「いっぱい聞けないし、いっぱい喋れない」。NOVA、ついに学業務停止命令

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■ 経産省、NOVAに業務停止命令へ
「駅前留学」のキャッチコピーで急速に業績を伸ばした英会話学校最大手「NOVA」(統括本部・大阪市)に対して、経済産業省は13日、特定商取引法に基づき、1年を超える新規の長期契約について、6か月間の業務停止を命じる方針を決めた。

曜日や時間帯によって予約がとりにくい授業があるにもかかわらず、契約時にいつでも予約をとれるかのような説明をした行為が、同法の「不実の告知」などに当たると判断した。英会話学校に対する業務停止命令は初めて。
同社をめぐっては、中途解約時に利用者に不利な清算方法をとっているなどとして、全国の消費者センターに苦情が相次いでいる。経産省と都が今年2月に大阪の統括本部や東京本部、神奈川の教室を立ち入り検査するなどし、調査を進めてきた。

[以下抜粋]
・ 今後6か月間、1年を超える長期契約を結んだり、勧誘したりする業務ができなくなる (契約済みの受講生は引き続き授業を受けられる)。
・ まとめて多くのポイントを買うと単価が安くなる仕組みを採用しているため、ポイントの有効期限が3年となる長期契約を結ぶ受講生が多かったが、「予約がなかなかとれない」「期間内にポイントを消化しきれない」などとして、中途解約するケースが出ていた (業界関係者によると、外国語学校では中途解約を巡るトラブルを避けるため、契約期間は1年以内が主流)。
・ 中途解約に応じてもらえないなどとする苦情などが02年ごろから急増。全国の消費者センターに寄せられた同社に関する苦情・相談件数は06年度に1955件に上っている。

http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07061318.cfm
(2007年6月13日14時45分 読売新聞)


うわーやっちゃいましたね、業界最大手のピンクのうさぎさん。
今回経済産業省からの業務命令ですが、コムスンに続いて業務命令がバシバシ飛び交う絶好調の厚生労働省が黙ってるわけがありません。何らかの制裁があるんでしょうね。というか、1強皆弱の業界はホコリをたたけばどんどん出てきそうな感じ。
とはいえ大打撃は免れないNOVA。まだCM流してるけど・・・、どうなるんでしょう? 気づいたらいつでもキャンペーンやってるもんねあそこ。
これを機会に、日本人独特の隠蔽体質から脱却すべきだな、うん。関係者はどんどんリークしましょう。あること無いこと飛び交いますが、それが淘汰されて真実だけが残るのも競争経済の理論です。1昔前は1社で一生の時代だったけど、今は船を乗り換えるのが当たり前の時代。
そういった意味では、それを選択していく消費者によりシビアな市場が出来上がっていきますが、言ってしまえば消費者が甘すぎた実態が招いた今回の事態。NOVAは客からの訴訟が8000件を越える今になってようやく御達しが出たくらいですから。

いつでも市場を動かすのは消費者の意思でありたいものです。

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コメント

  1. ポリコ より:

    このニュースを知って、あたしが大爆笑したのは言うまでもないだろぅw

  2. axe より:

    >>ポリコ さん
    やや。
    そうでしょうそうでしょう。
    もしも、未だに”中の人”だったら、今頃笑ってられないでしょうけど。

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