇集団 東京P.R.Oが僕らデジタル世代に向けて警鐘をならす!?
(チラシ・公式サイトから引用)
[インプレッション]
題材が”ゲームの中に入る”という、東京P.R.OらしいSFファンタジーだったが、まぁ、ありきたりと言えばありきたりなテーマではある。
必然的に内容も現実と仮想現実 (ゲーム)との境界線になってくるんだが、そこはあえて外さずに堂々と描く。描ききる。
それは、見せ所が別にあるからであろう。
結局のところどこで勝負したい話なのかはとてもよく伝わってくる内容で、非常に好感が持てる。
ただ、ストーリーのベースがわかりきっていたという点で (よくあると言う意味で)、もっとテンポよく進んでほしかったかな。先の展開は大体読めた。
しかし、この劇団の見せ所はそこにあらず。本当に細かい個人技なのである。
随所に小ネタが仕込まれているんだが、それがスパイスになりオリジナリティを醸し出しているんだろう。うん、きっとそう。
残念なのはお客さんが少々置き去りになっていたこと。肝心 (?)の小ネタが流れ気味で判別が難しく、各個人でやられてしまうのでいまいち届いてこないうちに終わってしまう。
そこいらへんがちょいとストレスを感じ、それが物語終わりまでにちょいちょい出てくる。
やってることは楽しいのになぁ、もう少し、何かが足りない気がする。「もったいない」のとはちょっと違うんだけども、あの、個人的には大好きなノリを生かした化学反応がまだまだ見れそうな気がしてしまう。
評価:★★★☆☆