『ドラゴンクエスト9』、DSで発売決定!

by axe | 2006年12月13日(水) 16:37

先日スクウェア・エニックスの新作発表会で、ドラゴンクエストの正当な続編『ドラゴンクエスト9 星空の守り人』がニンテンドーDSで発売されることが電撃的に発表された。
この発表は業界に衝撃を与えることになった。ポイントは、なんといっても国民的RPG”ドラクエシリーズ”がソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE)の「PS3」陣営を離脱し、任天堂の携帯型ゲーム機、「ニンテンドーDS」専用として発売されることになったという事実だろう。
発表会で判明した『ドラゴンクエスト9』の概要は以下のとおり。
 ・ 開発は『8』に引き続きレベルファイブが担当
 ・ シリーズ初のネットワーク対応タイトルで、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」を駆使した内容になる
 ・ 4人協力プレイが可能で、戦闘はシリーズ初のアクションタイプ
 ・ プロデューサーを含めてスタッフは『8』と同じ
 ・ 生みの親の堀井雄二氏は「DS版は外伝的な存在ではなく、まぎれもなく本シリーズです」とコメント
 ・ 上画面がマップ、下がプレイ画面として使われる
 ・ 堀井氏曰く、2007年中には出したいと考えている
会場ではゲストとして登場したSMAPの草なぎ剛さんたちとデモプレイが行われるなど、開発はかなり進んでいる様子。プレイ動画を見る限りでは美麗な映像ではなく、先に発売したスクウェア・エニックスのニンテンドーDSタイトル『ファイナルファンタジーⅢ』のようなポリゴンモデルのキャラクターで、フィールドでの先頭シーンは『聖剣伝説』のようだった。
かねてから「ドラクエシリーズは一番普及している機種で出す」と元代表は旧エニックス時代から言及してきたが、携帯機で正式なナンバリングタイトルが出るのはドラクエ20年の歴史の中で初めてだ。次世代機も含めても、手堅くPS2で出るだろうという説が大本命だったので、今回DSでの発表は大穴中の大穴ということになり、ネットでは発表直後からお祭り状態だ。
しかし、普及台数以外にも、据え置き機ではなくあえてDSを選んだということは、それなりに納得できる点がいくつかある。
まずは開発費の高騰問題。実はこれが一番大きなファクターなんじゃないかとにらんでいるんだが、PS以降ゲームの開発費はドンドン高騰していき、大作ゲームになると億単位の資金が必要になる。しかも、PS3ではさらに巨額の開発資金と時間が必要となればおのずと選択肢は絞られてくる。噂ではPS3のソフトを1本作るのに必要な資金で、DSのソフトが10本は開発できるらしい。
さらにネットワーク対応という点。今発売されている次世代機といわれるゲーム機には、必ずネットワークに対応していて、ニンテンドーDS、PSP、XBOX360、PS3、Wiiはすべてネットワーク機能が売りのひとつでもある。現在利用できるネットワーク対応機器の中で、一番普及しているのはニンテンドーDS以外考えられないだろう。
「ニンテンドーDS Lite」は今年最も注目され、売れたお化け商品である。いまだに店頭に出すと瞬く間に売切れてしまう状況が続いているようだが、これで普及にいっそう拍車がかかることだろう。まだ持っていなくていつか買おうと考えてる方は、今のうちに手に入れておくことをオススメします。
ちなみにスクウェア・エニックスは同社の代表的RPGの最新作『ファイナルファンタジー13』をPS3で発売するということを今年5月に発表している。これにより各人気ハードでの同時展開をしていくつもりだろう。「魅せる」FFと「体験する」DQということか。なんにせよ、ユーザーに選択の余地が広がったのは確かだ。

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